自作でコストダウン!焚き火台テーブルの作り方と焚き火に便利なグッズをご紹介♪
- 2016/8/16
- アウトドア
『類人猿』と『人類』の大きな違いは、“二足で歩行する”こと、“言語で意思疎通する”こと、“火を使用する”ことだといわれています。
つまり、火を使用することは太古の昔から、人類の際(きわ)立った能力の一つであった訳です。
私もおぼろげながら子供の頃、親に隠れて火遊びした時、“神聖な気持ちを抱いたり”、“心安らかな気持ちを抱いたり”、“心が弾む気持ちを抱いたり”した記憶があります。
人間にとって『火』は、生きるための“特別な発見だった”に違いありません。
本記事ではそんな魅力的「火」を使った焚き火についてのアレコレをまとめてみました。
安全に楽しむために必要不可欠な焚き火台テーブルを作る方法や便利なグッツも合わせてご紹介しますので是非参考にして下さい。
焚き火するには、消防署への届け出が必要?
直近の消防統計では、国内における『焚き火』が原因の火事は年間約4,000件であり、火事の総件数に対して約8%を占めているそうです。
発生の状況は不詳ですが、大変多いことが判ります。
屋外における焚き火は、自然公園法などの法律で禁止又は許可性になっています。
勿論、消防法においても“市町村長が制限した場所”或いは“文化財などの施設”では管理者によって禁止されています。
因みに、消防法では、屋外において消防署員などが“危険である”と判断した場合は、強制的に止めさせる権限を有しています。
基本的には、屋外での焚き火などの火気使用はしないに越したことはありませんが、止むを得ない事情がある場合は、予め近くの消防署に届け出することが賢明です。
無届で焚き火をした場合、遠くで見た人が“焚き火の煙”なのか“火災の煙”なのか判断できません。
万が一、勘違いで消防署に通報され“消防車が出動したら”、お目玉を頂戴する羽目になります。
焚き火に便利なグッズ7選
大自然に囲まれたキャンプ場の夜空の下で焚き火をすると、不思議なことに何故か安らぎを感じるものです。
そして、知らない間に焚き火の周りに人が集まってきます。
焚き火には“人を惹き込む不思議な力”があるのでしょうか。
殆どのキャンプ場では、焚き火を行う場合の『場所』や『方法』などルールが決められています。
基本的には、地面で直に焚き火することが禁止されていますので、それなりの道具を用意する必要があります。そこで焚き火を楽しむためのグッズを紹介します。
(1)焚き火台
焚き火をするための台ですから、直ぐに汚れてしまうことを前提に選択しましょう。
例えば、焚き火だけを楽しむのか、“煮炊きの機能”が必要なのかを考える必要があります。
(2)薪
大きなキャンプ場などでは現地調達できますが、事前に確認しておく方が無難です。
もし、現地調達が可能なら、端(はな)から買い求めるのではなく、乾いた流木などを探し集めて薪にするのも楽しいものです。
(3)火バサミ
焚き火の中に薪をくべたり火力調節を行うために使います。
薪を素手で扱うのは棘が刺さったり、火傷の危険性があるので必ず持って行きましょう。
(4)耐火手袋
熱した火バサミを持ったり、熱した鍋を持ったりする場合は、素手で取り扱うのは危険です。
軍手や軽作業用の薄手のものは避け、革製の厚手のものを準備しましょう。
(5)鉈(なた)
焚き火をするときには、いきなり太い薪に火を付けることができません。
そんな時には、薪を鉈で細かく裂いて火を起こします。
(6)柄長ライター
火を焚き付ける時に、普通の100円ライターでは火傷することがあります。
中には『ターボ付き』や『ガスボンベ付き』などもあります。
(7)チェアー
焚き火のそばで、炎を見ながらゆっくりしたいときには最適です。
できれば焚き火台の高さに合わせたものを選ぶのが良いかもしれません。
焚き火台テーブルの作り方
コールマン(Coleman) ファニチャーアクセサリーファイアープレイステーブル 2000010397【CLTA】【C16SS】
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焚き火台テーブルとは、焚き火の周りに置いたり、囲むように置いたりするテーブルのことで、飲み物を置いたりBBQなどする時には欠かせないアイテムです。
実は、ニトリの台所用品売り場に、折りたたみ式『コンロ奥ラック』という商品が1個590円で売っています。
これを『L』字型、『コ』の字型、『ロ』の字型に組み合わせると、立派な焚き火台テーブルになります。
2~4個で組み合わせる場合は、お近くの100均ショップで『結束バンド』か『ワイヤーネット用ジョイント』を購入して下さい。
全部で3,000円掛からずにBBQを楽しむことができます。
終わりに
以上、焚き火をする際の便利グッツや焚き火台テーブルの作り方をご紹介しました。
最近は、予想もつかないような『ゲリラ豪雨』が発生することがあります。
一般的に、キャンプ場は川辺にあるところが多いので、緊急時の避難経路を十分に確認しておくことが肝心です。
また、焚き火を楽しむ前に、消火用の水を焚き火の近くに準備しておくことは最低限のマナーです。
是非お忘れないように。