【東京マラソン2017】応援穴場はココがお勧め!マラソン祭り情報の詳細まとめ
- 2016/11/21
- お祭り、行事
『マラソン』という名詞は、紀元前450年の『マラトンの戦い』に由来しています。
物語の概要は、アテナイ軍が『マラトン(Marathon)』に上陸したペルシャ軍に勝利したことを、約40km離れたアテナイの元老に報告するため戦士が駆け抜け、報告した後に息を引き取ったという逸話です。
因みに『アテナイ』というのは、現在のギリシャの首都『アテネ』のことですが、この戦争が史実か否かという点については諸説があるようです。
1896年(明治29年)第1回のオリンピックがアテネで開催されましたが、この時、“マラトンの古戦場”から『パナシナイコ競技場』までの競争が『マラソン競技』の始まりです。
現在のマラソン競技の走行距離は『42.195km(26mile385yard)』ですが、当時は約40kmと規定されていたため大会ごとに不規則でした。
走行距離が正式に統一されたのは第8回大会以降であり、第4回ロンドン大会の走行距離(市街地42km+200ⅿのトラック1周弱)が採用された訳です。
因みに、第1回大会から第7回大会までの“最短距離は40km”で“最長距離は42.75km”となっています。
東京マラソン、2017年の日程は?
一般財団法人『東京マラソン財団』が主催する『東京マラソン2017(Tokyo Marathon2017)』の開催日は、『2017年(平成29年)2月26日(日)』です。
なお、実施種目は以下の通りです。
因みに、この大会は、第16回世界陸上競技選手権大会男子マラソン(2017ロンドン大会)と、第101回日本陸上競技選手権男子マラソンの選考会を兼ねて実施されます。
(1)マラソン競技:男子・女子、車いす男子・女子 (2)10km競技:ジュニア&ユース、視覚障害者、知的障害者、移植者、車いす男子・女子 |
新しくなった!?東京マラソンコース詳細
2007年(平成19年)から始まった『東京マラソン』は、2016年(平成28年)の第10回記念大会を契機として、2017年(平成29年)の第11回大会から新たにコースが変更されることになりました。
主催者の東京都は、都心部の再開発などにより景観の様変わりしたこと、マラソン競技の高速化や車いすレースの国際化などの状況変化に伴い、より一層“東京の素晴らしさをアピールする”ことと併せ、“記録を狙える高速コースにしたい”という2つの変更理由を挙げています。
コース変更の第1の眼目は、ゴール地点が『ビッグサイト』から『東京駅前』に変わったことです。
どちらかというとアクセスに難点があったビッグサイトより、東京駅前の方が可なり便利になったといえます。
そのことによって、今まで『中盤』くらいだった日比谷~品川区間が『終盤』に位置することになります。
第2の眼目は、両国~森下~清澄白河を経て門前仲町を『中間点』とした折り返しコースとなったことです。
そのことによって、『東京江戸博物館』、『清澄庭園』、『富岡八幡宮』などの観光名所を通り抜けるようになります。
因みに、新コースと旧コースの概略の経路比較は、次の通りです。
(1)新コース:東京都庁~飯田橋~神田~日本橋~浅草雷門~両国~門前中町~銀座~高輪~日比谷~東京駅前・行幸通り
(2)旧コース:東京都庁~飯田橋~皇居前~日比谷~品川~銀座~日本橋~浅草雷門~築地~豊洲~東京ビッグサイト
詳しくは公式HPをご覧下さい。
⇒http://www.marathon.tokyo/
お勧めの応援穴場はココ!
『東京マラソン』の特徴は、“折り返し地点が多い”ことと、コース全域が都心部なので、“地下鉄の乗り換え”で観戦地点への移動が容易にできることが挙げられます。
詰まり、応援する選手が通過してしまっても、また地下鉄で先回りして別の地点で再度応援できる訳です。
ただ、そのためには地下鉄の系統図を覚えておく必要がありますが、その点スマホさえ持っていれば行きたい駅へ簡単にナビゲートしてくれます。
予め応援場所を決めておき、地下鉄の駅名をメモしておくと便利です。
さて、新コースの『応援ベストポイント』は、“1か所で3回楽しむ”ことができる場所があります。
その場所とは、スタートから約25km地点に当たるT字路になった『蔵前1丁目』交差点付近のことですが、最寄り駅は都営地下鉄浅草線の『蔵前駅』になります。
詰まり、日本橋方面から雷門へ向かう時に『1回目』、雷門で折り返し蔵前1丁目から清澄通りに入る時に『2回目』、更に門前中町方面から蔵前1丁目に帰ってくる時に『3回目』が見られるという訳です。
ただ、コース沿道で応援しようとすると道路の横断が必要となりますので、機敏な行動が必要と思われます。
マラソン祭りの場所やイベント情報
『東京マラソン2017』の開催に合わせて、今年も『ランナー応援イベント・マラソン祭り』の出演者の募集が始まりました。
募集内容や申し込み方法は、以下のようになっています。
興味のある方は、早速応募してみては如何でしょうか。
(1)主催:東京都
(2)実施日:2017年2月28日(日)
(3)会場:東京マラソンのコース沿道などのイベント会場(後日、公式HPで公開予定)
(4)募集:100組程度(演奏や演技などで、東京マラソンを応援する団体又は個人)
☆音楽系⇒吹奏音楽などの楽器演奏及び歌など
☆パフォーマンス系⇒ダンス、チアリーディングなど
☆民俗芸能系⇒民舞など地域や郷土の芸能
(5)募集期間:2016年11月1日(火)~11月30日(水)
(6)申込方法
☆ホームページ
☆郵送(申込先:東京都江東区青梅1丁目-20)ダイバーシティー東京オフィスタワー18階FCC東京マラソン2017ランナー応援イベント マラソン祭り事務局)
☆参考資料:演目内容や持ち込み機材などの資料(セット図、CD。DVDなど)を申込先に郵送
むすび
都市マラソンで歴史一番が古いのは、『アテネク・ラシックマラソン』ですが、1972年(昭和47年)のことで今から何と45年前のことです。
この大会の優勝タイムは『2時間11分35秒』と現在の記録と比較しても遜色ない記録でした。
現在の所、マラソン競技の歴代1位の記録は『2時間02分57秒』ですから、計算上では“100mを18秒”で走り続けていることになります。
正に、驚異的なことではないでしょうか。