高尾山の日帰り温泉・極楽湯!混雑情報と周辺の温泉宿泊施設3選
- 2016/8/19
- 旅行
1968年(昭和43年)10月に日本政府は、『明治100年記念式典』を挙行しました。
これは、元号が明治になった1868年(明治元年)から数えて丁度100年経過したことを祝した式典のことです。
東京都八王子市にある“高尾山とその周辺一帯”は、この記念行事の一環として『明治の森高尾国定公園』に指定されました。
因みに、同時に大阪府箕面市にある『明治の森箕面国定公園』も指定されています。
そんな歴史ある高尾山に興味をお持ちの方も多い事と思います。
「高尾山を登山した後はゆっくり温泉に入って疲れを癒したい」という方は2015年にオープンしたばかりの極楽湯に足を運んでみてはいかがでしょうか。
そこで本記事では極楽湯の詳細、混雑状況と周辺の人気宿泊施設をわかりやすくまとめてみました。
癒しのパワースポット「高尾山」に足を運ぶ予定のある方は是非参考にして下さい。
高尾山周辺には何故宿泊施設が無いの?
国定公園に指定されているエリアにおいては、建物などを作ることが厳しく制限されています。
という訳で高尾山の周辺地域には、旅館やホテルなどの宿泊施設がありません。
ただ、宿泊施設が無い理由は、東京の都心から1時間掛からないことや、八王子市にもビジネスホテルやシティーホテルが沢山あります。
詰まり、登山者がわざわざ“高尾山に泊まりたい”というニーズが無いともいえます。
極楽湯の営業時間や料金は?
【京王電鉄】高尾山の新名所・日帰り温浴施設「京王高尾山温泉 / 極楽湯」が10月27日(火)にオープン!https://t.co/6ACmRUcUdw pic.twitter.com/xEjc580YFa
— 山ガールネット編集部 (@yamagirl_net) 2015年10月21日
2015年にオープンした極楽湯の営業時間や料金などをまとめてみました。
(1) 入館料(税込)
大人(中学生以上) | 子供(4歳~小学生) | 回数券 | |
通常料金 | 1,000円 | 500円 | 10枚綴り8,000円 |
シーズン料金 | 1,200円 | 600円 |
*シーズン料金:1月1日~3日、ゴールデンウィーク、11月1日~11月30日
*3歳以下は無料
(2) 営業時間
営業時間は、年中無休で8:00~23:00(最終入館受け付けは22:00)となっています。
但し、施設の点検などによって、臨時休館する場合があります。
(3) 入館時の注意事項
*シャンプーやソープは、備え付けがあります。
*タオルなどは持参下さい。(但し、有料での貸し出しあり。)
*刺青がある人や泥酔の人は、入館禁止です。
*飲食物の持ち込みは禁止です。
*未成年者や車での来場者には、酒類の販売はしません。
(4) アクセス(最寄駅:京王線高尾山口駅)
*駐車場は3時間まで無料で、110台分確保しています。(時間を超えると料金が発生します。)
*土日祝日は、大変混雑しますので公共交通機関を使う方が無難です。
極楽湯の混雑状況は?
今日は高尾山の極楽湯に行ってきました!気持ち良かったー! pic.twitter.com/lut4uxppRK
— TANAHIRO (@hironotaka74241) 2016年6月8日
『極楽湯』が最も混雑するのは、やはり“秋の紅葉シーズン”ですが、高尾山を訪れる登山者や観光客は年間260万人にも及ぶので、紅葉シーズン以外でも混雑していることを覚悟しておく方が良いです。
基本的には、どこの観光地も土日祝日が混雑することは避けられませんが、極楽湯の場合はその中でも特に、夕方の3時以降が最も混雑する時間帯です。
その理由は、登山者が下山して遅い昼食を摂ったり、汗を流したりという時間帯だからです。
因みに、比較的空いている時間帯は、営業開始直後の8時~9時頃とのことです。
早起きしてチャレンジしてみる価値があれば試してみて下さい。
高尾山周辺のお勧め温泉宿泊施設3選
高尾山は標高599mの山ですが、その頂上からは神奈川県方面に標高670mの『城山(しろやま)』、標高727mの『影信山(かげのぶやま)』、標高857mの『陣馬山(じんばさん)』の3つの山に繋がっています。
詰まり、山歩きに慣れた人にとっては、高尾山からの格好の縦走ルートになっている訳です。
そこで、何れも神奈川県相模原市にある温泉をご紹介します。
(1)旅館『伝馬茶屋』(TEL:042-684-2650)
この旅館では、“高尾山~陣馬山縦走路”の中間地点にあるJR相模湖駅までのお迎えや、高尾山の各登山ルートの入り口まで送ってもらえる、『高尾山トレッキングプラン』が用意されているそうです。
収容人員は80名ほどの純和風旅館で、相模湖で採れた素材の料理が楽しめます。
(2)陣馬の湯
陣馬山には、『陣馬の湯』と呼ばれる湯宿が3軒あります。
余り大きな宿ではありませんが、夫々『お風呂』に特徴的があるひなびた温泉宿です。
*旅館『陣渓園』(TEL:042-687-2537) 『陣渓園』は、JR中央線の藤野駅から徒歩55分の所にありますが、連絡すると車で送迎してくれます アルカリ性単純泉(沸かし湯)の『岩風呂』が特徴で、大自然に囲まれた和室9室の温泉宿です。 *陣馬の湯『姫谷』(TEL:042-687-2736) 落ち着いた和室7部屋から栃谷川の清流を望むことができ、25坪の『特大岩風呂』と少し小ぶりな『露天風呂』の両方が楽しめます。 *陣馬の湯『陣馬温泉』(TEL:042-687-2363) この宿は猪鍋、馬サシ、鯉のアライなどの『ジビエ料理』と、4年に1度造り替える『檜風呂』が自慢です。。 |
(3)旅館『美女谷温泉』(TEL:042-687-2010)
『美女谷温泉』は、高尾山口駅からR20号線沿いに相模湖方面に向かって20分の所にあります。
客室が12室の1軒屋ですが、名の通り“お肌を綺麗にする”温泉として有名です。
瓢箪(ひょうたん)型の男湯と長方形の女湯が夫々2~3名用となっていて、少し小ぶりのお風呂です。
終わりに
以上、人気の極楽湯の詳細をまとめてみました。
高尾山口の表参道には名物の“とろろそばのお店”、高尾山口から陣馬山までには沢山のお茶屋さんがあります。
また、ケーブルカー『高尾駅』の上には“東京で一番高いところにあるビアガーデン”があります。
更に、高尾山清滝駅と高尾山駅を結ぶ『ケーブルカー』は日本一の急勾配を楽しめます。
という訳で、高尾山は色々な楽しみ方がある“ユニークな行楽地”なのです。