お正月休みをのんびり過ごした後は、新しい年のお仕事が待っています。
新年一発目の仕事は気持ち良くスタートさせたいものですよね。
幸先のよいスタートダッシュを決めるには、新年の最初の挨拶が肝心です。
社会人にとって挨拶をするというのは、基本中の基本。
上司に好印象を与えるためにも、きちんとした挨拶ができるようにしておくべきです。
本記事では新年最初の仕事始めの上司への挨拶の仕方とマナーをご紹介致します。
仕事始めの挨拶は「おはようございます」でいいの?
普段は、朝会社に行ったら「おはようございます!」と挨拶をしますよね。
でも、新年最初の仕事始めの挨拶は、普段とはちょっと違います。
まず、上司に会ったら改まった気持ちで、「あけましておめでとうございます」と元気よく言いましょう。
「本年もよろしくお願いします」と付け足すことができれば、なおいいですね。
ちょっと気恥ずかしいと思う人もいるかもしれませんが、元気に挨拶をすると、自分でも驚くくらい清々しい気持ちになります。
気持ちのよい挨拶は1年の良いスタートに繋がるはずです。
職場全員に挨拶訪問するべきなのか?
小さな会社ではひとつの事務所内にすべての上司がいるので、挨拶がしやすいと思いますが、大会社では上司とフロアが別れている場合もあるでしょう。
ひょっとしたら、「会社内全員の上司に挨拶回りに行くべきなの?」と疑問を持っている方もいるでしょう。
会社で仕事始めの挨拶をする範囲ですが、これは会社の規模や、社風によって違ってきます。
会社によっては、全員に挨拶をするため、社内を回ると言うのが習わしとなっているところもあるでしょう。
その場合、社員全員が一斉に挨拶に回っていたのでは仕事になりませんし、挨拶する人が席にいないという事態になってしまいます。
なので、他の人とのタイミングを計りながら、上手く挨拶できるようにしたいですね。
大きな会社だと、全員に挨拶をするというのは不可能かもしれません。
その場合、同じ部署の人、他部署でも仕事で関わりのある人、お世話になっている人など、挨拶するべき相手をあらかじめ把握しておきましょう。
全員に挨拶する場合と同じように、他の人とのタイミングを見ておく必要はあります。
私が働いている会社では、年始に有給休暇を取る人が多く、仕事始めの日がみんなバラバラです。
改まって挨拶をするという雰囲気ではないので、「あけましておめでとうございます」というタイミングを逃してしまいがちになります。
あまりいいことではありませんが、会社によって全く状況が異なるということです。
どうしていいかわからなければ、自分と同じ立場の人がどうしているかを見たり、上司に聞いたりして判断するといいでしょう。
年賀状やあけおめメールを送った相手への仕事始めの挨拶
仕事始めの前に、年賀状やメールなどで「あけましておめでとう」と挨拶を済ませている相手もいるでしょう。
最近はデコメや動画など、凝ったものがたくさんあるので、楽しみの1つとしてメールで挨拶をする人も増えていますね。
先にメールなどで挨拶をしてしまった人には、どう挨拶をしたらいいかちょっと悩んでしまうかもしれません。
でも、そんなに気にしなくても大丈夫です!
新年に直接会うのが初めてなら、やっぱり「あけましておめでとう」と言うのが自然な流れ。
おめでたい挨拶ですから何度言っても構わないですよ。
相手が上司であれば、「改めまして、あけましておめでとうございます」という言い方をするのもいいですね。
気心の知れた同僚なら、「おめでとう。今年もよろしくね。」と気軽に挨拶しましょう。
大切なのは、気持ちよく挨拶して、新しい年を始めるということです。
喪中の上司への仕事始めの挨拶
新年とはいえ、喪中で年賀状も控えているという人も多いものです。
上司が喪中の場合は、とても気を遣いますよね。
そういう場合は、「あけましておめでとうございます」とは決して言わないようにしましょう。
おめでたい時期ではないので、お祝いの言葉は失礼にあたります。
挨拶は、普段通り「おはようございます」と言います。
「本年もどうぞよろしくお願いします」と付け足せば完璧ですね。
もし喪中だということを知らなくて、「おめでとうございます」と言ってしまったら・・・?
知らなかったものは仕方がありませんよね。
みなさん大人ですから、「うちは喪中なんだ!」などと怒ったりはしないはずです。
黙って「今年もよろしく」と言ってくれるはず。
喪中だと知った段階で失礼をお詫びすれば大丈夫です。
「存じ上げずに失礼いたしました」と言って許してもらいましょう。
まとめ
以上、新年最初の仕事始めの挨拶の仕方をまとめました。
節目にきちんとした挨拶をするのは、とても大切なことです。
もしも、きちんと挨拶をしなければ、「何だあいつは」などと、無駄に評価を下げてしまう恐れがあります。
挨拶は今後の職場での人間関係にも関わってくるということを肝に銘じておきましょう。
★おすすめ関連記事★
年始の挨拶メールはいつまで?友人や上司の好感度がアップする例文 |