2017北海道でペット同伴OKのおすすめキャンプ場3選!注意すべきマナーとは?
- 2017/3/6
- アウトドア
「今年のキャンプはどこへ行こう?」と家族や友人で話し合う時期になりました。
北海道でキャンプを楽しみめる場所は多数あります。
なので、様々な候補地が上がり、頭を悩ましているはず。
ただ、ペット同伴OKの場所となると多少限定されてきます。
そこで本記事では2017年の北海道キャンプ情報とペット持込みOKのおすすめスポットを3つご紹介します。
「キャンプ」の意味と由来をわかりやすく
英語の『キャンプ(camping)』という言葉は、元々“野外で一時的に生活する”ことを指したものですが、ラテン語で『野(カンプス)』を表す言葉に由来するといわれています。
現在では、多くの場合『テント』や『小屋』で過ごすイメージがありますが、特にそれのみに限られたものではありません。
例えば、自然の中にある『河原』や『野原』或いは『洞窟』などでの宿営もキャンプの一形態です。
また、登山中の風雨によるビバークや雪山での雪洞への避難なども、広義のキャンプといえなくもありません。
現代においては、キャンプは自然の中で野外生活を楽しむ『リクリエーション』としての要素が大きくなり、その“目的や形式などには特に拘りがなく”、人夫々の楽しみ方をするのが一般的です。
しかし、中には大自然の環境に浸り、人工的な施設とは縁のない自由奔放なスタイルでキャンプを楽しむのが王道であり、自然の中でのサバイバルに喜びを感じる人は少なくありません。
ただ、多くの初心者や中級者などのキャンパーは、人工的な施設(小屋、水道、炊事場、竈等々)が整っているキャンプ場で楽しむ場合が圧倒的に多く、それでも普段の生活で味わえない自然との触れ合いや、仲間との役割分担による協働作業を体感することで、キャンプの意義に満足感を見出しているといえます。
北海道でキャンプができる時期と気温は?
さて、北海道のキャンプシーズンは、気温だけ考えると本州、四国、九州とは随分短いのは当然のことです。
一般的には、6月~10月頃までハイシーズンといえますが、初心者か熟練者かによって“キャンプを楽しめる期間”には自ずと差が出てきます。
余り寒さに強くない人なら、概ね6月中旬~9月中旬の3か月くらいがキャンプに適している期間と考えるのが無難かもしれません。
また、キャンプの経験が殆どない初心者の場合は、7月~8月を選ぶのが最も安心して楽しむことができると思います。
因みに、北海道の最北稚内市の北緯は45.4度で7~8月の最低気温は15~17℃、道央札幌市の北緯は43.1度で同じく17~19℃、道南函館市の北緯は41.8度で同じく17~19℃となっています。
詰まり、一番熱い真夏でも朝夕の気温が20℃以下なので、少し標高の高い高原のキャンプ地では10℃を切ることもあります。
そのため、くれぐれも防寒対策をしっかりして、涼しい夏の北海道の豊かな大自然を満喫して頂きたいと思います。
ペット連れでキャンプをする時のマナー
日本の場合は、外国のようにペット可を謳ったキャンプ場は決して多くはありません。
当然のこと、キャンプ場に来る全ての人が動物好きということはありませんし、ましてや“犬が大嫌い”な人も大勢います。
中には、犬の毛などの『アレルギー』の人もいますので、犬をシャットアウトされてもある意味で仕方のないことかも知れません。
仮に、ペット可のキャンプ場でも、犬に関わるトラブルが増えると、“ペット不可”に成らざるを得なくなりますので、キャンプ場の利用規則は勿論のこと、飼い主が率先してマナー順守に心掛ける必要があります。
キャンプ場における飼い主のマナーとは、以下のようなものです。
(1)犬同士のトラブル
普段はおとなしい性格をした犬でも、見知らぬ大勢の人がいる場所に来ると興奮するものです。
その上、いつもの散歩コースでの顔なじみの犬と異なり、知らない犬同士が目を合わせると必ず『イガミアイ』が起こります。
上手に犬の気を紛らわせ、衝突が起こらないように気を配る必要があります。
(2)夜啼き
都会の喧騒から離れたキャンプ場の夜は、人が寝静まると意外と森閑としたものです。
そのため、耳が良い犬は小さい音でも目を覚まし吠えることがあります。
面倒でもすぐ起きて吠えないように対応しなければなりません。
(3)ノーリード
キャンプ場に限ったことではありませんが、時にノーリードの飼い主を見掛けることがあります。
特に不特定多数の人がいるキャンプ場では、絶対守るべきマナーです。
(4)フンの処理
遊びに夢中になっているとついつい犬から目を離しがちになりますが、いつも通り犬の散歩と排便 は飼い主の責任として果たす義務があります。
(5)ブラッシング
犬も外で駆け回り草むらに入ることがありますので、しっかりとブラッシングしてやる必要があります。
その場合は、人のいないところでブラッシングするのが最低限のマナーです。
ペット可!犬も一緒に楽しめるキャンプ場3選
一般的に、キャンプ場では駐車場とキャンプ施設が離れているので、荷物や物資の運搬が大変なことがおおいものです。
その点、オートキャンプ場は施設の直ぐ傍に車を止めることができるので、非常に利便性が優れている訳です。
北海道には、広大な敷地の中にあるキャンプ場が多く、小さな子供やお年寄り連れでも、オートキャンプ場(ペット可)なら安心して楽しめます。
(1)支笏湖畔美笛キャンプ場
支笏湖畔の美笛キャンプ場で一泊。素晴らしいロケーションのキャンプ場でした。 pic.twitter.com/n3WatyJ211
— 赤ワイン@大漁旗 (@akawine) 2016年6月7日
*場所:千歳市美笛(TEL:090-5987-1284) *開設期間:5月~10月中旬、貸しテント:1,500円(4人用) *宿泊料金:大人1,000円、小中学生500円、未就学児200円 |
(2)朱鞠内湖畔キャンプ場
おはようございます。
昨夜は朱鞠内湖畔キャンプ場に泊まりました。
昼間の内は天気が良かったのですが…。 pic.twitter.com/VPFJ762Qlv— Tolle (@rokitsu) 2016年8月24日
*場所:雨竜郡幌加内町朱鞠内(TEL:0165-38-2029) *開設期間:5月上旬~11月上旬、貸しテント:2,300円(4~6人用) *宿泊料金:大人600円、子供300円(電気代200円) |
(3)旭川市21世紀の森ファミリーゾーン
旭川市21世紀の森は、旭川市東端の山間にあるダム湖「ペーパンダム」周辺に整備された施設で、施設の中は幾つかのゾーンに分かれており、キャンプ場は「ファミリーゾーン」と「ふれあい広場」にあります。http://t.co/HFnaj7vR0d
— 北の旅人bot (@kitatabi_bot) 2013年6月30日
*場所:旭川市東旭川町瑞穂937(TEL:0166-76-2108) *開設期間:5月~11月、貸しバンガロー1棟:3,150円 *宿泊料金:大人520円、高校生以下310円 |
むすび
人類(ホモサピエンス)がアフリカ南部で誕生した後、気の遠くなるような年月を経てヨーロッパ、中央アジア、東アジア、オセアニア、シベリア、北アメリカ、南アメリカなどへ移動したことが判っています。
その過程で人類は“木の実を採取”や“獣や魚介を狩猟”の技術を獲得し、キャンプ生活をしながら生き抜いてきた訳で、現代人にもそのDNAの欠けらくらいは残っている筈です。