こどもの日とは?鯉のぼりを飾る意味と由来|いつからいつまで飾るのか?

この記事の所要時間: 356

5月に入ると、町のあちこちで
風になびく鯉のぼりを目にしますよね。

「どうして、こどもの日には鯉のぼりを飾るの?」

街角を子どもと一緒に歩いている時に
このような質問をされてあなたは即答する事が出来ますか?

「そういえばどうしてだろう?」

と首を傾げて子供に教える事が出来ないのではないでしょうか。

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私もこの記事を書くまでは全くわかりませんでした(笑)

だけど、今なら子供にわかりやすく説明する事が出来ます。

あなたもこの機会に鯉のぼりの
意味や由来を学んでみませんか?

「お母さんって何でも知ってるね。」

なんて子供に言われてみたいですよね^^

と言う事で今回は、

5月5日の「こどもの日」と、
鯉のぼりの関係についてまとめてみました。

子どもの質問に笑顔で答えて、
親の権威を保ちましょう!

こどもの日の意味と由来は?

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そもそも、なぜ5月5日は「こどもの日」になったのでしょうか?

中国や日本では、古くから5月最初の
午の日を「端午の節句」と呼んでいました。

そしてこの日には菖蒲と蓬を軒に吊るし、
お風呂に浮かべて病魔を払う風習があったのです。

この風習にちなんで、「端午の節句」は
「菖蒲の節句」とも呼ばれています。

 

鎌倉時代頃、武家の間で「端午の節句」に
跡取りの男の子の成長を祝うようになりました。

これは、「菖蒲」が武勇を重んじる
「尚武」や「勝負」と同じ読みであることに由来します。

 

そして5日に固定されたのは、
「端午」の「午」と「五」の音が、同じ読みだから。

こうした歴史を経て、現代まで5月5日は
男の子の健やかな成長を祈り、祝う日となったのです。

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鯉のぼりとは?飾る意味と由来

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「こどもの日」の名物、鯉のぼり。

こどもの日が近くなると、
男の子のいる家では庭やベランダに飾りますね。

ところで、こどもの日には
なぜ「鯉のぼり」を飾るのでしょうか?

鯉のぼりの始まりは、江戸時代に遡ります。

徳川幕府の将軍に男の子が生まれると、
端午の節句に「のぼり」が立てられました。

それにならい、武家の間で、
男の子のいる家が「のぼり」を立てる風習ができます。

この風習が庶民にも広がり、
庶民の家庭でも、男の子の成長を祝って
「のぼり」を立てるようになりました。

 

でも、この頃までは、まだ「鯉のぼり」
ではなく、ただの「のぼり」です。

現在のような「鯉のぼり」は、
男の子の成功を祈る気持ちから生み出されました。

今も昔も、庶民にとって「出世する」
「生活を今より豊かにする」ことは、憧れですね。

 

中国には、「鯉の滝登り」という故事が伝わっています。

他の多くの魚が脱落する中、
鯉だけが流れに逆らって滝を登りきり、
龍になることができたというもの。

鯉にあやかり、我が子も力強く人生
という滝を登り切って、成功をつかんでほしい。

そうした親心から、「鯉のぼり」は生まれ、
端午の節句に飾られるようになったのです。

鯉のぼりはいつからいつまで飾るの?

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「うちには男の子がいます」

鯉のぼりの飾られた家は、
道行く人にそう示しています。

「成長を祝ってもらえる男の子がいるんだ」
などと、鯉のぼりを見てほっこり笑顔になる人も多いはず。

そんな鯉のぼりは、いつ飾って、
いつ片付けるのがよいのでしょうか?

あまり早く飾りすぎても、
長く出しっぱなしにしても、
ちぐはぐになってしまうのが節句のアイテムですね。

鯉のぼりは、子どもの成長を祝う縁起物です。

飾る日もしまう日も、
5月5日に近い、大安の日を選ぶのがよいでしょう。

飾る日:5月5日より前の一番近い大安の日
しまう日:5月5日より後の一番近い大安の日

上記を目安に鯉のぼりの飾り付けや
片付けをするとよいでしょう。

まとめ

こどもの日と、鯉のぼりにまつわる
あれこれをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

「なるほど!」と納得していただければ幸いです。

ゴールデンウィークまっただ中の
こどもの日は、大事な我が子の成長を祝う一日でもあります。

子どもたちと触れ合って、
思い出に残る一日にしてくださいね。

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