なばなの里2017|日程とイルミネーション点灯時間は?見どころや混雑状況まとめ
- 2017/2/6
- イルミネーション
三重県桑名市で毎年開催される「なばなの里」。
梅と桜のライトアップが有名で全国各地から来場者が訪れます。
ひょっとしたらあなたも「是非見てみたい!」と思っているのかもしれませんね。
そこで気になるのが日程やイルミネーションの点灯時間。
詳細をきっちり把握して、「奇跡のイルミネーション」をお楽しみ下さいませ。
という事で本記事ではなばなの里2017年の日程や見所、混雑状況予想などをまとめてみました。
なばなの里の歴史と開業に至るまで
江戸時代から使われていた“その手は桑名の焼き蛤(はまぐり)”という、言葉遊びを聞いたことがあるでしょうか。
この遊び言葉に出てくる『桑名』とは、東海道を名古屋から関西方面に向うと『四日市宿』の一つ手前に位置する『桑名宿』のことですが、『東海道膝栗毛(ひざくりげ)』に登場する弥次郎兵衛と喜多八もここで『焼き蛤』を食べながら酒を飲んだといわれています。
三重県桑名市の長島町に本社を置く『長島観光開発株式会社』は、1964年(昭和39年)に当時では珍しかった『グランスパー長島温泉』というレジャー施設を立ち上げ、同年12月より『ホテルナガシマ』の営業を始めました。
その後も1966年(昭和41年)にナガシマホテルの和風別館として『ナガシマスパーランド』を増設し、1978年(昭和53年)には『ジャンボ海水プール』、『ホテル水郷』、『屋内アイススケート場』などを立ち上げ、次々と施設の拡充を図っていきました。
1990年代に入っても事業の拡大を進め、1998年(平成10年)に『なばなの里』の開業に至っています。
なばなの里ってどんなところ?
最近、『グランスパー長島温泉』の施設群を『ナガシマリゾート』として称していますが、なばなの里』とはナガシマリゾートの一施設の名称です。
なばなの里の中には地ビール園、日本料理店、フランス料理店、イタリア料理店、中国料理店を始め8つの店舗があり、売店『村の市』では特産品などのお土産が売られています。
また、隣接する『花市場』は東海地区随一の規模を誇り、地元産の季節の野菜や花が売られています。
因みに、なばなの里では2004年(平成16年)11月から、冬期間限定の『冬華の競演(とうかのきょうえん)』と銘打ちLEDライトを用いた『イルミネーション』を始めました。
初年度は、100万個のLEDによって施設内のチャペル前にオブジェを展示し大変な人気を博しました。
2005年度は、LEDを120万個に増やし、『木曽川』をイメージした幅5m、長さ110mと世界でも類を見ない『水上イルミネーション』を展示して観客を驚かせました。
その後も年を重ねる毎に展示テーマを変えながらLEDの個数を増やしていき、何と2012年(平成24年)にはついに700万個に達しました。
冬が終わっても見られる!なばなの里のイルミネーションはいつまで?
なばなの里いったよ(*σ´Д`*)
イルミネーション綺麗すぎる pic.twitter.com/M458Rmg29v— 優月美羽 (@0115Miu) 2017年1月27日
イルミネーションの開催期間は、2004年は11月25日から翌年1月29日までの約2か月間でしたが、年を追う毎に期間も延長し最近は5月のゴールデンウィークまで延長されています。
因みに、2016年の開催期間は、2016年10月15日~2017年5月7日までとなっています。
なばなの里のイルミネーション、見どころはここ!
なばなの里のイルミネーションは大自然のパノラマをモチーフとしたもので、年度毎にメインテーマを掲げ冬の夜空に壮大で幻想的な自然界の姿を表現しています。例えば、初年度の2004年は『水上オブジェと15ミリツリー』から始まり、2014年(平成26年)は『ナイアガラの滝』、2015年(平成27年)は『スイスアルプスと大自然』、そして今年2016年のテーマは『大地-だいち-』となっています。
なお、2006年(平成18年)から登場した100mの『光のトンネル~秋~』と200mの『光のトンネル~華回廊~』が高い人気を保っています。
前者の見どころは、“日本の秋”を表現するため3色のLEDがゆっくりと幻想的に変色していき、優しくも鮮やかな色彩で『和』の心を伝える演出が映えます。
また、後者の見どころは、“花びらを模(かたど)った”白熱電球が放つ暖かな灯かりを演出した光の回廊のイルミネーションが、温かく見る人の心を包んでくれます。
なばなの里の混雑状況は?曜日と時間を選んで賢く混雑回避♪
なばなの里の『イルミネーション』は2017年5月7日まで開催されていますが、混雑を避けるのなら、基本的には2月中の“土・日・祝日”及び“3月から5月の繁忙期”を外した“平日を選定する”のが良いでしょう。
なお、営業時間は以下の通りです。
(1)土・日・祝日及び繁忙期(3月1日~5月7日):9時~22時 (2)平日(但し、3月1日~5月7日を除く):9時~21時 |
アクセス方法は、JR名古屋駅の名鉄バスセンターから『名鉄バス』又は『三重交通』でなばなの里行きの直通バスがあります。
なお、車でお出かけの場合は3,000台分の無料駐車場が用意されていますので、安心して利用できます。
因みに、東京及び名古屋方面からは、伊勢湾岸自動車道の『湾岸長島IC』で降車15分、大阪方面からは東名阪自動車道の『長島IC』で降車10分です。
アクセスマップ
むすび
なばなの里イルミネーションは、毎年メインテーマを変えて世界4大大陸の秘境を始め、日本の誇る情緒溢れる四季の風景をLEDライトによって、技術の粋を集めたコンピュータープログラミングで豊かな表現力で描写してくれます。
これから3月までの期間は“客足も若干少なくなるシーズン”ですから、お出掛けにはちょうど良いかも知れません。
夜空に浮かんだ幻想的なイルミネーションを楽しんだ後には、冷えた身体を長島温泉で温めると思いで深い1日となるでしょう。