冬至にかぼちゃを食べる理由と由来は?煮付け以外のおすすめレシピ
- 2014/10/19
- 年間行事
秋になり、だんだん日が短くなってきました。
一年の中で一番昼間の短い日を冬至といいますね。
今年の冬至は12月22日です。
あなたはどのように冬至を過ごしますか?
「冬至の日には必ずかぼちゃを食べる」という方も多い事と思います。
では、何故冬至の日にはかぼちゃを食べるのでしょう?
また、何時頃からこのような風習ができたんでしょうね。
と言う事で、
「冬至に食べるかぼちゃ」についての素朴な疑問にお答えしていきたいと思います。
冬至にかぼちゃを食べるようになった時期と理由
日本には冬至にかぼちゃを食べる習慣がありますよね。
これは江戸時代の頃から始まったと言われています。
昔は冬至の頃になると秋野菜の収穫が終わり、
食べられる野菜が少なくなります。
今みたいにスーパーで年中好きな野菜が
購入出来る訳では当然ありませんでした。
⇒冬時期に食べれる少ない野菜の中で、
栄養豊富で保存のきく食材だったかぼちゃを食べて、
「病気や風邪を予防して元気に冬を越そう!」
という昔の人の知恵からかぼちゃは大切に食べられていました。
冬至の日にかぼちゃを食べるのは、その時期に食べられる野菜が少なかった事。 かぼちゃは栄養素が高く、冬を元気に過ごす為の願いを込めて 多くの庶民に食べられるようになったのが風習のようですね。 |
現在ではかぼちゃには高い栄養価があり、
「風邪の予防になりやすい」という裏付けを基に、
健康を保つ為の願いを込めて冬至にかぼちゃを食べます。
地域によっては、「冬至かぼちゃ」は朝のうちに食べるとよいとか、
午前10時に食べるとよいというところもあるようですね。
冬至の日にかぼちゃを食べるようになった由来
冬至にかぼちゃを食べるようになった由来にはいくつか説があります。
ひとつはかぼちゃを輪切りにした時に中身が太陽のように見える為、
夏に輝いている太陽の力を集めて実ったかぼちゃを食べて
冬を超える力を得ようとしたことに由来しているという説です。
もうひとつは、かぼちゃの中身が邪気を払う力があると信じられていた
「黄金」色をしていていた為です。
その力を借りようと考えついたのが由来しているという説です。
両方の説とも、
「見た目や言い伝えからかぼちゃがよい!」
と考えられたのですね。
今年の冬至はコレで決まり!かぼちゃオススメレシピ
冬至に食べるかぼちゃと言えば煮たものが多いと思いますが、
ここでは煮物以外のオススメレシピをご紹介したいと思います。
かぼちゃとツナのコロッケ
材料
かぼちゃ1/4、タマネギ1/2、ツナ缶1缶、塩こしょう少々、ナツメグ少々、とろけるチーズ適量、薄力粉、溶き卵、パン粉適量 |
作り方
①タマネギをみじん切りにして水にさらしておく。 ②茹でたカボチャに油を切ったツナと水気を切ったタマネギを加え、塩こしょう、ナツメグで味をつけて混ぜ合わせる。 ③②が冷めたら適量を手のひらに取り、真ん中にとろけるチーズを入れて丸める。 ④薄力粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつける。 ⑤180℃の油で上げ、表面がキツネ色になったら出来上がり。 |
かぼちゃのスープ
材料
かぼちゃ1/2、タマネギ1個、にんにく1かけ、コンソメ3個、水500cc、牛乳200cc、バター10g、塩こしょう適量 |
作り方
①かぼちゃとタマネギ、ニンニク、コンソメを沸騰したお湯に入れ、柔らかくなるまで煮る。 ②柔らかくなった①を煮汁と一緒にミキサーに入れ、牛乳を加えてミキサーにかける。これを3回ぐらいに分けておこないます。 ③②を鍋に戻して弱火にかけ、バター、塩こしょうで味を整えたら出来上がり。 |
まとめ
冬至の日に食べるかぼちゃについて色々まとめてみました。
先程も申し上げたように、冬至にかぼちゃを食べるのは健康への願いからだったんですね。
また、冬至の日に使えるレシピもご紹介しておきましたので
是非ご参考にして頂ければ幸いです。
冬至にかぼちゃを食べて、家族みんなが健康で過ごせるようにしていきたいですね。
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