還暦は何歳?赤いちゃんちゃんこを渡す意味は?食事会の予算もあわせて♪
- 2015/3/7
- 還暦のお祝い
おじいちゃん、おばあちゃんと呼ばれる
節目の年、というイメージのある「還暦」。
60歳前後の年代のことを、
「アラカン(around 還暦)」
と呼んだりするようですね。
現代ではまだまだ現役と言っていいほど
若々しい60代ですが、そもそも、
還暦ってどういう節目なのでしょう?
身近な人が還暦を迎えるときに、
由来を知っていると自然にお祝いの
言葉をかけてあげられますね。
という事で今回は、還暦の意味や由来をご紹介致します。
また、還暦の方へのお祝いに「赤いちゃんちゃんこ」を贈ります。
これはどういった意味かご存知ですか?
たぶんご存知ない方も多い事でしょう。
この辺に付きましても調べて行きたいと思います。
還暦とは?意味と由来をわかりやすく
今は満60歳の誕生日にお祝いすることが多い還暦ですが、
本来は数え年61歳のお祝いのことを指します。
干支(えと)が自分の生まれた年と同じになる、
「暦が還る」ことから、「還暦」、または「本卦還り」と呼ばれています。
干支には、十干(じっかん)と
十二支を組み合わせた60通りがあります。
十二支はよく知られている、
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類ですね。
十干は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10通りあり、
古くは方角や時刻、年や月を表すのに用いられてきました。
還暦は、この2種類が生まれた年と同じ組み合わせになる年のことです。
同じ組み合わせになる年はその年は、60年に一度巡ってきます。
「人生50年」といわれ、
平均寿命が今よりも短かった時代には、
還暦を迎えられるのはとても幸運なことでした。
その幸運を祝い、さらなる長寿を願って、
還暦を祝う風習が生まれたのです。
還暦に赤いちゃんちゃんこを渡す理由は?
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還暦のシンボルともいえる、「赤いちゃんちゃんこ」。
地方によってはちゃんちゃんこの代わりに、
還暦を迎えた人へ座布団や烏帽子を贈るところもあります。
その場合も、多くは赤いものを贈っているそうです。
では、何故還暦のお祝い物には赤が使われるのでしょう?
赤という色は、還暦と深いかかわりがあるようです。
⇒古来日本では、赤という色には
魔除けの力があると信じられてきました。
生まれたばかりの子どもにも
赤い産着を着せる習わしもあったのです。
干支がぐるりと一回りし、
生まれた年とまったく同じ年回りになる「還暦」。
生まれ変わった気持ちで改めて厄を払い、
新しい人生の門出を祝う意味をこめて、
赤いちゃんちゃんこは贈られています。
ご理解頂けましたか?
【還暦祝いのお食事】予算相場とおすすめメニューは?
父母や祖父母、義理の父母など、
身近な人の還暦のお祝いの席は、
どのように調えればよいのでしょうか?
還暦の祝い膳にはこれといった決まりはなく、
地域や家庭によってさまざまです。
自宅で家族が準備することもありますが、
レストランやホテルの還暦祝いプランを利用するのもいい思い出になります。
実際に我が家でも家族みんなでホテルで一泊し、
おばあちゃんの還暦のお祝いを済ませました。
では、周りの方たちは還暦祝いにどれくらいの予算を考えているのでしょう?
個室を予約できるレストランのコース料理の場合、
予算は4,000円から12,000円ほどが相場のようです。
予約時に還暦の祝いであることと
主役の好みをお店に伝えれば、
ふさわしい祝い膳を用意してくれますよ。
自宅でお祝いする場合は、
尾頭付きの鯛、赤飯、お寿司などの
おめでたいメニューがおすすめです。
還暦を迎える主役からのリクエストがあれば、
好物をたくさん作ってお祝いしてあげましょう。
まとめ
還暦の意味や由来。
赤いちゃんちゃんこを贈る意味などをご紹介致しました。
還暦は、人生がぐるっと一周した節目の年。
別の言い方をすると、
「二度めの誕生日」です。
家族みんなで、新たな人生の門出をお祝いしてくださいね。