幼児もスマホ中毒!おもちゃ代わりに遊ばせるスマホの悪影響とは?
- 2015/7/4
- スマホの影響
スマホは、場所を選ばずにテレビやネットの動画を見ることができます。
ゲームアプリの種類も豊富ですよね。
現代では、小さいお子さんのおもちゃ代わりに
スマホを使わせているママも多いはずです。
スマホで遊ばせておけば、
夢中に動画等を見ているので家事もはかどりますよね。
しかし、スマホばかりで遊ばせていると危険!
実は幼児でもスマホ中毒になる傾向があるのです。
ひょっとしたらあなたも、
子供があまりにも上手にスマホを操作している姿を見て、
ビックリした経験があるのではないでしょうか?
「ちょっと目を離すと、子供が勝手にバッグからスマホを取りだして遊び出す」
「私よりもスマホの使い方が詳しいのでは・・・」
そんな話をママ友としていて、
「うちもそうなの!」「うちの子も!」
と盛り上がることもあるはずです。
スマホで遊ばせていると子供は楽しそうだし、
大人しくしてくれているという理由から、安易に渡してしまいがちです。
でも、幼い子供のスマホ使用に漠然と不安を感じている人もいるでしょう。
目などの健康面や、生活習慣の乱れなど、不安要素があるのも確かです。
今日は、幼児がスマホを使うことについての影響と
気を付けるべきポイントをご紹介致します。
幼児がスマホに依存しやすい理由は?どんな悪影響があるの?
一方的に情報が入ってくるテレビと違い、
スマホは子供が自分で働きかける情報端末です。
指を動かすとスマホの画面が反応するので、
子供は何時間でも飽きずに画面に見入ってしまいます。
でも、心身が未発達の幼児がスマホを長時間使うことは、以下のように心配な点もあるのです。
・スマホ画面から出ているブルーライトで、視力が低下する ・スマホに夢中になるあまり、家族との会話が少なくなり、コミュニケーション能力の発達が妨げられる ・寝る前にスマホを使うことで、脳が刺激を受け、睡眠でも脳に十分な休息が与えられない ・スマホを触った手を自分でしゃぶったり、スマホを舐めてしまったりして、雑菌に感染する ・体を動かすことが少なくなり、肥満になりやすい |
我慢や自制といった習慣がまだできていない幼児に、
親の目の届かないところでスマホを与えっぱなしにするのは危険ですね。
子供がスマホに依存し、中毒に近くなると、
ママが呼んでも返事をしなかったり、見向きもしなくなったりします。
そんなことにならないよう、
親子のスキンシップや会話の機会を減らすことなく、
スマホを使うときには、パパやママが一緒に画面を見るようにしてあげましょう。
幼児にスマホを使わせるとき、気をつけるべき点は?
先ほど挙げた悪影響の例を見て、
「幼い我が子にスマホを使わせたくない!」
と思った方もいらっしゃると思います。
「でも、家事をしている間、スマホで遊ばせておくと静かにしていてくれるし・・・」
「親がスマホを使っていると、子供が興味を持って、使いたがる」
目の前で親が楽しそうにスマホを操作していると、
幼児も触りたがるし、禁止するとむずかってしまいます。
だからといって、幼児の目から完全にスマホを隠してしまうというのは難しいはずです。
それに、スマホは上手に使えば、育児の手助けにもなるツール。
小さな子供とスマホの付き合い方は、
親の主導で行うことがポイントです。
例えば、
・スマホを子供に与えるのは1日30分以内などと時間を決めて、 できるだけ目の届く場所で使わせる ・時間がきたらいきなりスマホを取りあげるのではなく、 |
そして一番大事なことは、
幼児がスマホで遊ぶよりもずっと長い時間を、
親子のスキンシップや会話、一緒に遊ぶことなどにかけることです。
パパやママと遊ぶほうが楽しいと子供が思えば、
スマホへの依存を抑えることができますよ。
まとめ
幼児もスマホ中毒になる現状を踏まえ、
スマホで遊ばせる注意点と気をつけるポイントをまとめました。
スマホは便利で楽しい道具です。
でも、スマホに子守をまかせっぱなしでは、
子供の大事な幼児期の発育を妨げてしまうことになりかねません。
スマホの便利さに流されず、うまく育児に役立ててくださいね。
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