鴻巣チューリップ祭り2017|日程、アクセス、見どころ、イベント情報まとめ
- 2017/2/2
- お祭り、行事
埼玉県鴻巣市で開催されるチューリップ祭りは、期間中約30000人の方たちが訪れる4月に開催されるビックイベントです。
一面に約35000本のチューリップが逞しく太陽に照らされている姿は圧巻。
一度は見ておきたいと思いますよね。
そこで本記事では2017年度の鴻巣チューリップまつりの詳細をまとめてみました。
イベントに足を運ぼうとご検討中の方は是非参考にして下さい。
埼玉県鴻巣市とは?
『鴻巣市(こうのすし)』は埼玉県の東側中央部に位置し、1954年(昭和29年)に市制に移行した県下17番目の市です。
昔は、中山道の『鴻巣宿(こうのすじゅく)』と呼ばれる宿場町として発展し、現在は東京の通勤圏としての衛星都市の性格を持っています。
人口は約12万人と余り多くはありませんが、全国的にも例を見ないほど早くから『市営ガス(民営化)』の基盤整備に取り組み、市内のかなり広範な地域で“『都市ガスの供給化”が進んでいます。
地勢的には、西部には『荒川』、南東部から中央部に掛けて『元荒川』、北東部には『見沼代用水』が流れていています。
市の中央部は『大宮台地』に位置し、標高は高い所で25mくらいと市域全体が平坦な地形を成しています。
『鴻巣』という地名は、『福岡県』、『栃木県』及び『茨城県』にもあります。
地名の由来は定かではありませんが、幾つかの説があります。
1つは、高台の砂地のことを“高(こう)の洲(す)”と言い換えたという説、もう1は、昔この地域に一時『武蔵の国』の国府(こくふ)が置かれていたので、“国府(こくふ)の洲(す)”が転じという説、それ以外にも、地元の本宮(もとみや)という小村に伝わる『鴻(こうのとり)伝説』から当て字とした説などもあります。
因みに、『ひな人形』と聞くと何となく埼玉県岩槻市を思い出しますが、鴻巣は今から400年近く前の江戸中期頃から日本橋室町、越ケ谷(現越谷市)と共に『関東三大ひな市』として栄えてきた歴史があり、今でも9軒のひな人形の製造業者がその歴史を受け継いでいます。
鴻巣・花のオアシスとは?
鴻巣花のオアシス pic.twitter.com/4EZyVMZPhC
— 段々 (@dandan0x0) 2016年4月9日
鴻巣市は、“花を咲かせる草花”などを栽培する『花卉園芸(かきえんげい)』が盛んな土地で、『ポピー』の栽培面積日本一の記録を持っています。
そのため、鴻巣市では4月から5月に掛けて『桜まつり』、『チューリップまつり』、『こうのす花まつり』など、花に纏(まつ)わるイベントが開催されています。
『花のオアシス』とは、鴻巣市寺谷の市民農園に隣接したチューリップ公園のことで、毎年4月の初旬に『チューリップまつり』が開催されます。
鴻巣のチューリッまつりは、4月の上旬に2日間に亘って開催されますが、園内には辺り一面に色とりどりの35,000本のチューリップが咲き乱れ、艶やかな姿を披露してくれます。
また、当日はステージイベントを始め、フリーマーケットやフラワーコンテストなども併催されて大変な賑わいを見せます。
鴻巣チューリップ祭りの日程とアクセス情報
2017年(平成29年)の鴻巣チューリップまつりは、下記の要領で開催されます。
(1)場所:鴻巣市寺谷736『『花のオアシス』(市民農園となり) (2)日程:4月8日(土)~9日(日) 10時から16時 (3)アクセス *JR高崎線北鴻巣駅下車 東口からコミュニティーバス『フラワー号』広田コース右回り『寺谷東団地』下車徒歩5分 *JR高崎線鴻巣駅下車 東口からバス笠原コース『フラワーセンター入口』下車 徒歩5分*大宮方面から乗用車 R17号『宮地交差点』を左折後、3つ目の信号を左折してフラワー通りへ約1.5km直進後左折 *熊谷方面から乗用車 アクセスマップ |
鴻巣チューリップ祭りの見どころと開催イベントは?
チューリップまつりの主役である“チューリップ球根の植え付け”は、1月に市民ボランティアの皆さんと市内の大勢の中学生の協力によって行われます。
4月になって開花するチューリップの花は、きっと協力してくれた皆さんの温かい思いに応え、チューリップたちが様々な色合いを纏って鮮やかな輝きを放ってくれます。
因みに、6月には有料にて、咲き終わった“チューリップの球根掘り”が体験できるイベントが開催されます。
鴻巣チューリッまつりには野外ステージが用意され、地元の皆さんの演奏会が開かれます。
また、地元業者や市民の協力でグルメ屋台が出店され、色々とユニークな食べ物を提供してくれるので、お祭りを一段と盛り上げています。
むすび
鴻巣市は昭和20年代から農村部で『花卉園芸』が始まり、市に『花市場』が2か所あるという全国でも余り例を見ないくらい花の園芸栽培が盛んです。
2002年(平成14年)第三セクター方式により市場が統合され、東日本最大級の卸売市場『鴻巣フラワーセンター』が誕生しました。
鴻巣は『チューリップ』や『ポピー』以外にも、春の元荒川沿いの『桜並木』や秋の荒川河川敷の『コスモスフェスティバル』も人気が高く、見逃すことができません。