養老渓谷の紅葉祭り2016|日程や見ごろ時期をご紹介♪ライトアップ時間は?
- 2016/9/5
- 旅行
『養老渓谷(ようろうけいこく)』は、千葉県夷隅郡(いすみぐん)から市原市に向かって流れている『養老川』によって形成された渓谷のことです。
千葉県道81号線(清澄養老ライン)に沿って『養老温泉郷』の旅館や土産物屋が建ちならび、近くには『自然公園』や『キャンプ場』などもあります。
また、養老渓谷の西側に位置する『梅ケ瀬渓谷』と共に、秋のもみじ狩りで有名な観光地となっています。
そこで本記事では2016年養老渓谷の紅葉祭りの日程や見所を詳しくご紹介していきます。
訪問する前に是非チェックして下さい。
養老渓谷の紅葉、見ごろはいつ頃?
秋の養老渓谷は、『モミジ』、『カエデ』、『ウルシ』、『ナラ』など“多彩な紅葉のグラデーション”が楽しめます。
しかも紅葉する樹木の種類が多いので“比較的長い期間”楽しむことが可能なのです。
渓谷の場所は都会から離れた山間(やまあい)にあるため、11月中旬から徐々に色づき始め11月下旬頃に最盛期を迎え、更に12月中旬頃まで余韻が楽しめます。
2016年養老渓谷もみじまつりの日程は?
例年11月23日の勤労感謝の日に『養老渓谷もみじまつり』が開催されます。
時間は午前10時~午後3時までの予定となっています。
もみじ祭りは、3つの会場で執り行われますが『いすみ鉄道上総中野駅前』では“豚汁の販売”、『養老渓谷まやびこセンター前』では“餅つきの実演と販売”、『旧会所分校』では“地元産の粉を使った手打ちそばの実演販売”、“焼き芋の販売”、“和太鼓の演奏”、“チェーンソー・カービング・アートの実演”が行われます。
また、夫々の会場では、地元の特性を生かした“農産物の販売”も併せて行われます。
紅葉ライトアップ時間は?
養老渓谷 紅葉ライトアップ行ってきました。ライトアップしてる所以外真っ暗な渓谷なので普通に怖かったけど二人してそーゆーの好きなので「探検だ!」つって散策してきました。 pic.twitter.com/m0ep7Npyq5
— ちゃらりーのん (@chararienon) 2015年12月9日
日中は明るい陽ざしの下で“多彩な紅葉が織りなすグラデーション”を満喫し、日が落ちてからは、鮮やかにライトアップされた紅葉の艶やかさが堪能できます。
因みに、ライトアップの開始日は、紅葉の時期に合わせる関係で数日前に日程と時間が発表されます。
11月中旬頃になったら『養老渓谷観光協会』にお問い合わせください。
紅葉のライトアップは、例年11月下旬頃から12月上旬頃に掛けて実施されていますが、2016年も実施する方向で計画されています。
ライトアップする予定の場所は、『栗又の滝』、『老川十字路』、『中瀬遊歩道』の3か所ですが、ライトアップの時間は17:00~21:30までの予定です。
紅葉の見どころや楽しみ方
養老渓谷は、千葉県のほぼ真ん中くらいに位置する市原市と大多喜町に跨っていて、春には新緑、秋には紅葉と四季折々の自然の魅力を備えています。
都心から約90分の近さでもあり紅葉狩りのみならず、近隣にはハイキングコースやキャンプ場など、家族で楽しめる施設も充実しています。
また、初秋から晩秋に掛けての『紅葉スポット』も沢山あります。
(1)大福山(だいふくざん)
標高285mの市原市で一番高い山です。
紅葉のスポットとして有名ですが、駐車場があるため山頂の展望台の近くまで行くことができます。
山頂からは近隣の山々を望むことができ、梅ケ瀬渓谷にも徒歩で行くことができます。
(2)筒森もみじ谷
最近までは地元の人しか知られていなかったため、少し道が判り難いかも知れません。
ただ、探し当てて辿りついたら、素晴らしい紅葉の絶景にお目に掛かることができます。
特に目を惹くのは、真っ赤に染まったもみじです。
少し時期を繰り上げれば、思わずため息が出るような“濃淡織り交ぜた赤の世界”が堪能できます。
(3)大福山・梅ケ瀬ハイキングコース
このハイキングコースは、養老渓谷の中でも最も紅葉かりを楽しめるコースです。
距離は9.6kmで約3時間半の行程ですが、紅葉だけを楽しみたい方は大福山の展望台まで車で向かい、梅ケ瀬渓谷までハイキングで往復する方法もあります。
(4)懸崖境(けんがいきょう)
養老川に沿った切りたった崖に綺麗な『断層』を見ることができます。
川の対岸には温泉旅館があり、川のせせらぎを聞きながら露天風呂に浸かり、見上げた先の崖と紅葉の配置が何とも言えないほど絶妙な一体感を醸し出します。
(5)観音橋
養老渓谷のシンボル的な“二連の太鼓橋”です。
紅葉の時期は勿論のこと、春から夏に掛けて橋の朱色と木々の緑の織りなすコントラストも素晴らしいものです。
まとめ
以上、2016年養老渓谷の紅葉祭りの見所や楽しみ方をご紹介しました。
観光する際のご参考になれば幸いです。
『養老』の由来として、一節には“膝(ひざ)の裏”を表わす古語で『よほろ』という言葉が、“屈曲の多い”という様子を表わしているといわれています。
現在の名の『養老川』は江戸時代くらいに付けられたらしく、それ以前は『用路川』や『勇露川』がという字だったそうです。
秋が深まった季節に、屈曲した山間の道を紅葉かりに訪れるのも一興です。