七夕飾りの意味と由来をわかりやすく!いつからいつまで飾るの?
- 2015/3/12
- 七夕
7月7日は、「七夕」です。
(私は北海道に住んでいるので8月7日が七夕です。)
カラフルな短冊に願い事を書き、
笹につるして飾るという風習は、
日本全国に残っていますね。
子どもの頃は楽しみにしていた七夕飾りと短冊作り。
子どもたちが素直な心で短冊に書いた願いごとが
夏の風にそよいでいるのを見ると、笑顔になります。
でも、
どうして7月7日には
七夕飾りを作るのでしょうか?
よく知られている、
織姫と彦星のロマンチックな伝説とは、
どんな関わりがあるのでしょう?
と言う事で今回は、
七夕飾りの意味や由来について調べてみたいと思います。
短冊を飾りながら、
子どもたちに教えてあげてくださいね。
七夕飾りの意味と由来をわかりやすく!
「七夕」と書いて、なぜ、「たなばた」と読むの?
子どものころ、そんな疑問を抱いたことはありませんか?
七夕を「たなばた」と呼ぶことについてはいくつか説があります。
古い時代には「棚幡」と書かれていたと言われています。
元々は中国のお盆の行事だった「棚幡」は、
7月7日の夕方に、先祖の霊を祀る棚に幡を飾る風習がありました。
この行事を、「七夕(しちせき)」といいます。
それが、「棚に幡」を飾ることから、
「たなばた」と呼ばれるようになったのです。
元は、ご先祖様をお迎えする行事だった七夕。
棚に幡(はた)を飾る風習は途絶えてしまいましたが、
その名残が、天に願いをかける七夕飾りです。
笹はまっすぐに、天に向かって伸びます。
笹に願いを書いた短冊を吊るすと、
天にいるご先祖様や神様に届けてもらえる。
と言われているのですね。
七夕飾りはいつからいつまで飾るのか?
七夕は、その名の由来によれば、
7月7日の夕方の行事ですね。
現代では前日、
つまり7月6日の夕方に七夕飾りを飾り、
7日の夜には取り外すというのが一般的です。
地域や学校のイベントで七夕のお祭りをする場合には、
1週間ほど飾っているところもありますね。
ただ、
お盆のように3日にわたる行事ではないので、
あまり長く飾るのは季節に合いません。
遅くとも、7月8日までには、飾りを片付けましょう。
七夕飾りの処分方法は?
子どもたちと楽しく作った、七夕飾り。
願いをこめて書いた短冊ですから、
とても思い入れがあるはず。
ごみとして処分してしまうこともできるけど、
それではあまりにも味気がありませんね。
かといって、
クリスマスツリーの飾りのように、
毎年使うようなものでもありません。
では、どうすればいいのでしょうか?
七夕飾りを処分するのに一番いい方法は、「天に送る」ことです。
今年の七夕飾りを燃やし、
煙の形に変えて天に届けましょう。
近所の神社でお焚きあげをしてくれる場合もありますし、
地域でまとめてくれることもあります。
校庭に準備された大きな焚火で、
自分の書いた短冊が天に昇っていくのを見るのも、
子どもにとってはいい思い出になるはず。
同じ年頃の子どもを持つ友人たちと合同で、
短冊や笹を持ち寄り、一緒に燃やすのもいいですね。
もちろん、自宅で燃やす場合は、
火の処理に十分注意を払いましょう。
まとめ
七夕飾りの意味と由来。
短冊の処分方法についてご紹介しました。
短冊には子供たちが願いを込めて書いているはずです。
親として優しく見守ってあげたいですよね。
「ほら、願い事が天に届いたよ!」
そんな言葉を、
子どもたちにかけてあげてください。
願えば、天に届く。
大人も子どももそれを素直に信じることができるのが七夕です。
「今、一番のお願いごとはなに?」
自分の心にそうたずねてみる、
一年に一度のこの日をみんなで楽しみましょう!
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