取引先にお中元を渡す時期はいつからいつまで? 遅れた場合の対処法
- 2015/3/28
- お中元
実家や親戚、上司など、
お世話になった方に贈るお中元。
その年の前半にお付き合いのあった会社へ、
感謝の意をこめてお中元を贈る場合もあります。
個人同士のつながりも大事だけど、
仕事の上でのつながった縁も大切。
「これからも長くお付き合いしたい!」
相手の会社の方にそう思ってもらえるよう、
品物だけでなく、マナーにも気を配りたいものです。
・「取引先にお中元を贈る場合、いつ頃渡せばいいの?」
・「取引先に失礼のないお中元の金額相場はいくらくらい?」
・「うっかり取引先にお中元を渡し忘れた場合の対処法は?」
などなど、気にしている方も多い事と思います。
という事で今回は、
取引のある会社へお中元を贈る時期や、
時期がずれてしまった場合の対処法についてご紹介します。
取引先にお中元を贈る時期は?
「お中元は7月上旬から7月15日に贈るのが習わし」
と多くの方が思っている事でしょう。
実は、七月上旬は関東を中心とした
多くの地域での平均的な期間なのです。
関西などでは、
お中元は旧盆の時期に合わせて
8月に贈り合うのが一般的なのです。
地域によって異なるお中元の時期をまとめました。
贈るときは、取引先の会社の所在地に
合わせた時期に届くよう、確認してくださいね。
地域 | 時期 |
---|---|
北海道 | 元々は旧盆の時期である7月15日~8月15日。 近年は関東に合わせて、7月1日~7月15日に贈り合うことが多くなっている。 |
東北、関東 | 7月1日~7月15日 |
北陸、東海 | 地域によって異なる。 都市部では関東に合わせた7月1日~7月15日。 お盆を旧暦で行う地域では7月15日~8月15日。 どちらの時期に贈るか迷う場合は、7月15日に届くように贈るのが無難。 |
関西、近畿 | 旧盆を行う地域が多く、7月15日~8月15日に贈り合う。 近年は関東に合わせることも多く、7月初旬~中旬に贈る場合も。 |
中国、四国 | 7月15日~8月15日が一般的。 |
九州 | 8月初旬~8月15日。 関東に合わせることもあり、年々時期が早まる傾向にある。 |
関西から関東の取引先にお中元を手配する際、
時期が外れてしまうようなことがないように注意が必要ですね。
時期を迷った場合は、
お中元が7月15日ごろに相手に届くよう、
発送を手配するのがよいと思います。
会社宛に送ることになるので、
土日に届くことのないよう、
曜日にも気をつけましょう。
お中元の時期を過ぎてしまった場合の対処法は?
「うっかりしていて、お中元の時期を過ぎてしまった!」
「手配が遅くなって、時期を外れて相手先に届くことになってしまった・・・」
などなど、
万が一お中元の時期を過ぎて渡す場合は
どのように対処するのが望ましいのでしょう?
「しょうがない、今年は贈らないでおこう」
というわけには、いきませんね。
時期外れになってしまった場合には、
のしの表書きを次のように替えて贈りましょう。
関東を中心とした地域(お中元の時期が7月15日まで)
時期 | のしの表書き |
---|---|
7月16日~8月7日ごろ(立秋) | 暑中お見舞(暑中御見舞) 暑中お伺(暑中御伺) |
立秋以降~9月上旬 | 残暑お見舞(残暑御見舞) 残暑お伺(残暑御伺) |
関西や旧盆を行う地域(お中元の時期が8月15日まで)
時期 | のしの表書き |
---|---|
7月上旬日~8月15日 | お中元(御中元) |
8月16日~9月上旬 | 残暑お見舞(残暑御見舞) |
時期を外した!と思っても、
慌てずに対処すれば失礼にならずに済みます。
相手の会社のある地域を確認して、
のしを選んでくださいね。
*のしの書き方についてはコチラのサイトで詳しく紹介しています。
⇒冠婚葬祭マナー$ビジネス知識
まとめ
取引先にお中元を渡す時期や
遅れた場合の対処法をまとめました。
「今年も半分を過ぎ、この半年お世話になったことを感謝しております」
お中元は、そんな感謝の思いを形にして贈るものです。
相手の地域の風習にも気を配って、
時期を外さずに受け取ってほしいですね。
相手に好印象を与えて、今後のビジネスに活かしてください!
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