東京いちご狩り情報2017|食べ放題があるお勧め穴場スポット3選!料金相場は?
- 2017/1/16
- アウトドア
行楽シーズンが近づいてきましたね。
「今週末どこか行かない?」などと、家族でお出かけを検討されている方も多いのではないでしょうか?
大人は花見をしながらゆっくりお酒を嗜みたいかもしれませんね。
しかし、子供たちはすぐに飽きて「早く帰ろう」とダダをこね始めるのでは・・・。
そこでおすすめしたいのが「家族みんなでイチゴ狩り」。
我が家も毎年の恒例行事をして楽しんでいますよ。
そこで本記事では、東京および近郊でイチゴ狩りを楽しもうとしているあなたのお役に立つ情報をまとめてみました。
「食べ放題があるおすすめ穴場スポットはどこ?」などと詳細情報を探している方は是非参考にして下さい。
いちごの歴史と成分をわかりやすく!
初めて日本に『苺(いちご)』が入ってきたのは、江戸時代の終わり頃で『オランダ』から輸入されました。
日本で試験栽培が始まったのは今から約200年前のことですが、本格的に商用栽培されたのは1872年(明治5年)といわれています。
さて、イチゴは『バラ科』の多年草ですが、人が果物のように食べている部分は実は『果実』ではなく、『花托(かたく)』と呼ばれる“茎が厚くなった”ところで、花の付け根に当たる部分なのです。
詰まり、一見したところ“種子のように見える小さな粒々”が果実なのです。
この粒々は『痩花(そうか)』と呼ばれるもので、被子植物に多く見られる“乾いた果実”です。
一般的にイチゴの成分は、水分が約90%、糖質が約10%、蛋白質(たんぱくしつ)と食物繊維が約1%で、総カロリーは100g当たり35kcalです。
なお、イチゴには低カロリーの『キシリトール』という糖アルコールが約350mgと、酸っぱい味の元である『アスコルビン酸(ビタミンC)』が豊富に含まれています。
イチゴ狩りを楽しむコツとマナー
ハウス栽培のイチゴは“冬場が旬”の時期ですが、中の温度は20~25℃くらいで管理されていて、外は寒くても晴れていれば少し汗ばむくらいです。
3月以降になればお客さんが増えてきて混雑しますが、1~2月は割と人が少ないのでゆっくり『イチゴ狩り』を楽しむことができます。
ただ、ハウス内は若干足場が悪い所もありますので、サンダル履きやハイヒールは避けた方が無難です。
そこで、お出かけ前に『服装』や『履物』以外に、“イチゴ狩りを楽しむコツ”について確認しておきましょう。
(1)見分け方
1番大事なことは、言うまでもなく“真っ赤なイチゴ”を選ぶことです。何よりも摘む前に『蔕(へた)』の部分まで赤いイチゴを見つけて下さい。
出来れば、“少し日陰の場所”のイチゴが温まっていないので美味しく頂けます。
(2)摘み方
1番してはいけないのが、イチゴを“手で引っ張る”ことです。
必ず、蔕の部分の少し上の付近を横に折り曲げると、ほかの部分を傷めずに簡単に摘むことができます。
(3)食べ方
多くのイチゴ農園は時間制となっていますので、人間の心理として“急いで食べなければ!”と思いがちです。
ハウス内で摘んで食べるイチゴは“水分が豊富”なので、急いで食べると直ぐにお腹が一杯になります。
余り慌てず真っ赤なイチゴを見つけ出し、1粒ずつ“ゆっくり味わう”のが美味しい食べ方です。
因みに、イチゴ農園も“不特定多数の人”が訪れるいわば公共の施設ですから、お互いに守るべきマナーがあります。
ついつい美味しいイチゴを摘むことに頭が一杯になり、“大きい荷物”を背負いながら“我先に走り出す”人を見掛けます。
また、制限時間を気にする余り、慌てて“熟していないイチゴを摘む”ことがあります。
“摘んだイチゴは食べる”のが最低限のマナーでが、中には甘くないからといって口から吐き出し、あろうことか“ごみ箱に捨てる”人を見掛けることがあります。
農園の人が丹精して育てた可愛い“イチゴを粗末にされる”と、きっと嫌な気持ちになりますのでくれぐれも注意しましょう。
東京でイチゴ狩り!食べ放題の料金相場は?
東京で『イチゴ狩り』ができる場所について、ネット検索してみたら3か所見つかりました。
“本当にあるの”と思いましたが確かにありました。
でも、内容を確認してみたら、『イチゴ狩り』ではなく何れも100gの量り売りでした。
これでは“イチゴ狩りとはいえない”ように思いますが、本格的な収穫期がくると『イチゴ狩り』ができるようになるのかも知れません。
これらの施設は、全て『ハウス栽培』ですが入園料は無料です。
なお、営業期間は概ね2月~5月となっていますので、参考にしてみて下さい。
(1) 多摩市落川にある『新倉農園』で100g300円の量り売りです。(2)日野市万願寺にある『柴崎園芸』で100g200円の量り売りです。
(3)世田谷区野毛にある『木村ぶどう園』で100g420円の量り売りです。 |
東京都内と近郊のイチゴ狩りおすすめスポット3選
(1)いちごはうす嘉山農園(予約制)
*場所:神奈川県横須賀市長井1-12-28
*期間:1月上旬~6月上旬(予定)
*料金:30分食べ放題、大人1,700円(1月頃)~1,000円(6月頃)、練乳無料
*アクセス:京浜急行三崎口駅から長井行バスで10分(小根岸下車徒歩3分)
*TEL:090-3237-1583
(2)ロマンの森共和国(予約制)
*場所:千葉県君津市豊英659-1
*期間:1月上旬~5月上旬
*料金:30分食べ放題、大人1,400円(5月以降)~2,200円(1月)、練乳無料
*アクセス:JR木更津駅からバスでロマンの森共和国下車 徒歩すぐ
*TEL:0439-38-2211
(3)狭山ベリーランド(予約制)
*場所:埼玉県狭山市堀兼1262-5
*期間:12月中旬~5月下旬
*料金:30分食べ放題、小学生以上2,000円、練乳無料
*アクセス:西武鉄道新狭山駅からバスで新狭山ハイツ終点下車 徒歩10分
*TEL:090-5411-7314
むすび
最近、イチゴ農園の関係者からツイッターの投稿で、“イチゴを粗末にしないで”といった悲鳴が上がっているそうです。
また、来園者からは、“お金を払っているのだから勝手でしょう”といった反論もあるようです。
イチゴ狩りに出かける人の多くは、“お金では得られない何か”を楽しむために行くのではないかと思いますが、皆さんはどう思われますか。
甘くておいしいイチゴが食べたいのなら、スーパーでパック詰めを買うのが一番確実です。