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【秋のお彼岸】墓参りの手順とマナーを詳しく解説!服装や供物は?
- 2016/6/20
- 知っておきたいマナー
夏の暑さを乗り越えると、間もなく訪れるのが、お彼岸です。
お彼岸になれば、お墓参りをするのが習わしですが、お墓参りにはマナーや作法があることをご存知ですか?
お墓参りには、キチンとした手順もありますし、知っておくべきマナーもあります。
どんな供物や花を供えるべきなのか、知らないと大変なことになりますよ。
そこで、お彼岸のお墓参りで必要になる手順とマナーを詳細に解説します。
どんな服装で行くのが良いのか、何を持っていくべきなのか、詳しく解説します。
お彼岸のお墓参りで恥をかかないように、シッカリとマナーや作法を学んでくださいね。
お墓参りの手順は?マナーや作法も知っておこう!
秋のお彼岸は「秋分の日」を中心とした1週間を指します。
初日を「彼岸の入り」と呼び、最終日を「彼岸の明け」と呼びます。
では、このお彼岸の間にお墓参りをする場合、どこでお墓参りをすれば良いのでしょうか?
基本的には「お彼岸の間であれば、いつでも良い」と言われています。
仕事の都合で休日を選ぶ方が多いため、秋分の日(お中日)に訪れる方が多いのは確かです。
ですが、都合が良いのであれば、早い方が良いでしょうね。
ご先祖様も、あなたが訪れるのを待ち望んでいるはずですよ。
また、お墓参りをする場合には、お墓参りに手順やマナー、作法があります。
知らないと恥をかいてしまうので、お墓参りに行く前にシッカリと学んでおきましょう。
お墓の掃除に必要な道具などがお墓に準備されている所と準備されていない所があります。
ですから、自分のお墓は掃除に必要な道具が準備されているかどうかを確認しておく必要があります。
道具が準備されていない場合には、バケツ、布巾、ブラシなどは自分で用意しておきましょう。
また、マッチ(ライター)、ろうそく、線香、数珠を忘れないことも大切です。
お墓参りは次の手順で行います。
1. 水を汲みます。 2. お墓に移動して、手を合わせてお墓を拝みます。 3. 最初に大きなゴミなどを取り除いてから、お墓をキレイに拭いていきます。 4. お墓がキレイになったら、花立ての水を替えてから花を生けます。 5. 用意していた供物を半紙の上に乗せて、お墓に供えます。 6. ろうそく、線香に火を点けて、お参りします。 |
お墓参りの手順は以上です。また、お墓参りの際には、次のマナーや作法を守りましょう。
1. 縁が深い方からお参りを行います。 2. お参りはお墓の正面で行う。 3. お墓に水をたくさん注ぐ。 4. ゴミや供物は必ず持ち帰る。 |
これらは最低限のマナーであり、お墓参りの作法となっています。知らないでは済まないことです。
十分に心がけておきましょう。
お墓参りは、どんな服装で行くの?
葬儀の時は喪服と決まっていますが、お墓参りにはどんな服装で出掛けるのが良いのでしょうか?
お墓参りの場合、特別な慣習はありません。
この服装は良くないとか、このような服装をするべきと言われることもないと言えます。
ですが、派手な服装は好まれません。
やはり神聖な場所でもあるので、地味な服装とは言わないまでも、多くの方が派手だと思う服装は厳禁です。
また、普段着で出掛ける方も少なくありませんが、Tシャツなどのラフな装いも避ける方が良いでしょう。
お墓参りの目的は、お墓を掃除すること、ご先祖様に現況を報告することなどです。
もちろん、堅苦しい服装ではお墓の清掃が難しくなりますので、ある程度は動きやすく、ラフでも派手でもないような服装を選びましょう。
家族でお墓を訪れる方も多くいますが、お彼岸の時期には他の家族もお墓参りに来ています。
周りから浮いてしまうような服装を避けるように心がけておけば良いでしょう。
お墓参りの供物と花は何が良いの?赤い彼岸花はNG?
お墓参りの供物は持ち帰るというマナーがあることは解説しました。
では、どのような物を供物して用意するのが良いのでしょうか?
一般的には「故人の好み」で供物を選ぶ方が多くいます。
和菓子やお酒、果物など、供物で検索すると様々な物が見つかりますが、故人が好きだった物を用意していくのが良いでしょう。
お墓参りでは、供物に選んではいけない物は基本的にはないと言えます。
ですから、故人を偲ぶ意味でも、好きだった物を用意してあげましょう。
また、お墓参りで用意する花は何が良いと思いますか?
お彼岸ですから、どうしても「赤い彼岸花」と考えてしまう方がいます。
ですが、これはいけません。お墓に供える花は、毒がある花、トゲを持つ花などは避けることがマナーです。
彼岸花には毒があることがよく知られているため、こちらは避けるべき花と言えます。
お墓参りで用意する花に迷った場合には、花屋に相談するのも良いかも知れません。
一般的には菊などを勧められますが、故人が好きだった花を供える方も少なくありません。
カスミソウ、ユリなど、故人の好みを尊重して供えるのが良いと思われます。
お墓掃除で活躍する便利道具がある?
実はお墓の掃除で大活躍の道具があります。
それが「墓石用の消しゴム」です。
歯ブラシなどで細かい所まで掃除しても、中々キレイにならないものです。
そんな時に使いたいのが、この墓石用の消しゴムです。
通販などでも簡単に手に入りますし、しぶとい汚れも少し磨くだけでピカピカになります。
近所のホームセンターでも手に入ることがあるので、お墓参りの前に寄ってみると良いと思いますよ。
まとめ
お墓参りでは、様々なマナーや作法があります。
知らないと恥をかいてしまいますし、失礼になることもあります。
お墓参りをする前に、マナーや作法をもう一度確認しておきましょうね。
服装なども周りを不快にさせないように気を配る必要がありますし、供物なども置きっぱなしにしてしまうと、動物や虫が寄って来る原因となります。
細かい所までよく考えて行動しましょう。