いじめで不登校になった子供を立ち直らせる方法!仕返しはするべき?
- 2017/1/12
- 子育て
今では社会問題のひとつとも言える「いじめ」。
子供を持つ親からすれば決して他人事でありません。
ましてや、もしも自分の子供がいじめに合い、「学校に行きたくない」と言ったのなら、胸が締め付けられる思いとともに、何とかしてやりたいと親なら誰しも思うはずです。
では、不登校になった子供を立ち直らせ、再び学校に行きたいと思わせるにはどのような対応をすべきなのか?
本記事では子供が不登校になった時の対処方法を考察していきたいと思います。
虐められる子供の特徴
虐められる子供は共通点があります。
その共通する特徴を変えることができれば、いじめのターゲットにされることも少なくなるでしょう。
▼気が弱い
・大人しい ・嫌だと拒否できない ・何も言わずに黙っている ・笑ってごまかす |
反感を買ってエスカレートする可能性があります。
それに嫌がっていると知らず、虐めを続けることも。
▼目立っている
・派手すぎても地味すぎてもダメ ・体形が原因のいじめもある |
普通とは違う特徴への興味・好奇心から虐めが始まることがある。
あと、リーダーシップを発揮する・頭がいい・スポーツ万能など、周りより秀でている子がいじめられやすい。
▼生真面目
・言われてことを真に受けすぎる ・軽く言われた言葉を重く受け止める ・我慢強い ・周りに気づかれにくい |
冗談が通じず“空気が読めないやつ”とレッテルを張られます。
こういう特徴の子はネガティブになりやすく、暗い態度になってしまうのでターゲットにされやすいです。
▼周りと一緒のことができない
・当たり前のことができない ・何度もミスをする |
同じミスを何回もしてしまうと、クラスの子に迷惑をかけてしまい反感を買ってしまいます。
そして、集団から目をつけられて味方も出来にくいという状況になりかねません。
学校に行きたくないと言った時の親の対処の仕方
どうしても行きたがらないのであれば、学校を休ませて一時的な避難という形を取ってあげましょう。
無理に行かせる必要はありません。
それに最近の虐めというのは、昔と比べると度々ニュースになったりしていますが、犯罪になるようなことも多いです。
学力が心配になると思いますが、学校以外にも学べるところはあります。
▼義務教育が終了している場合
・フリースクール
・サポート校
・通信制高校
・高等学校卒業程度認定試験
▼義務教育中の場合
・塾
・フリースクール
高校受験に向けて備えることができます。
出願の時に出席日数など説明をしないといけないところもあるので、説明会には前もって参加しましょう。
または、原因がいじめであると校長先生が認めれば、教育委員会に申し出て転校することができます。
もしも不登校になった場合はどう接してどこに相談するべきか?
不登校になってしまった子供に対して、どのように接すればいいのか。
また、何処に相談すればいいのか。
▼接し方
×してはいけない対応
・理由を言わず、強制的に学校に行かせる ・子どもは学校に行くことが仕事など小言を言う ・原因が分からない状況で親が独りよがりで接する ・良かれと思ってやると逆効果になる可能性もある |
○心がけること
・厳しすぎ、甘やかしすぎはダメ ・厳しさ、やさしさのバランスが大事 ・子どもが不登校、登校拒否することを親が恥じない ・子どもを責めてはいけない、あってはならない |
▼どこに相談するべきか
▽身内以外の第三者
・親に原因があるなら身内だと言いにくい ・子供が可愛いあまり冷静に判断できないこともある |
▽専門家
・カウンセラー ・不登校、登校拒否を診察する心療内科 |
家庭内で解決しようとすると心のゆとりがありません。
逆に子供に悪い影響を与えてしまうかもしれません。
いろんな人たちの協力を得ることで、早く立ち直ることができるでしょう。
虐めた子どもたちに仕返しをするべきか?
「やられたらやり返す」「やられたときの痛みを知っているから仕返しはしない」など、人によって意見は違います。
▼いじめの内容による
・一時的なもの ・原因が分かっている ・被害者にも非がある |
この場合は学校の先生の協力のもと尚且つ、軽い虐めならば早く忘れて方が良いと思います。
・自分を否定される ・いじめが悪質 |
このような場合だと仕返しをすることが肯定されている場合も。
仕返しを行うことで、あとの虐めを抑制する効果が期待できるからです。
▼具体的なイメージ
・被害者は弱い立場ではないことを、いじめ加害者に思い知らせる ・人に与えた痛みは自分自身に帰ってくることを実感 ・再発するいじめへの抑制に |
いじめという行為は加害者にとって楽しい行為。
その加害者が嫌な思い・苦痛を味わう行いだと身をもって知れば、また虐めようと思わなくなるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まず、いじめられている子供が登校したくないと訴えてきたら、本人の意思を尊重して一時的に休みという避難をしてあげましょう。
登校を強制してしまうと、また虐められて終いには心が壊れてしまいます。
そうなると、“自ら命を絶つ”最悪な結果を招く可能性がないとは言えないです。
学校以外でも学ぶところはあります。
本人の状況・意見を最優先し、選択肢の一つとして知っておいてください。