【就職祝いのプレゼント】定番のプレゼント3選!送る時期はいつ?
- 2017/1/11
- 新入社員
日本が高度成長を遂げた1955年(昭和30年)~1973年(昭和48年)までの18年間は、年率10%以上の経済成長を達成していました。
丁度、産業エネルギーが『石炭』から『石油』への転換期で、太平洋沿岸地域に『コンビナート』が立ち並んだ時代です。
日本の高度成長の要因は、日本人の特質ともいえる『勤勉な労働力』、『優れた技術力』、『高い貯蓄率』、或いは国の政策としての『固定相場制(1$=360円)』、『護送船団方式』などが挙げられます。
更に、企業経営における日本独自の『終身雇用制』と『年功序列賃金』によって、労働者たちの“企業への帰属意識”や“技術に対する向上心”を高め、高度成長の原動力として寄与しました。
因みに、1960年(昭和35年)~1970年(昭和45年)の間には、『東京オリンピック』や『大阪国際万国博覧会』などによる社会的特需が重なり、1968年(昭和43年)には『GNP(国民総生産)』が当時の西ドイツを抜いて世界第2位となりました。
第二次世界大戦の敗戦後から約20年余りの間にGNPがこれほど伸長した国は他に例がなく、そのことを評して『東洋の奇跡(Japanese miracle)』と称賛されました。
そのような状況変化は、一般家庭にも三種の神器といわれた『テレビ』、『洗濯機』、『冷蔵庫』などの家電製品の普及に伴い、家庭生活における時間配分に大きな影響を与え、殊に女性たちの社会進出を促す契機に繋がっていきました。
就職祝いを贈る時期やタイミングはいつ?
企業の採用試験が済み、一定期間が過ぎたら企業などから文書による『採用通知』が届きます。
これによって正式に就職が決定したことになり、本人はもとより家族や友人などから祝福される瞬間がやっと到来します。
最近は、企業側も優秀な人材を確保したいため、比較的早い段階で内定通知を出す例が多いようでが、本人にしてみたらやはり正式文書が届かないと何となく安心できないものです。
従って、『就職祝い』は、正式採用の知らせを聞いたらできるだけ早く贈ってあげると、本人の喜びもひとしおだと思います。
事情があって遅くなる場合でも、せめて4月1日の入社式の前には届けて上げたいものです。
女性への就職祝い、定番のプレゼント3選
就職祝いの世間相場は、概ね5,000円~10,000円程度といわれています。
当然、贈る側と関係性もありますので一概には言えませんが、余りに高価な贈り物だと貰う方も躊躇(ちゅうちょ)する場合もあります。
始めて社会人としてのスタートを切る訳ですから、そっと背中を押してあげられるような記念の品が良いのではないでしょうか。
(1)ボールペンとペンケース
学生時代に使っていた愛用品と決別し、新しいペンを手にするたびに与えられた“仕事に取り組む心構え”を与えてくれそうな一品です。
(2)手帳
社会人になると最も大切なのは、スケジュールの管理です。
学生時代とは違い、“約束を忘れる”とか“遅刻する”といったことは、新人だからといって許されることではありません。
特に、女性の場合は、簡単な日記が付けられるものが喜ばれます。
(3)パスケース
新しいパスケースを手にし、毎日気分爽快に出勤して欲しいものです。
自分の気に入った色や柄だと、ちょっぴり自慢気に思うものです。
ましてや“人気のブランドもの”だと心が弾みます。
男性への就職祝い、定番のプレゼント3選
男性の場合は、職業に就く思いは本人にとって重いものです。
ある意味では、本人にも況して両親の思いが強いものです。
人生の一大転換に思い出の品を頂くと、より一層元気と勇気を与えて貰えます。
(1)ビジネスバッグ
必ずしもブランド品に拘(こだわ)らなければ、10,000円前後で購入することが出来ます。
ビジネスマンの必須アイテムとして、仕事で外出する時にはとても重宝して貰える一品です。
(2)名刺入れ
学生時代に名刺など使うことは、恐らくないと思います。
新入社員が顔と名前を覚えてもらう為には、名刺は重要な役割を果たします。
また、ビジネスマンにとって、名刺交換する時が仕事のチャンスが訪れる瞬間でもあります。
(3)キーホルダー
社会人として、小物をポケットに直に入れて置くのはマナー違反です。
アパートの鍵或いは会社のロッカーやデスクの鍵など、利いたデザインのキーホルダーに納めておくと、自然と整理整頓の意識が付くものです。
むすび
最近は、就職活動を短縮し『就活(しゅうかつ)』と呼ばれています。
就職に際し多くの場合は、筆記試験や面接などの採用試験を受け合格する必要があります。
ところが、従来の就職試験では“試験対策に優れた人材”しか採用されない弊害が多く、入社直後に会社と本人との間で『アンマッチ(双方の思い違い)』が露呈するケースが多いと聞きます。
所詮、人が人を評価する訳ですから、思い違いや勘違いを無くすことはできませんが、膨大な費用と時間の無駄遣いは双方にとって無益なものです。