横浜開港祭2017!花火の日程や開催場所は?屋台、バザー情報まとめ
- 2017/2/24
- お祭り、行事
夜空に舞う打ち上げ花火と言えば、真夏の夜空を連想する方が多いことと思います。
浴衣を着て、彼氏と一緒に屋台で美味しいものを食べながら、綺麗に舞う花火を眺める。
夏のデートの定番かもしれませんね。
しかし、横浜の夜空には初夏にも舞う花火があるのをご存知ですか?
まだ肌寒い6月の夜に横浜港には多くの観光客が訪れ、屋台や花火を満喫しているのです。
そこで本記事では、横浜開港祭りの2017年度の情報をまとめていきます。
日程や開催場所、屋台情報なども調べてみましたので是非参考にして下さい。
横浜港とは?歴史をわかりやすく
『横浜港』は、1858年(安政5年)アメリカなど5か国の間で締結された『日米修好通商条約』に基づき、1859年7月1日(安政6年6月2日)当時の横浜村(現中区関内付近)に港が開港され、当初は生糸貿易の中心として発展していきました。
その後は、京浜工業地帯の工業港、また東京の外港として大きく施設を拡大しました。
大正期に掛けては、新港埠頭などの港湾施設が更に整備拡充され、関西の『神戸港』と共に国際貿易港として発展を遂げ、日本の近代化の一翼を担っています。
現在は、鶴見区から金沢区まで横浜市の湾岸全域に広がり、10か所の埠頭と249にも及ぶバース(岸壁)があり、輸出入用コンテナの取扱量では東京港に次いで国内第2位の地位を占めています。
なお、2005年(平成17年)以来クルーズ客船の寄港数では第1位の座を確保し続けており、『入港船舶数』、『海上出入貨物量』、『外国貿易額』などで、常に上位3位以内の一角を占めています。
横浜港といえば、何といっても『大桟橋(おさんばし)』が有名ですが、明治後期から昭和中期頃までは『メリケン波止場』とも呼ばれていました。
それまでの構造は正に『桟橋(さんばし)』でしたが、2002(平成14年)になって『桟橋』から『岸壁』に生まれ変わり、正式表記も『大さん橋』に変更になりました。
因みに、郵船クルーズが所有する『飛鳥Ⅱ』は、横浜港の“大さん橋を拠点”としています。
一方、外国船籍のクルーズ客船については、寄港誘致に若干の難点があります。
それは、1989年(平成元年)9月に開通した『横浜ベイブリッジ』によって、2000年代に入って超大型化したクルーズ船が橋桁(はしげた)を通過できない事態が発生しました。
そのため、2009年(平成21年)と2010年(平成22年)の『クイーン・メリー2』の横浜寄港では、貨物用の『大黒埠頭』に着岸させたところ、市街まで遠いことから乗客から大変な不評を買いました。
ただ、2014年(平成26年)に寄港した『クイーン・エリザベス』は、干潮時を狙ってベイブリッジを“潜り抜けること”に成功し、大さん橋への接岸に成功しました。
横浜開港祭って、どんなお祭り?
横浜開港祭り行ってきた!
花火大会、めっちゃ良かった^_^音楽や照明とコラボレーションしていて、短時間だけど、感激した♡
何気に去年花火大会行っていないので、二年ぶりの花火
来年も、是非とも横浜開港祭りの花火大会は行きたいと思った! pic.twitter.com/MzEdTOtkY8— 小板奈央美(こいたチャン) (@na0mi1003) 2015年6月2日
横浜港は、安政6年6月2日(太陽暦では1859年7月1日)に開港されましたが、翌年の6月2日に開港1周年を迎えた際、地域の住民たちが“山車などを繰り出して”お祝いをしたのが『開港記念日』の始まりといわれています。
現在では、例年6月2日を『開港記念日』に定められ、横浜市内の小中学校や高校などが休校日となります。
1981年(昭和56年)第1回目の『国際デープレ横浜どんたく』の開催が始まりです。
翌1982年(昭和57年)第2回目は、冠から“プレ”が外れて『’82国際デー第1回横浜どんたく』が開催されました。
1984年(昭和58年)第3回目からは、“国際デー”が削除され単に『横浜どんたく』と改称されました。
そして、1993年(平成5年)第12回目は、初めて“開港祭”というが付けられ『横浜どんたく開港祭』となり、更に1995年(平成7年)第14回目からは、“どんたく”が削除され『横浜開港祭』になり現在に至っています。
2017年(平成29年)には第36回を迎えますが、途中“祭りの名称”が様々な変遷を辿り、今では観客数が70万人を超す横浜市の初夏を彩る大きなイベントに成長しています。
屋台やバザーでは、どんなお店が並んでいるの?
1.横浜開港祭のお土産で、屋台のお好み焼き買ってきてもらった。美味しかった!(昨日は小籠包。美味しかった!)2.部屋の模様替えをして気分が変わった♬ 3.草むしりを少しだけ出来た。 #3good pic.twitter.com/qk8FQywT0i
— バンビ (@banbi12) 2014年6月1日
今のところ、2017年度の屋台の出店に関する情報は出されていません。
因みに、去年(2016年)は、グルメ―カーニバル会場を中心に各種のキッチンカー(移動販売車)によって、20を超える屋台が出店されました。
ケバブサンド、しらすピザ、から揚げ、札幌ラーメン、横浜シューマイ等々、とっても盛りだくさんです。
また、臨港パーク内で行われる恒例の『HOKOHAMAスイーツ・パラダイス』は、食べた人の投票でNO1が決まる“スイーツのコンテスト”です。
更に、『横浜開港記念バザー』会場の飲食ブースでは、『名物!ご当地グルメフェアー』と称して、佐世保バーガー、富士宮やきそば、広島焼きなどの屋台が出店されました。
横浜開港祭りの花火、日程と場所は?
2017年(平成29年)の『横浜開港祭』の日程は、6月2日(金)~3日(土)の2日間に亘って『臨港パーク』、『みなとみらい21地区』、『新港地区』などの周辺で開催されます。
なお、『花火』の打ち上げは、臨港パークの会場付近で“6月3日(土)の19:20から開始”されます。
ただ、臨港パーク近辺は毎年“大勢の人で大混雑します”ので、人込みを避けてゆっくり楽しみたいのなら、少し離れた『穴場スポット』で観賞するのがお勧めです。
臨海パークアクセスマップ
(1)カップヌードルミュージアム
この場所(中区新港1-2-4)は、メイン会場から比較的近くにあるスタジアムの海側の芝生エリアです。
なお、昼過ぎから場所取りの人が出始めますので、昼前には到着するようにして下さい。
(2)港の見える丘公園
この場所(中区山手町114)は、打ち上げ場所から離れていますが、高台の頂上にあるので全景が良く見えます。
特に、小さいお子さんを連れて行く場合は、人も少なくのんびり鑑賞できます。
(3)山下公園
この場所(中区山下町279)は、打ち上げ場所から遠いため、混雑も少なくゆっくり楽しめます。
ただ、山下公園には樹木が多いため、陰に隠れて見え難い場所がありますので注意して下さい。
むすび
横浜港のシンボルは、その大きさが威容を誇る『横浜ランドマークタワー』です。
ランドマークタワーは、オフィス、ホテル、ショッピングモールを核にして、展望フロアや多目的ホールなどで“一つの街”を形成しています。
因みに、高さ273mの69階の展望フロワー『スカイガーデン』は360度遮るものがなく、お天気さえ良ければ約80km先まで関東平野の大パノラマが楽しめます。