台湾ランタンフェスティバル2017の開催日とツアーまとめ|祭りの参加方法は?
- 2016/12/5
- お祭り、行事
『台湾』は、台湾本土と周辺の諸島並びに東沙及び南沙諸島などから成り、それらの面積を合わせると九州とほぼ同じ面積です。
台湾の北東部は、沖縄の与那国島の西方海上110kmに位置しています。
因みに、台湾は、1895年(明治28年)『日清戦争』終結の『講和(下関)条約』において、“清国から日本に割譲され”、1945年(昭和20年)まで日本の統治下にありました。
日本の敗戦後は、1912年(大正元年)中国に設立された『中華民国』が台湾の統治を引き継いでいましたが、1949年(昭和24年)中国共産党が『中華人民共和国』を設立したしたことに伴い、中華民国が政府を台湾に移転し“台湾本島とその周辺諸島”を統治していました。
しかし、1971年(昭和46年)中華民国が有していた“国際連合の議席”が中華人民共和国に継承され、国際政治的に“台湾は中国の一部”となってしまいました。
そんな台湾は日本からのアクセス状況も良く、毎年多くの観光客が年中訪れています。
特に注目したいのが年明けに開催される「ランタンフェエスティバル」。
2016年は開催期間中約2000万人が訪れたという世界的にも有名なお祭りです。
そこで本記事では台湾ランタンフェスティバル2017の詳細と見どころ等をまとめてみましたのでご紹介していきます。
台湾ランタンフェスティバルとは?歴史と起源
台湾ランタンフェスティバル(台湾燈會)は1990年(平成2年)から始まり、旧正月の行事として年々人気を博してきた台湾の代表的なお祭りです。
このお祭りは、中国の漢時代まで遡る『元宵節(げんしょうせつ)』に由来するものです。
漢朝で内紛(諸呂の乱)が勃発した際、この乱を平定したのが旧正月15日であったことから、毎年旧正月15日に新皇帝の『劉垣(りゅうかん)』が宮殿を出て民衆と祝賀したことに起源しています。
また、『道教』の三元神といわれる『上元天宮』を旧正月15日、『中元天宮』を旧暦7月15日、『下元天宮』を旧暦10月15日に夫々祭祀が行われることから、元宵節は『上元節』とも呼ばれています。
台湾ランタンフェスティバル2017の開催日はいつ?開催場所は?
台湾全土で行われる『台湾ランタンフェスティバル』は、毎年台湾の各都市“持ち回りで行われる”お祭りです。
2017年(平成29年)の開催は、台湾南部の『雲林県』において旧正月15日に当たる“2月11日(土)~2月19日(日)”まで9日間に亘って行われます。
雲林には『台湾高速鉄道(新幹線)』の駅があり、ランタンフェスティバルのメイン会場となる『農博生態園区』にも近く、台北からのアクセスも容易です。
因みに、台北や高雄などの主要都市が主催するお祭りも同時に行われるそうです。
台湾ランタンフェスティバルの魅力と見どころは、ランタンの数はどれくらい?
台湾ランタンフェスティバルの最大の見どころは、“巨大なランタン”です。毎年の『干支(えと)』をモチーフにして『メイン』と『サブ』のランタンが新たに製作されます。
昨年は『申年(さるどし)』に因み、“金の猿が桃を献上しますように”という意味を込めた『金猴献桃(じんほうけんとう)』をコンセプトに、猿をモチーフにした多くのランタンオブジェが展示され、光と影とが作り出す幻想的な光景が夜空を彩りました。
会場では国内外から参加した多数の民族団体やパフォーマーたちが素晴らしい公演を繰り広げ、海外からのお客さんたちも大満足の様子です。
年々このフェスティバルの人気が高まると共に、巨大オブジェやランタンなどの作品や演出が世界的な基準を満足していることから、海外からも高い評価を得ています。
開催場所となる雲林県は高速鉄道の『雲林駅』に近く、台北からのアクセスも容易です。
雲林県の辺りは“台湾の台所”といわれるくらい農業が盛んな地域ですが、ランタンフェスティバルの期間中はメイン会場となる『農博生態園』の18万m2に及ぶ広大な敷地が、“数千個のランタン”に夜空を染め上げられ幽玄な雰囲気を醸し出すものと思われます。
一緒にランタンを飛ばそう!ランタン祭りの参加方法
今のところ『台湾ランタンフェスティバル2017』については、開催場所以外の実施要領の詳細が発表されていません。
昨年(2016年)の日程からすると、2017年の日程は以下のようになると思われます。
(1)初 四:1月31日(火)・・・靑桐國小 (2)情人節:2月3日(金)・・・平溪國中 (3)元宵節:2月11日(土)・・・十分廣場 |
台湾ランタンヘスティバルに参加する方法は、日本から出発するツアーもありますし、勿論現地のツアーに参加することもできます。
当然、現地事情に詳しければ個人参加もできます。
特に、日本のツアーに参加する場合は、早めに申し込まないと売り切れる場合があります。
“自分でランタンを飛ばしたい”という場合は、当日の午前中に『整理券』を手に入れる必要があります。
因みに、台北の東に位置する『十分(シーフェン)』に行くと、“何時でもランタン飛ばし”が体験できます。
もし、ランタンフェスティバルのツアーに参加することが出来なかったら、比較的リーズナブルの予算で楽しめる『十分地区』に行ってみるのも良いかも知れません。
「台湾ランタンフェスティバル」は格安ツアーで楽しもう!
やはり、海外旅行に行く際はツアーを利用される方が多い事でしょう。
自分で航空チケットや宿泊先を手配するのは結構面倒ですし、現地での行動もガイドなしては不安を感じるはずです。
なので、格安なツアーを利用したほうが何かと便利で安心して旅行を楽しめますよね。
そこで、台湾ランタンフェスティバルのツアーを調べてみましたので是非参考にして下さい。
1:阪急交通
最安値ツアー詳細はこちら
4日間で4万円!
ツアーの二日目にランタンフェスティバルが組まれていて、3日目は自由行動。
勿論、ガイド、ホテル、食事等もついています。
国内旅行より安く済ませれるかもしれませんね。
2:クラブツーリズム
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こちらも4日間のツアー。
料金は59800円~。
天燈上げイベントが盛り込まれているので良い思い出になること間違い無し!
3:てるみくらぶ
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こちらも4日間のツアーで料金はなんと37800円~。
台湾の観光地巡り、ランタンフェスティバル、お食事バイキングと超充実なひと時を是非ご堪能あれ。
むすび
台湾は、地理的にも沖縄と近くとても親しい隣国です。
台湾料理は日本人の味覚に良く合い、何を食べても美味しく感じられます。
最近は、日本へ訪れる観光客が増えていますので、もっと相互で往来できるようにしたいものです、台湾には温泉もたくさんあり、高速鉄道(新幹線)を利用すると2泊3日の旅でも十分楽しめます。