酉の市の熊手 値段相場と選び方|飾り方は?どうやって処分する?
- 2016/8/20
- お祭り、行事
酉の市で売られる熊手は商売繁盛にご利益があると言われています。
なので、自分で商売をやっている方は毎年購入されているのではないでしょうか?
一言に「熊手」と言っても売っている場所や地域によって値段は様々です。
だから、なるべく安く手に入り、かつご利益がある熊手を購入したいと思うのは当然の事です。
そして、熊手を購入して家に持ち帰った時、「どこに飾れば良いのだろう?」などと、迷ったことはありませんか?
実は熊手の飾り方や処分の仕方にも決まりがあるのです。
そこで本記事では熊手の選び方や飾り方、処分の方法などをわかりやすくご紹介していきたいと思います。
熊手って何?どうして酉の市で売られているの?
熊手は、商売繁盛のお守りとして有名です。
では、何故商売繁盛のご利益があると言われているのでしょう?
熊手は鷲が獲物を捕まえる時の爪の形に似ているところから、「鷲掴みする」という意味をかけて、「お金をかき集める」⇒「お金を鷲掴みにする」という由来があります。
日本武尊が先勝報告で立ち寄った時に、武具の熊手を奉納したことから酉の市で売られるようになりました。
熊手の値段相場と選び方
熊手は神社で売られているのと、熊手屋さんが参道で売っているものがあります。
神社で売られているのは、御祈祷されているものです。
値段は1000円〜高いものは何十万とするものまであります。
値段が高い方が、お金もいっぱい集まると言われています。
でも、最初は小さいのから始めて、徐々に値段を上げていくのが良いとされています。
買うときは、熊手屋さんと駆け引きを楽しんでください。
駆け引きをして値引きをしてもらったら、その値引いた分をご祝儀として渡すのが粋とされています。
縁起物なので値引いたら、ご利益も引かれるといいます。
もちろん、駆け引きなして買っても大丈夫です。
熊手はどうやって飾るの?
熊手は縁起ものなので、下の方や北向きには飾ってはいけません。
上の方に飾るのが普通です。
神棚や仏壇があればそこに飾ります。
他の場所に飾るときは、その年の恵方に向けて飾るといいと言われます。
また、東向きにすると仕事運、南向きは地位、名誉、西向きは金運が上がるといいます。
玄関に飾るときは入り口に向けると、外の運をかき集めるといいます。
合格祈願は、志望校のある方角に向けて飾るといいそうですよ。
熊手は何時処分すればいい?処分方法は?
熊手は、お守りや御札と同じなので、新しいものを買うときに処分するのがいいですね。
神社で買った熊手は、御祈祷されていないので、分別ゴミで処分してもいいそうです。
神社で買った熊手は、酉の市の時に、熊手納め所があるので、お賽銭と一緒に収めてください。
酉の市に都合が悪くて行けないという人は、翌月の酉の日でも大丈夫だそうです。
熊手屋さんで買ったものも、ゴミとして捨てるのは、気が引けるのでできれば、神社に納めるといいですね。
まとめ
以上、熊手が商売繁盛にご利益があると言われた由来、価格相場や選び方などをご紹介しました。
熊手は,初詣で神社に行くと、大きなところでは見かけるようになりました。
熊手屋さんが売りにきているんですよね。
今度の初詣は、熊手を買っていろんな運や福をかき集めるようにしたいと思います。
部屋の上に飾る場所がないので、我が家は玄関に飾ることになりそうです。
浅草の鷲神社では、一番に熊手守を神社で買った人には、一番札が渡されて、跡で純金や24金の小判根付と交換してもらえるそうです。
是非頑張って挑戦してみてくださいね。