お雛様を飾る時期と飾り方をわかりやすく!雛人形は誰が買うべき?
- 2014/12/19
- ひな祭り
春の訪れを告げるような女の子の節句、雛祭り。
女の子のいる家では、年に一度、
しまってあったお雛様を飾る準備も楽しいものです^^
あなたのおうちに雛人形がある場合は
押入れから引っ張り出して飾ればいいわけですが、
雛人形がない場合は購入する事を検討するはずです。
さて、購入する場合は誰が雛人形を買うべきなのでしょう?
お父さんやお母さん?
それともおじいさんやおばあちゃん?
おじいさんやおばあさんと言っても、
母方の両親が用意するべきなのか?
祖父母に買ってもらえるなら越した事はないですよね。
おばあさんに購入してもらう為には
ある程度の理由付けが必要になってきます。
そしてひな祭りは何の為に行なうのか?
意味や由来はあまり知られていませんね。
今回はそんな素朴な疑問について、色々調べてみました。
これから雛人形を購入しようと思っている
あなたのお役に立つ情報をまとめていきます!
お雛様の意味とは?
雛人形を購入する前に、
雛人形を飾る意味と由来をご紹介致します。
3月最初の巳(み)の日に男女が
川のほとりに集まり、穢れを祓うために
草木や紙の人形(ひとがた)で体をなで、
身代りとして川に流す風習は、平安時代からありました。
今でも「流し雛」として、この風習は残っています。
雛人形に限らず、古来日本では、
人形は持ち主に降りかかる災厄を身代りに受けてくれるもの。
という意味がありました。
このことから、持ち主の女の子の健やかな
成長と幸せを願い、娘の災厄を祓うよう
雛人形を飾るようになったのです。
お雛様の飾り方は?いつから飾ればいい?
お雛様にも、三人官女や五人囃子まで揃った段飾り。
お内裏様とお雛様だけのシンプルなもの
など、いろいろなタイプがあります。
雛人形の飾り方・しまい方
どんなお雛様でも、
その家の女の子の守り神のような存在です。
年に一度の雛祭りの日、リビングなど、
お客様や家族の目につくところに飾ってあげましょう。
「これからの1年間、我が家の娘を守ってください!」
という願いをこめて飾れば、
それだけでお雛様はとても喜んでくれるはずです。
雛あられやちらし寿司をお供えして、
女の子の成長を祝いましょう。
お雛様を飾る時期は?
お雛様を飾る時期は、季節が春を
感じさせる節句である「雨水の日」。
すなわち2/19、2/20ごろからがよいと言われています。
節句の前日や当日に飾るのは、
「一夜飾り」といって、縁起が悪いとされてきました。
しまう時期は地域にもよりますが、
あまり長く飾っていると、湿気や
埃のためにお人形が痛んでしまいます。
日当たりのよいリビングに飾った場合、
お雛様が日焼けしてしまうおそれも・・・
3月3日を過ぎたら、2週間以内に
雛人形をしまうほうがよいでしょう。
雛人形を買うのは妻の実家?一般的に誰が買うべき?
かつては、嫁入り道具のうちのひとつと扱われていた雛人形。
成長を見守ってくれたお雛様と一緒にお嫁にいく。
というのが、習わしでした。
その名残で、今も多くの地域で、
初節句を迎える女の子の母親の実家。
つまり、母方の祖父母から贈られるのが一般的です。
現代ではそうしたしきたりにこだわらず、
飾るスペースに合わせて両親の好みに
あった人形を選んだり、父方の実家から
贈られたりすることもあります。
我が家に生まれてきた娘の幸せを祈り、
健やかな成長を祝うためのお人形
だということを第一に考えて、
家族で相談しながら用意してあげましょう。
まとめ
ひな祭りの主役はあくまでもあなたの娘です。
娘の幸せを祈り、この一年の成長を祝うと
同時に、家族みんなで華やかな雰囲気を楽しむ!
これが雛祭りの醍醐味ですね。
しきたりや習わしにこだわりすぎなくても大丈夫です。
家族のみんなの笑顔がそろえば、
飾られたお雛様もきっと喜んでくれるはずです。
ずっと思い出に残る雛祭りにしてくださいね。
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