婚姻届を提出する時の注意点|書き方や必要書類、提出先まとめ
- 2015/1/7
- 結婚式
一生をともに過ごしたいと思える異性に
巡り合えたら、ただ一緒に過ごすだけ
ではなく、「結婚」というけじめをつけるもの。
周囲にもふたりの関係を認めてもらうのが自然な流れですね。
だけど、いざ婚姻届を提出しようと思ったら、
ちょっとした疑問点等が浮かんできませんか?
例えば
・婚姻届ってどこでもらえるの?
・本籍と現住所が違う場合はどこに提出するの?
・二人で新本拠地に住む予定だけどその場合は?
・婚姻届を提出するのは本人じゃなきゃダメ?代理人は?
などなど、疑問点をお持ちの方も多い事と思います。
と言う事で今回は、
婚姻届を提出するときの注意点や書き方。
婚姻届の提出先をケース別で
ご紹介していきたいと思います。
婚姻届を提出する時に必要な書類とは?
婚姻届を役所に提出して受理される
ことを、一般的に「入籍する」と言いますね。
結婚式や披露宴の前に入籍するか、
後にするかは人それぞれです。
婚姻届を提出する際に必要な書類などは以下のとおりです。
1. 婚姻届
これがなければ、始まりませんね。
全国の各市区町村役所や出張所でもらえます。
万が一書き損じてしまった場合に備え、
何枚かもらっておくことをおすすめします。
2. 戸籍謄本
婚姻届を本籍地以外の役所、
出張所に提出する場合には、
本籍地から戸籍謄本を交付してもらい、
婚姻届と一緒に提出しなければなりません。
例えば、
本籍地が東京のカップルが沖縄でリゾート結婚式を挙げる。
沖縄の市役所に婚姻届を提出するという
場合には、前もって二人の戸籍謄本を
交付してもらい、沖縄まで持っていく必要があります。
必要な戸籍謄本の枚数やそれ以外に
必要な書類は各役所によって異なるので、
提出する予定の市役所などに確認しておきましょう。
3. 身分証明書
婚姻届の提出の際には、
身分証明書の提示が必要です。
免許証やパスポートなど、
顔写真が確認できる官公庁発行の
身分証明書を必ず持参してくださいね。
代理人が提出する場合でも、
提出する人の身分証明書が必要になります。
4. 印鑑
「いざ、婚姻届を提出!」という段階で、
記入した内容に不備があると指摘されて
しまった場合などには、訂正印が必要になります。
本人が提出する場合には、
婚姻届に捺印したものと
同じ印鑑を持参していくと安心です。
婚姻届の書き方や注意点
婚姻届に必要事項を書き込むときは、
黒のボールペンを使いましょう。
記入箇所が多いので、ゆっくりと丁寧に記入してくださいね。
記入するときの注意点などを簡単にまとめました。
提出日 | 実際に提出する日を記入します。 |
---|---|
氏名 | 旧姓で記入します。 |
住所 | 提出時に住民票のある住所を記入します。 |
本籍 | 結婚前の本籍地の住所を記入します。 |
父母の氏名と続柄 | 実父母の名前を記入します。 亡くなっている場合も記入してください。 |
婚姻後の夫婦の氏 | 結婚後に夫婦のどちらの姓を名乗るか決め、 チェックを入れます。 夫婦別姓は認められていないので、 必ずどちらかにチェックを。 |
新しい本籍 | 日本国内のどこでも選べますが、 戸籍筆頭者になっている人の戸籍に入る場合は、 なにも記入せず、 空白のままにします。 |
同居を始めたとき | 同居を始めた日、または結婚式を挙げた日のうち、 早いほうの日付を記入します。 まだ同居しておらず、結婚式も挙げていない場合は、 空欄でかまいません。 |
初婚、再婚の別 | どちらかにチェックし、 再婚の場合は死別、 離別の日付を記入します。 |
同居を始める前の 夫婦のそれぞれの 世帯の主な仕事 | 結婚前に一人暮らしだった場合の自分の職業、 家族と同居していた場合は その世帯主の職業に あてはまるものにチェックを入れます。 |
夫妻の職業 | 国勢調査が行われる年の4月1日~翌年3月31日 までに届出する場合のみ記入します。 |
その他 | どちらかが未成年者の場合、 ここに父母の同意の旨を書いてもらうと、 同意書を用意する必要がなくなります。 成人同士の場合は空欄でかまいません。 |
届出人 | 夫婦それぞれが署名、捺印します。 |
証人 | 成人2名に証人になってもらい、 必要事項を記入して捺印してもらいます。 夫婦で証人になってもらう場合、 同じ印鑑は使用できないため、 同じ姓でも2つの印鑑で捺印してもらう 必要があります。 |
婚姻届を提出する場所は?代理人でもOK?ケース別でご紹介
婚姻届の記入が完了し、内容に不備がないことを確認したら、役所に提出しましょう。
婚姻届は全国の市町村役場で365日、
24時間受け付けてもらえます。
夜間であっても、夜間窓口に提出できますが、
出張所などの場合、夜間窓口がない場合があるので注意が必要です。
また、提出する役所の場所によって、
以下のように戸籍謄本が必要になります。
婚姻届を提出する場所 | 必要な戸籍謄本 |
---|---|
夫の本籍地 | 妻の戸籍謄本 |
妻の本籍地 | 夫の戸籍謄本 |
新住所、旅行先など両方の本籍地以外 | 二人の戸籍謄本 |
婚姻届を提出する人は本人以外、
代理人でもかまいませんが、
提出の際には身分証明書の提示が必要です。
まとめ
「結婚は書類の上だけのことではない」
とはいえ、きちんと制度にのっとった
手続きをして、晴れてお互いを
パートナーとして認められたいもの。
煩雑なこともありますが、
準備も楽しみながら、
新しい生活に踏み出してくださいね。
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