ボジョレーヌーボーを解禁日前に販売するのは違反?購入する方法は?解禁日の理由とは
- 2014/10/6
- ボジョレーヌーボ
今年もボジョレーヌーボーの季節がやってきます。
「ボジョレーヌーボを早く飲みたい!」
と発売日を待ち通しにされている方も多いのではないでしょうか。
しかし、少しでも早く飲みたいと思っている方が多いのに
なぜ一斉に解禁になるのでしょう?
また、解禁日前に売ったり買ったりしたら
どうなっちゃうのでしょうか?
気になったのでちょっと調べてみました。
なぜボジョレーヌーボーだけ解禁日があるの?
ワインは数多くあるのになぜボジョレーヌーボーだけ解禁日があるのでしょうか?
実は解禁日があるのはボジョレーヌーボーだけではないのです。
しかし、早く飲んだ方がおいしいボジョレーヌーボーだけが、
解禁日がクローズアップされているのです。
特殊な製法で早くワインにしているのがボジョレーヌーボー。
⇒しかし、「一番早く」を競って粗悪品が出回っては、
フランスワインというブランドが損なわれてしまいます。
それを防ぐためにフランス政府が解禁日を設定したのです。
ちなみに、初めは11月11日という決まった日でした。
しかし、フランスの酒屋やレストランは、殆どが日曜日お休みです。
なので、解禁日の曜日によって売れ行きに大きな差がありました。
そこでフランス政府が解決策として「毎年、第3木曜日」と可変式に設定したのです。
ボジョレーヌーボを解禁日前に販売したら罪になる?
解禁日前に販売店にはもうボジョレーヌーボーが届いていますね。
それを解禁日前に売ったらどうなるの?
結果から言うと、
日本には、ボジョレーヌーボーの解禁日を規制する法律がないので、
「ボジョレーヌーボー解禁日違反で逮捕!」ってことはありません。
しかし、多くの場合、販売店と仕入先との間には
解禁日より前に販売しないという旨の契約をしています。
ですから、解禁前に販売してしまったら、
この契約違反で罪を問われることになります。
もし、そのような契約をしていなくても、仕入先の信用をなくし、
来期からは、ボジョレーヌーボーの仕入ができなくなるようです。
ですから販売店側は「常連さんにだけこっそり」なんてことをしないのです。
また、ボジョレーヌーボは解禁日があることによって盛り上がるイベントです。
お祭りのような楽しい「イベント」になって盛り上がっているのに、
販売店自らそれを壊すこともしないということのようです。
ボジョレーヌーボを解禁日前に買ったら罪になる?
では、買った方はどうなのでしょうか。
先にも言った通り、日本には解禁日を規制する法律がないので何の罪にもなりません。
販売契約も販売店と仕入先との契約ですから、購入者は何の罪にも問われないのです。
だからと言って、
「お店に行って無理やり売ってくれ!」
とせがんだりしないでくださいね・・・汗汗
「どうしても解禁日前に手に入れたいの!」
というわがままさんは、自ら販売業者の酒屋やレストランを経営して、
コッソリ飲むしかありませんね。
実をいうとボジョレーヌボは2週間前から発送されていますよ。
まあ、そんな人はいないでしょう(笑)
そもそも日本は、日付変更線の関係で、世界一早く解禁になっています。
なんと本国フランスよりも8時間も早く解禁になっているのです。
日本でお祭りのようになっているのも納得がいきますね。
⇒今年は、11月20日(木)の午前0時が解禁ですから、
是非とも0時から朝の8時までに飲んでみましょう!
フランスよりも早く飲んだことに、酔いしれてみてはいかがでしょうか。
解禁日が待ち遠しいですね。
この記事を書いていたら
早く今年のボジョレーを味わいたくなっちゃいました^^
追伸
ボジョレーヌーボを美味しく飲むコツをご存知ですか?