お中元のお返しを渡すベストタイミングは?金額の相場とのしの書き方
- 2015/4/2
- お中元
「お中元のお返しってしなくてはダメ?」
日本の夏の風物詩が、
お世話になった方へ贈るお中元ですね。
たとえ会社の部下であっても、
お中元をいただいたらお礼の気持ちは伝えたいはずです。
では、どうやってお礼の挨拶は伝えたらいいのでしょう?
電話やメールで「届きました」と連絡するだけではなく、
お礼状を添えた心づくしの品を返すべきなのでしょうか・・・
また、
・「どんなものを、どのタイミングで渡せばいいのかわからない」
・「お中元のお返しののしには、なんて書けばいいの?」
なんて疑問を持っている方も多いのでは?
デパートや通販サイトでは、
「お中元特集」はあっても、
「お返し特集」は見かけませんよね。
と言う事で今回は、
お中元のお返しについてご紹介します。
お中元のお返しについての疑問をスッキリ解消させましょう!
お中元のお返しは、必ずしなければならないもの?
お中元は、日頃お世話になっていることへの
感謝の気持ちとして贈られるものです。
⇒なので、受け取った側は、
「必ずお返しの品を送らなければならない」
という訳ではありません。
ただし、お返しをしない場合でも、
受け取ったらすぐに無事届いたことを贈り主に知らせてあげましょう。
遠方の家族などの親しい間柄なら、
電話やメールでお礼を言って済ませる場合もあります。
でも、
お礼状を書き、
感謝をきちんと伝えるのが正式なマナーです。
心遣いへの感謝としてこちらからもなにか贈る場合にも、
お返しをすることを書き添えたお礼状を先に送ってくださいね。
お礼状が相手に届いてから、
2、3日後にお返しの品が届くよう、
発送の手配をすることをおすすめします。
お中元のお返しは、いつ渡せばいい?のしはかけるべき?
お中元をいただいたら、
まず、お礼状はすぐに書いて送りましょう。
⇒【お中元】好感を持たれるお礼状の書き方|ビジネス、上司への例文
お礼状とは別にお返しの品を贈る場合は、
時期によって、かけるのしを選ぶことが大事です。
お中元は、関東を中心とした地域では、
7月上旬から7月15日頃に届くように贈ります。
関西や九州など、旧盆を行う地域の場合には
少し遅く、7月中旬から8月15日頃までが一般的です。
お中元はお返しをしなくてもよいとされているので、
お返しののしについても決まりはありません。
のしの選び方は、以下のように
相手に届く時期を考慮してくださいね。
お中元の時期ののし「お中元」
暑中見舞いの時期ののし 「お中元」 「暑中御見舞」 「暑中御伺」 立秋以降~9月上旬ののし 「残暑御見舞」 「残暑御伺」 |
⇒取引先にお中元を渡す時期はいつからいつまで? 遅れた場合の対処法
お中元のお返しの予算と喜ばれる品のご紹介
「いつもお世話になっているお礼に。」
などという、感謝の気持ちの表しに贈っていただいたお中元。
贈った物よりも高価なお返しが届くと、
相手はかえって恐縮してしまいます。
お返し不要なお中元ですが、
気持ちとしてなにか贈りたいという時は、
いただいた品の半額程度の物を選びましょう。
相手との関係などにもよりますが、
近年のお中元の予算は3,000円~5,000円が約50%を占めています。
いただいたお中元の品の値段がわからない時は、
3,000円程度を目安にお返しをするといいですね。
お返しの品はお中元を選ぶときと同様に、
相手の年齢や好み、家族構成などを考えて選びましょう。
ビールやジュースといった飲み物や、
洗剤などの生活用品がおすすめです。
お返しの品は、相手が気楽に受け取れるものを選んでくださいね。
まとめ
お中元のお返しについてまとめました。
お中元は、相手への日ごろの感謝の
気持ちを表すとても美しい習慣です。
その気持ちに感謝で返すのも素敵なことですよね。
これまでもこれからも、
お互いに感謝しあえる関係でいられるよう、
スマートにお返しを贈ってください!
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