ママが乳幼児を叱る時気をつける事と手を上げてしまった時のフォローの仕方
- 2015/10/9
- 子育て
子供の叱り方って難しいですよね?
特に乳幼児の場合、
なぜ叱られたのかがわからず、
恐怖心だけが残ってしまいかねません。
上手に叱りたいと思ってもなかなか上手くいかず、
つい手を上げてしまい、落ち込むこともあるでしょう。
母親だって人間です。
親子そろって、叱り方・叱られ方を学んでいくものなのです。
今回は乳幼児を叱る時に気を付けることや
対処法をまとめてみましたので、ママさんは是非参考にしてみてください。
乳幼児を叱る時気をつける事
子供だって、小さいけれど1人の人間です。
叱るときに1番大切なのは、
子供の人権を尊重してあげることです。
あまり子供扱いして年齢にそぐわない
叱り方をしていると、上手くいかないことがあります。
むやみに叱りつけて、一時的に
押さえつけようとするもいけません。
「やめなさい!」、「いい加減にしなさい!」
と言っただけでは子供の心には響きません。
「なぜそれをしてはいけないのか?」
「どうして今騒いではいけないのか?」
などを、きちんと説明して納得させる事が大切です。
また、子供にも子供なりのプライドがあります。
だから、お友達が見ている前で
強く叱責するのもよくありませんよね。
離れた場所に連れて行って、
お友達に聞えないようにしてあげましょう。
後で叱るというのも効果がありません。
その場で叱らなければ、
「子供はなぜ叱られているのか」
がわからなくなってしまいます。
叱るときには、必ず子供の目線まで降りて
しっかり目を見て話すことも重要です。
一人前として子供を扱っていることを伝えることができます。
噛みついてきた時の対処法と叱り方
1~2歳の子は、よく噛みつきます。
言葉で自分の意思や気持ちを伝えられない
子供にとって、噛み付く事は表現方法の1つなのです。
そのため、子供には噛みつくことが悪いという認識がありません。
もしも噛まれて痛かったとしても我慢して、怒らないであげてください。
噛みつかれた場合は、子供の代わりに
気持ちを言葉にしてあげて、その上で、
噛まれると痛いことと、何と言ったらいいのかを教えてあげましょう。
「○○ちゃんは、このクレヨンを使いたかったけど上手く言えなかったのね。でも噛まれたら痛いんだよ。ママとっても痛いよ。今度からは噛まないで“かして”って言おうね。」という感じです。
癇癪を起こした時の対処法
1~4歳くらいまでは、下記動画のこの様に
癇癪を起して手が付けられなくなることもあります。
動画で見ている分には可愛らしくて
思わず笑ってしまったりしますが、傍にいるママは大変です。
ついイライラして叱りつけてしまうかもしれませんね。
でもそこでちょっと深呼吸して一拍おきましょう。
癇癪を起している子供は、
その子なりに何か我慢できない感情を
抱いてママに助けを求めているのです。
まずは子供をぎゅっと抱きしめてあげましょう。
暴れて拒絶する場合は、
そっと触っているだけでもいいので
スキンシップを取り、「ママはここにいるよ」と安心させてあげます。
泣くだけ泣いてママに抱きしめてもらうと、
ストレスが発散できてすっきりすることも多いのです。
感情を全部吐き出させるのは効果的です。
また、本人が上手く言い表せない気持ちを口にしてあげましょう。
「思い通りにならなくて悔しいね、イライラしちゃうね」
などと話し、声をかけ続けます。
泣き叫んで最初は聞いていなくても、
だんだんこちらを向いて話を聞くようになりますよ。
「ママ嫌い」、「あっちに行け」
などと言われても、それは本心ではありません。
「ママのこと嫌いなの!?」と動揺したり、
「ママだって嫌い!」などと感情的になったり、
本当に放置したりしては絶対にいけません。
「あなたがママのことを嫌いでも、ママはあなたが大好きでとても大切」
と言ってあげましょう。
子供は結局、ママに甘えたいのですから。
子供に手を上げてしまった時のフォローの仕方
「暴力はいけないと思いつつも、つい子供に手をあげてしまった・・・」
日々の育児の大変さを思えば、そんなこともあると思います。
その瞬間の激しい後悔の気持ちは、
なんとも表現できないものですよね?
手を上げてしまったら、言い訳をせずに、子供にそのことを謝りましょう。
「ママはあなたが悪いことをしたから怒ったのよ。でも叩いたのはママが悪かった。ごめんなさい」
という言い方がいいでしょう。
「手をあげたのは悪かったけど、」から始めると、暴力の正当化になってしまいます。
その後は抱きしめてあげること、
そのことを引きずらずに普通の会話をすることも十分なフォローになります。
まとめ
乳幼児を叱る時気をつける事をまとめました。
育児に奮闘中のママさんのお役に立てれば幸いです。
どんな場合も、まずは母親である自分が冷静になって落ち着くことが大切です。
でもそれができなくて、落ち込むこともあるはずです。
母親ならみんな1日の終わりに、
後悔と反省の念に苛まれているものです。
でも反省できれば大丈夫!
次からは少し上手く対応できますよ。
日々成長、毎日が勉強です。
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