子供の褒め方がわからない|子供をやる気にさせる上手な褒め方とダメな例

この記事の所要時間: 435

579c4860ac3fba456223211b32c8c600_s
子育ては難しいものです。

毎日子供と一緒にいると、つい叱りすぎてしまったり、甘やかしてしまったり・・・

お母さんは自己嫌悪と反省を日々繰り返しているものです。

「子供を褒めて、長所を伸ばしてあげたい」

と思っても、どうやって褒めていいのかわからない時ってありますよね?

本記事では、子供をやる気にさせる上手な褒め方と、ダメな褒め方をまとめてみました。

子育てに関してお悩みや不安があるママさんのお役に立てれば幸いです。

スポンサードリンク

子供を褒めるとどのような効果があるのか?

子供を褒めて育てるのがいいとは言いますが、実際に褒めるとどのような効果があるのでしょうか?

大人だって、褒められると嬉しくなります。

「今日の料理はおいしいね」と言われたら、自信が出て、「次もがんばっておいしいものを作ろう!」と思いますよね。

それが褒めることの効果です。

子供も、褒められることで、自分のやっていることに自信を持って取り組めるようになります。

「やればできる」という自信を持ち、成長していけるのです。

・もっと伸びたい
・次もがんばりたい

という意欲につながります。

また、毎日褒められている子供は友達が増える傾向にあるとも言います。

こちらの動画では子供を毎日褒める事による調査結果を紹介しています。

褒めることはやはりプラスにつながるのです。

子供に悪影響を及ぼすダメな褒め方

b069890f90731349561d592714023be6_s
褒めるのが大切とは言っても、その褒め方を間違えてはいけません。

逆効果となる悪い褒め方もあるのです。

ここでは逆効果につながる悪い褒め方の例を3つご紹介致します。

1・何でも褒める

まず、何でもかんでも闇雲に褒めるというのはいけません。

勝っても負けても、成功しても失敗しても褒めていると、自分は特別だと思い込み、努力をしない子供になってしまいます。

努力し、頑張ったからよい結果が得られたということがわかるように、一緒に教える必要があります。

2・比較して褒める

また、誰かと比べて褒めるのもいけません。

お友達や兄弟と比較して、「○○ちゃんよりできたね」という褒め方はやめましょう。

相手より自分の方が偉いなどと人を見下すような気持ちを育ててしまいます。

そして、いつもこういう褒め方をしていると「誰かに勝つために何かをする」という考え方になってしまいます。

そうすると、わからない子に教えてあげようとか、お友達の成功を一緒に喜ぶとかいうことができなくなってしまいます。

3・褒める事ばかり考え叱らない

最後に、褒めることばかり考えて、子供を叱らなくなってしまうことにも注意しましょう。

・何をしても叱られない
・自分はいつも正しい

などと、間違えた考え方をするようになってしまいます。

スポンサードリンク

子供をやる気にさせる正しい褒め方

f9f90ebd9d2e06b083adf9003fe0f541_s (1)
では、子供をやる気にさせるにはどんな褒め方がいいのでしょうか?

ポイントを5つご紹介しましょう。

1・タイミングを逃さない

褒めたいところを見つけたら、その場ですぐ褒めましょう。

子供は後で褒められても覚えていなかったり、あまり心に響かなかったりします。

タイミングが重要です。

2・しっかり子供の目を見て

洗い物をしながら、顔も見ないで「あら、偉いわね」なんて言うのは絶対にいけません。

何かをしながらではなく、ちゃんと子どもの目線まで下りて、しっかりと目を見て褒めましょう。

これは褒める時だけでなく、子供と会話をする時にはどんな場合にも重要なことです。

3・結果ではなく、頑張ったことを褒める

努力を褒められた子供は、結果がどうであろうと、努力する事に喜びを感じるようになり、何にでもチャレンジできるようになります。

逆に結果だけ褒めてしまうと、失敗することを恐れて新しいこと、難しいことをやりたがらなくなってしまいます。

新しいことに挑戦した時には、いつも以上に褒めてあげるといいでしょう。

4・具体的に褒める

「えらいね」とか「お利口さんだね」とか曖昧な褒め方をするよりも、具体的にどんなところがいいのかを褒めるようにしましょう。

例えば、

「お手伝いしてくれて助かるな」
「絵を書くのが上手になったね」
「お友達に親切にできたね」

などと声をかけるのです。

その方が嬉しさも増し、自分のことをよく見てくれているんだなという安心感も得られます。

5・スキンシップも一緒に

頭を撫でたり、ぎゅっと抱きしめたりしながら褒めてあげましょう。

スキンシップを加えることで、子供はもっと幸せな気分になり、もっと頑張ろうという気持ちになるのです。

まとめ

子供をやる気にさせる上手な褒め方についてまとめました。

子供を褒めるというのは、簡単なようでなかなか難しいものです。

今まで褒め方が上手くなかったなと思う方も、これから徐々に実践してみてください。

最初はぎこちなくても、毎日意識して何度もやっていれば、自然とできるようになりますよ。

まずは、ぎゅっと抱きしめて「よくできました!」と言ってあげることから始めてみましょう!

★おすすめ関連記事★
スマホを子供に持たせる時の注意点|与える際にする約束事まとめ
スポンサードリンク

ピックアップ関連コンテンツ

関連記事

ピックアップ記事

  1. お歳暮で贈る定番といえばハム。 そんな印象を持つ方は多くいらっしゃることと思います。 で…
  2. 「今日は寒いね。」 学校や職場で「寒いね」と挨拶代わりに 声をかけあうくらい、朝夕は冷え…
  3. ダイエットに大切なのは、 ローカロリーで栄養バランスの 取れた食事を摂ることです。 特…
  4. いよいよ年末が押し迫って来ましたね。 クリスマスやお正月が楽しみになってきた今日この頃…
  5. 急にお腹が痛くなって下痢をしたり、あまりの痛さに動けなくなったりした経験はありませんか? …

カテゴリー

旬な話題をチェック!

  1. 【大学の謝恩会】乾杯、卒業生代表、締めの挨拶例文とスピーチする際の注意点

    卒業の季節が近づいてきました。 卒業式や謝恩会などに付き物なのが、代表者の挨拶です。 …
  2. 【女性のいぼ痔】原因と症状|押し込むと治るの?自宅で簡単に出来る治し方

    女性のいぼ痔は診察してもらうのが恥ずかしいので、すぐには病院に行きづらい病気です。 「いぼ…
  3. 初日の出の時間2017年予想!東京、大阪、静岡のおすすめスポットは?

    元旦の朝は、どのように過ごしていますか? 私は毎年、初日の出をみる為に、 年越しのお酒は控え…
  4. 仕事納め挨拶例文|上司、社長への挨拶スピーチとメールを送る際のマナー

    2015年も残りわずかです。 ついこないだ正月を迎えたばかりだと感じるのは私だけでしょうか…
  5. 【七五三】7歳の女の子のヘアスタイル人気ランキング!ショート、ロング編

    七五三は様に子供の成長を感謝しお祝いする伝統行事です。 参拝に行くのも大切なことですが、 …
  6. 手抜きでOK!バレンタインの義理チョコを安く簡単に済ませるコツと作り方

    バレンタインは好きな人にチョコレートをあげる楽しい日♪とは限りません。 この時期は会社など…
  7. バストアップにお灸がおすすめの理由と効果のあるツボ|熱くないの?

    本格的な夏に向け、素敵なボディラインを目指して 日々努力されている方も多いのではないでしょうか…
  8. 【書き初め】今年の抱負にぴったり!かっこいい四字熟語の見本

    「お正月と言えば書き初め!」 と思っていたのは、小学生くらいまででしょうか? 最近は…
ページ上部へ戻る