札幌雪まつり2017!見どころと楽しみ方|日程と会場へのアクセス情報まとめ
- 2016/11/19
- お祭り、行事
『札幌雪まつり』は、今から67年前の1950年(昭和25年)に『札幌観光協会』と『札幌市』が共催して始めた、寒い冬を元気に乗り越えるための楽しいイベントです。
実は、これ以前にも札幌には“雪のお祭り”が幾つかありましたが、第二次世界大戦のため途絶えてしまっていました。
因みに、北海道において“雪像を作るお祭り”のアイデアは、1935年(昭和10年)小樽市北手宮尋常小学校が学校行事として始めたもので、その伝統行事が札幌雪まつりに引き継がれたとされています。
最初の札幌雪まつりは、市民お『雪捨て場』となっていた大通公園7丁目において、市内の中学校2校と高等学校3校の生徒が“美術授業の一環”として、担当教諭の指導の下に6基の雪像を制作したことに遡ります。
最初の雪まつりの開催期間中には、『歌謡コンクール』、『スクエアダンス』、『犬そりレース』、『仮装行列』などの催しも開催され大盛況でしたが、凍った地面で転倒者が続出し大勢の負傷者が出たというエピソードがあります。
それでも今まで雪まつりが中止されることなく、今でも良き伝統が継続されているという訳です。
札幌雪まつり2017年の日程は?
2017年(平成28年)第68回『札幌雪まつり』は、次の要領で開催されます。
(1)大通会場
*日程:2月6日(月)~2月12日(日)
*場所:大通公園西1丁目から西12丁目
*時間:終日(但し、ライトアップは22:00まで)
(2)つどーむ会場
*日程:2月1日(水)~2月12日(日)
*場所:コミュニティドーム(愛称:つどーむ)札幌市東区栄町885番地1
*時間:9:00~17:00
(3)すすきの会場
*日程:2月6日(月)~2月12日(日)
*場所:西4丁目駅前通の南4条通~南7条通の範囲
*時間:終日(但し、ライトアップは23:00まで)
札幌雪まつりの会場とアクセス方法
雪まつり3会場には駐車場は用意されていませんので、アクセス方法は何れも『札幌市営地下鉄』を利用することになります。
(1)大通会場
*地下鉄南北線『大通駅』
*地下鉄東西線『大通駅』
*地下鉄東豊線『大通駅』
(2)つどーむ会場
*地下鉄東豊線『栄町駅』⇒シャトルバスで会場へ
(3)すすきの会場
地下鉄南北線『すすきの駅』
地下鉄東豊線『東豊すすきの駅』
会場別・札幌雪まつりの見どころや楽しみ方
冬の『札幌雪まつり』は、国内外から毎年200万人以上の人が訪れる日本国内でも有数な一大イベントです。雪像の制作にはボランティア参加もできますので、世界中の人々と一緒に汗を流して“マイ雪像作り”をエンジョイするのも楽しみ方の一つです。
(1)大通会場
大通会場の大雪像は、毎年“世界の有名建築物”や“流行のキャラクター”などをテーマに制作されるものですが、“雪像の制作過程”を自分の目で見るとディティールが判り、完成度の高さが再認識させられます。
因みに、2013年から始まった『プロジェクションマッピング』は、年を追うごとに人気が急上昇し、素晴らしい『ショータイム』を演出しています。
また、大通会場で人気を博しているのが『グルメ・パビリオン』です。
西6丁目会場の広場にテントを張り、テーブルとイスを設置して“暖かい食べ物や飲み物”を提供する『休憩スポット』が用意されています。
幅が100mの大通会場を約1.5kmに亘って展示される『雪像群』を見て回ると概ね1.5~2時間を要しますので、途中で休憩がてら“お腹の中から暖を取り”ながら、ごゆっくり鑑賞されることをお勧めします。
(2)すすきの会場
延べ500mの長さ会場には、専ら氷の彫刻だけが展示されています。
展示作品の中には『毛蟹』や『鮭』などが埋め込まれたユニークな物などを含め、氷彫刻会員の選手によるコンクール作品も出展されています。
スポットライトの反射や透過の具合によって、大小の氷彫刻がとても“幻想的な雰囲気”を醸し出します。
また、『ふれあい広場』には、“触れる氷彫刻”や“撮影スポット”も用意されています。
(3)つどーむ会場
子供と一緒に“自然の中で雪と触れ合える”をコンセプトとし、毎年ファミリー広場に設置される『滑り台』が大人気で長蛇の列ができます。
因みに、この会場は、札幌市内の高校生が150名以上ボランティア参加して雪像造りを盛り上げています。
むすび
兎に角、世界中を見ても、これほどの規模で雪像や氷像造りを楽しんでいる例はありません。
北海道には、札幌以外でも多くの地域が独自色を出した“雪まつり”や“氷像祭り”が行われています。
寒い冬には“美味しいもの”が沢山あります。
北海道新幹線に乗って、どうぞ皆さん見に来てください。