- Home
- 知っておきたいマナー
- 寒中見舞いとは?寒中見舞いの使い方と例文テンプレート
寒中見舞いとは?寒中見舞いの使い方と例文テンプレート
- 2014/9/27
- 知っておきたいマナー
この時期になると忙しくなり、色々とおざなりになりがちですが、
人とのつながりは大切にしたいものです。
そんな時、寒中見舞いは意外と使えるものなのです。
是非、この機会に寒中見舞いの使い方を覚えておきましょう。
寒中見舞いとは?
寒中見舞いとは、小寒(1月5日頃)から立春(2月4日頃)までの寒さが厳しい季節に送る季節の便りの一つです。
この季節、家にこもりがちで、風邪が流行する季節でもあります。
一年の中で最も寒い季節を迎え、相手の体調を気づかうとともに、
こちらの近況を伝える手段です。
寒中見舞いの使い方
寒中見舞いは、上記のように一年でもっとも寒い季節に相手を気遣うこと以外に、
もっとも有名な使い方として、喪中の方に年賀状の代わりに挨拶状として送ることがあります。
さらに、喪中と知らずに年賀状を出してしまった相手にお詫びとして使うこともできます。
また、喪中の人が、喪中と知らずに年賀状を下さった相手にお返事として使うこともできます。
では、喪中ハガキを送ったにも関わらず、
年賀状が届いた場合は、寒中見舞いを出すべきでしょうか?
喪中ハガキを出した時期によって、年賀状を書いた後に到着することもありますし、
喪中ハガキを見落としたり、うっかりミスで出してしまうこともあるでしょう。
必ずしも寒中見舞いを出す必要はないと思いますが、
年賀状のやりとりのあるような縁のある相手なのですから、
年賀状を頂いたお礼と喪中にて年賀状を出せなかったことへのお詫びも兼ねて寒中見舞いを出してみてはいかがでしょうか。
他には、喪中ではないけれど、年賀状を出すのが遅くなり、
松の内(1月7日まで)を過ぎてしまってから出す場合も寒中見舞いを使います。
もうひとつ、年末ギリギリにお歳暮を頂いた時のお礼状としても使います。
とにかく、お正月を過ぎてから立春までのお手紙やはがきのやりとりを寒中見舞いとしたらいいのです。
ちなみに、立春が過ぎ2月末までに出すものは、
春になってもまだまだ寒さが続きますという意味で、余寒見舞いとします。
寒中見舞い文例
寒中見舞いは、喪中ハガキと同じように考え、
白黒の暗い雰囲気に作る方が多いようです。
しかし、カラーでも構わないのです。
寒さの堪える辛い時期なのですから、暗くなり過ぎない配慮も必要です。
椿の花や雪うさぎなど、冬の風物詩のイラストを
プラスしたものにしてみるのも良いでしょう。
寒中見舞い申し上げます
厳寒の折、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます 厳しい日が続いておりますが、寒さに負けずに、 まずは寒中のお見舞いまで |
寒中お見舞い申し上げます
ご丁寧に年頭のご挨拶をいただきまして、誠にありがとうございました 皆様ご健勝でお過ごしのご様子で、お喜び申しあげます 昨年○月 父○○が他界いたしましたので、 旧年中にお知らせをすべきところ、無礼をいたしました 本年も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます 平成○○年一月 |
日頃の感謝の気持ちや相手を気遣う心があれば、
どんな形でも構いません。
素敵なつながりを続けられますように