2015年受験生がインフルエンザ予防接種を受けるベストタイミングは?
- 2015/8/26
- インフルエンザ

家族の中に子供がいると、親は自分のことだけではなく、
子供たちの体調管理にも気を配らなければならないもの。
特に、保育園や幼稚園に通う小さな子や、
これからの人生を左右しかねない受験を
控えた子供がいると神経を使いますよね。
寒くなってくるこれからの時期、
一番の心配は、学校や職場で流行するインフルエンザ。
受験生が大事な時期にインフルエンザに
かかって寝込んでしまうと、一生の後悔になりかねません。
小さな子供が熱を出して何日も苦しむのは、
親が見ていてもつらいし、看病のために仕事を休むことは避けたいですはず。
今回は、インフルエンザを撃退するために大切な予防接種についてご紹介します。
受験生や小さな子供をもつお母さんたちは是非参考にしてくださいね。
受験生のインフルエンザ対策は?ベストな接種時期はいつ?
夏休みに、塾の夏期講習を受けてがんばってきた受験生は、秋口に夏の疲れがどっと出てきます。
追い込みにかかる時期に体力を落ちてしまっては、
インフルエンザにもかかりやすくなります。
「早めに予防接種を受けておけばよかった!」
そんなふうに後悔しないよう、
インフルエンザの予防接種は、適切な時期に受けておきましょう。
では、受験生が予防接種を受けるベストな時期はいつなのでしょうか?
それを考える前に、インフルエンザの予防接種について、以下のことを知っておきましょう。
1.予防接種を受けても、効果はすぐには出ない
インフルエンザワクチンを摂取し、
体内に抗体を作るのが予防接種の仕組みです。
抗体ができるまで2~3週間は見ておく必要があります。
つまり、受験の2週間前に受けたとしても、
当日までに予防接種の効果は出ないということなのです。
2.予防接種の効果は約5カ月
予防接種の効果は、環境や体質によって異なりますが3~6か月間持続すると言われています。
徐々に効果が薄れてくるのが4カ月めごろからなので、
1月から3月までの受験シーズンのインフルエンザ対策を考えると、
受験生の予防接種時期はは11月中に受けるのがベストと言えます。
11月末に予防接種を受けると、
12月中に体内に作られた抗体が受験シーズンの体を守ってくれます。
3月まで効果がもつか不安、という場合は、
最初の摂取から1カ月以上置いてから、2度目の予防接種を受けましょう。
その場合も、必ず医師と相談して、時期を決めてくださいね。
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「子供が外に行きたがるけど、インフルエンザが心配で公園に連れていくのも怖い」
「保育園に預けているから、ウィルスをもらってきてしまいそう」
そんなお子さんを心配するお母さんの声をよく聞きます。
小さいお子さんに予防接種をするのは不安かもしれませんが、
インフルエンザの予防接種は、生後6カ月から任意で受けることができます。
まだ免疫力の低い12歳以下の子供は、
1回目の予防接種の後1~4週間の間隔をあけてから
2回目の摂取を受けることになっています。
1回の摂取だけでは、体内に十分な抗体を作ることができないからです。
2回目の摂取を受けるのは、1回目の接種から
4週間前後が最も抗体を多く作れるといわれています。
例年、インフルエンザの流行のピークは12月から翌年の2月ごろまで。
流行のピークの前に十分な抗体を作っておくためには、
11月の上旬に1回目を摂取し、11月の下旬に2回目を摂取するのが望ましいですね。
最初の予防接種のとき、子供の体質などもあわせて、
2回目の摂取の時期を医師に相談しておきましょう。
そして、もうひとつ大事なことがあります。
インフルエンザの予防接種には10~30%ほど、
接種後の発熱などの副作用が報告されています。
乳幼児に予防接種を受けさせる場合、
摂取から2~3週間の間は子供がいつ体調を崩しても
看病できるよう、親の仕事を調整しておくのが望ましいでしょう。
まとめ
受験生や乳幼児のインフルエンザ予防接種の時期についてまとめました。
子供の健康を守るのは、親の努め。
一番いい時期に予防接種を受けさせて、
インフルエンザから子供たちを守ってあげましょう!
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