冬至にゆず湯に入る由来|ゆず湯を楽しむ方法と赤ちゃんと一緒でも大丈夫?
- 2014/10/19
- 年間行事
今年の冬至は12月22日です。
冬至にはゆず湯に入るといいと
言われていることをご存知ですか?
冬至にゆず湯に入る習慣がある方も
今年初めて挑戦される方も必見のゆず湯情報をご紹介します。
冬至にゆず湯に入る由来
冬至にゆず湯に入る習慣が始まったのは比較的新しく、
銭湯ができた江戸時代でした。
ゆずは香りが強い柑橘系の果物です。
ゆずの香りには邪気を祓うという意味があると言われています。
その事から、ゆず湯に入るのは、
邪気を祓って体を清めたり、
みそぎをしたりすることが出来ると信じられたそうです。
冬至にゆず湯に入るようになったのは
このような習慣が始まりのようです。
また、冬至は湯治、ゆずは融通をかけて
『お湯に入って融通良く行きましょう』
という意味が込められているという説もあります。
ゆず湯の効果や効能
さて、ゆず湯に入ると、どのような効果や効能があるのでしょう。
ゆずには血行や新陳代謝を促進する成分が含まれています。
その為、血液の循環がよくなり、冷え性や神経痛、
腰痛などをやわらげる効果があります。
⇒また、ビタミンCが豊富な為、湯につかり全身からビタミン成分を吸収することで
風邪を引きにくくする他、美肌にも効果があります。
ゆず湯に入る方法は?ゆずを浮かべるだけでいいの?
次にゆず湯の入り方についてご紹介していきたいと思います。
ゆず湯の入り方ですが、これはご家庭の習慣によって様々かと思います。
その中でも一般的な方法を挙げます。
①ゆずを5〜6個用意します。
②つまようじなどで数カ所に小さな穴をあけます。
③後はお風呂に浮かべるだけです。
ゆずの香りを沢山楽しみたいという方は
もっと沢山ゆずを浮かべても良いですよ^^
そんなに沢山ゆずを用意できないという方は、
ゆずを輪切りにしてお風呂に浮かべる方法もあります。
ただし、この方法では果肉や種がお風呂に浮いてきてしまいます。
それが気になる方はガーゼの袋等に輪切りしたゆずを入れ、
お風呂に浮かべるといいでしょう。
見た目ではゆず湯を楽しめませんが、後のお掃除が楽です。
なお、ゆずにはお肌を刺激する成分が含まれている為、
肌の弱い方が入るとぴりぴりしてしまうことがあります。
そのような場合には果汁を絞って器に入れて
お風呂の中で芳香させるといいですよ。
アロマテラピー効果を得られてリラックスできるのでおすすめです。
ゆず湯は赤ちゃんと一緒に入っても大丈夫?
赤ちゃんがいるお母さん(お父さん)は赤ちゃん一緒にお風呂に入ることが多いと思います。
⇒では、ゆず湯に入りたいと思った場合、
赤ちゃんと一緒に入っても問題ないのでしょうか?
赤ちゃんの肌はデリケートで敏感な為、
ゆず湯に入るには注意が必要です。
というのも、柑橘類であるゆずにはリモネンという成分が含まれています。
この成分が自律神経のひとつである交感神経に働きかけて血管を広げ、
血流を良くし、血行や新陳代謝が促進されるという効果が現れるわけです。
しかし、リモネンに触れると皮膚が刺激される為、
肌の敏感な赤ちゃんには湿疹が出たり肌のかゆみが出たりする等の
トラブルを起こす場合があるのです。
その為、個人差はありますが、おむつかぶれ等の
肌トラブルが多い赤ちゃんはゆず湯には入れないでおく方が良いでしょう。
まとめ
「冬至の日にどうしてゆず湯に入るの?」
という疑問についてゆず湯についての疑問や豆知識をまとめてみました。
正直私はシャワー派で、
普段お湯を張ってお風呂に入ることはあまりありません。
だけど、冬至の日位は湯船にお湯を張って
ゆずを浮かべたお風呂にゆっくり浸かってみようかなとおもっています。
だって今年の冬至は19年に一度の特別な日ですからね。
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