子供の褒め方がわからない|子供をやる気にさせる上手な褒め方とダメな例
- 2015/10/7
- 子育て
子育ては難しいものです。
毎日子供と一緒にいると、つい叱りすぎてしまったり、甘やかしてしまったり・・・
お母さんは自己嫌悪と反省を日々繰り返しているものです。
「子供を褒めて、長所を伸ばしてあげたい」
と思っても、どうやって褒めていいのかわからない時ってありますよね?
本記事では、子供をやる気にさせる上手な褒め方と、ダメな褒め方をまとめてみました。
子育てに関してお悩みや不安があるママさんのお役に立てれば幸いです。
子供を褒めるとどのような効果があるのか?
子供を褒めて育てるのがいいとは言いますが、実際に褒めるとどのような効果があるのでしょうか?
大人だって、褒められると嬉しくなります。
「今日の料理はおいしいね」と言われたら、自信が出て、「次もがんばっておいしいものを作ろう!」と思いますよね。
それが褒めることの効果です。
子供も、褒められることで、自分のやっていることに自信を持って取り組めるようになります。
「やればできる」という自信を持ち、成長していけるのです。
・もっと伸びたい ・次もがんばりたい |
という意欲につながります。
また、毎日褒められている子供は友達が増える傾向にあるとも言います。
こちらの動画では子供を毎日褒める事による調査結果を紹介しています。
褒めることはやはりプラスにつながるのです。
子供に悪影響を及ぼすダメな褒め方
褒めるのが大切とは言っても、その褒め方を間違えてはいけません。
逆効果となる悪い褒め方もあるのです。
ここでは逆効果につながる悪い褒め方の例を3つご紹介致します。
1・何でも褒める
まず、何でもかんでも闇雲に褒めるというのはいけません。
勝っても負けても、成功しても失敗しても褒めていると、自分は特別だと思い込み、努力をしない子供になってしまいます。
努力し、頑張ったからよい結果が得られたということがわかるように、一緒に教える必要があります。
2・比較して褒める
また、誰かと比べて褒めるのもいけません。
お友達や兄弟と比較して、「○○ちゃんよりできたね」という褒め方はやめましょう。
相手より自分の方が偉いなどと人を見下すような気持ちを育ててしまいます。
そして、いつもこういう褒め方をしていると「誰かに勝つために何かをする」という考え方になってしまいます。
そうすると、わからない子に教えてあげようとか、お友達の成功を一緒に喜ぶとかいうことができなくなってしまいます。
3・褒める事ばかり考え叱らない
最後に、褒めることばかり考えて、子供を叱らなくなってしまうことにも注意しましょう。
・何をしても叱られない
・自分はいつも正しい
などと、間違えた考え方をするようになってしまいます。
子供をやる気にさせる正しい褒め方
では、子供をやる気にさせるにはどんな褒め方がいいのでしょうか?
ポイントを5つご紹介しましょう。
1・タイミングを逃さない
褒めたいところを見つけたら、その場ですぐ褒めましょう。
子供は後で褒められても覚えていなかったり、あまり心に響かなかったりします。
タイミングが重要です。
2・しっかり子供の目を見て
洗い物をしながら、顔も見ないで「あら、偉いわね」なんて言うのは絶対にいけません。
何かをしながらではなく、ちゃんと子どもの目線まで下りて、しっかりと目を見て褒めましょう。
これは褒める時だけでなく、子供と会話をする時にはどんな場合にも重要なことです。
3・結果ではなく、頑張ったことを褒める
努力を褒められた子供は、結果がどうであろうと、努力する事に喜びを感じるようになり、何にでもチャレンジできるようになります。
逆に結果だけ褒めてしまうと、失敗することを恐れて新しいこと、難しいことをやりたがらなくなってしまいます。
新しいことに挑戦した時には、いつも以上に褒めてあげるといいでしょう。
4・具体的に褒める
「えらいね」とか「お利口さんだね」とか曖昧な褒め方をするよりも、具体的にどんなところがいいのかを褒めるようにしましょう。
例えば、
「お手伝いしてくれて助かるな」
「絵を書くのが上手になったね」
「お友達に親切にできたね」
などと声をかけるのです。
その方が嬉しさも増し、自分のことをよく見てくれているんだなという安心感も得られます。
5・スキンシップも一緒に
頭を撫でたり、ぎゅっと抱きしめたりしながら褒めてあげましょう。
スキンシップを加えることで、子供はもっと幸せな気分になり、もっと頑張ろうという気持ちになるのです。
まとめ
子供をやる気にさせる上手な褒め方についてまとめました。
子供を褒めるというのは、簡単なようでなかなか難しいものです。
今まで褒め方が上手くなかったなと思う方も、これから徐々に実践してみてください。
最初はぎこちなくても、毎日意識して何度もやっていれば、自然とできるようになりますよ。
まずは、ぎゅっと抱きしめて「よくできました!」と言ってあげることから始めてみましょう!
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