残暑見舞いを出す時期は?返信はいつまで?心の籠った文面例もご紹介♪
- 2016/6/15
- 暑中見舞い
1年のうち、定期的に送る手紙の類で一番有名なのは年賀状ですが、その他にも夏に送る暑中見舞いや残暑見舞いなどがあります。
でも、暑中見舞いと残暑見舞い、一体どの時期から送り分ければよいのかや、何のために残暑見舞いを送ったりするのか、わからなくて困ったりしますよね。
「あれ?この時期送るのは暑中見舞い?残暑見舞い?」
などと、私も迷ったことが多々ありました。
そこで、この記事では、特に残暑見舞いに関して役に立つ情報をいろいろとご紹介していきます。
構成や文面例もちゃんとご紹介していますので、ポイントは抑えつつ、心のこもった残暑見舞いを書く手助けになることうけあいです!
残暑見舞いを送るのは何のため?
暑中見舞いや残暑見舞いは、日本の暑い夏で、健康を崩しがちな知人に対してお見舞いのために手紙を送るというのが本来の目的です。
最近だと、2015年の東京で8月1日から8月7日までの7日間連続で35度超えの猛暑日を迎えるなど、8月でももはや残暑とは言えないような気候が続くことも多いですが、暑中見舞いと残暑見舞いは次にご紹介する時期によって送り分けがされるのが慣習となっております。
残暑見舞いを送る時期は?返信していいのはいつまで?
暑中見舞いに関しては7月から8月上旬までに送るのが慣習とされていますが、残暑見舞いに関しては、8月7日から8月31日前後までに送るのが慣習となっています。
返信に関しても、基本的には8月31日まで、先方から残暑見舞いが届くのが遅かった場合でも、9月6日までには先方に返事が届くようにするのがよいです。
気持ちの伝わる残暑見舞いの文面例とマナー
残暑見舞いをどのように書けばよいかわからない、という方のために、書き方のマナーや文面例をご紹介します。
これを参考にしながら、ぜひ気持ちが伝わる文面を作ってみてください。
まず、残暑見舞いの構成としては、
1.「残暑お見舞い申し上げます。」の挨拶 2.季節のあいさつ 3.自身の近況の紹介 4.相手の体調を気遣う言葉など 5.日付 |
とするのがよいです。
詳細をご紹介してきます。
1.「残暑お見舞い申し上げます。」の挨拶
これは定型句として記載しておけばよいです。
他の本文よりも大きめの文字にするのがおすすめです。
2.季節のあいさつ
手紙ではスタンダードな構成ですが、例えば、
「八月になっても厳しい暑さが続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?」
などの文言を前置きとして書くのがこの部分です。
3.自身の近況の紹介
この部分が人によって変わる本文と言えます。
ここはご自身で考えていただくことで、相手に気持ちが伝わる文面となるわけですが、例えば、
「今年は家族で海へ行ってきたのですが、子供たちが海辺でキャピキャピ遊ぶ中、私自身はあまりの暑さにバテ、1日中パラソルの中にいました。」
など、自由に書いていただければよいです。
4.相手の体調を気遣う言葉など
ここで相手の体調を気遣う言葉を入れることで、より気持ちが伝わる残暑見舞いになります。
文面例としては、
「まだまだ暑さも続くようですが、どうか体調にご留意いただきながら、元気にお過ごしいただければと思います。」
など、あなたのことを気にしていますよ、という気持ちが伝わる文言を入れると気持ちが伝わります。
5.日付
ここは定型句になりますが、残暑見舞いなら例えば、
「平成二十八年八月」
「平成二十八年立秋」
などと書くのがよいです。
ちなみに立秋とは8月7日頃のことをいいます。
まとめ
以上、残暑見舞いの目的や時期、書き方・文面例などをご紹介しました。
ここでご紹介させていただいた基本的な構成をおさえた上で、自分らしい文面を作っていただくことで、より相手に喜んでもらえる手紙になりますので、ぜひ試してみてください。