歯が痛くて眠れない時の応急処置|歯痛を悪化させるNGな行動とは?
- 2016/6/21
- 健康
毎日歯磨きをしていても虫歯になることはあります。
虫歯は早いうちに治療できればいいのですが、痛みが出てしまうと大変です。
「歯が痛くて眠れない・・・」
などと、つらい思いをされた方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、歯が痛い時にするべき事と、すぐに歯医者さんに行けない時の虫歯の応急処置の仕方についてまとめました。
もしもの時のために知っておくといいですよ。
歯が痛くて眠れない時の応急処置
夜眠れないほどの歯の痛み、一刻も早く和らげたいですよね。
応急処置の方法がいくつかありますのでご紹介します。
・歯磨きをする
「虫歯になってしまってから慌てて歯磨きをしても…」、と思うかもしれませんが、この歯磨きは予防のためではありません。
歯が痛い時には、食べかすなどが歯の神経を圧迫していることが多いのです。
なので、歯磨きをしてそれを取り除いてあげれば、痛みが軽減することがあります。
まずは優しく丁寧に磨いてみましょう。
・痛み止めを飲む
市販の痛み止めは、けっこう効きます。
また、即効性もあり、飲んで30分もすれば痛みが治まることもあります。
効き目はたいてい6時間ほど続きますので、歯医者さんに行ける時間まで薬で痛みを抑えておくことができます。
いろいろな種類が販売されていますので、普段から自分に合うものを見つけておいて、常備しておくといいでしょう。
・冷やす
冷やして血液の流れを鈍くすると、痛みが軽減します。
でも、痛い歯を直接冷やすと、しみて更に痛くなってしまう恐れがあります。
なので、ほっぺたに保冷剤を当てるなどして、外側から冷やすようにしましょう。
・痛い場所の筋肉を押さえる
こちらの動画で、整体院の先生が紹介している方法です。
筋肉が収縮して神経を圧迫しているので、その筋肉を柔らかくしてあげると、痛みが軽減されるというものです。
硬くなっている筋肉を軽くほぐしてあげるといいようですね。
歯痛の時やってはいけないNGな行動とは?
間違えた対処法を行うと、逆に痛みを増幅してしまうこともあります。
痛くて眠れないのに、更に痛みを増すような行動は絶対に避けたいですよね。
先ほど、冷やして血行を遅くするという痛みの軽減方法を紹介しましたが、逆に血行を良くすると痛みが増します。
なので、熱いお風呂に入ったり、気を紛らそうとしてお酒を飲んだりするのはNGです。
また、マッサージや激しい運動もいけません。体を温めないように意識するのがコツです。
他のNG行為として、痛い歯に触るのもやめて下さい。
気になって触りたくなるお気持ちはわかりますが、刺激を与えるのは痛みが強くなるだけです。
さらに、洗っていない手で触ると黴菌が入って悪化することもあります。
ついやってしまうことが多いかもしれませんが、自分の首を絞めることになるので気を付けて下さいね。
歯痛に効くと言われている市販薬まとめ
応急処置として1番簡単で効果がありそうなのが、薬を飲むことです。
人によって合う合わないはありますが、一般的に良く効くと言われている市販薬をご紹介します。
・ロキソニンS(第一三共ヘルスケア)
出典:http://store.shopping.yahoo.co.jp/soukai/4987107610867.html
歯痛と言えばロキソニン、というくらいポピュラーな薬です。
即効性があるので、眠れないほど痛いという時には助かりますね。
病院が処方する薬とほとんど同じ成分で出来ていて、処方箋は必要ありませんが薬剤師がいる薬局でしか買えない第一類医薬品に指定されています。
・正露丸(大幸薬品)
下痢止めとして有名な正露丸ですが、歯痛にも良く効く薬として昔から親しまれています。
痛い歯に直接詰めるという人もいますね。
私も子供のころは、歯が痛いというと正露丸を飲まされました。
少し臭いが気になりますが、その分効き目もあります。
・バファリンA(ライオン)
出典:http://store.shopping.yahoo.co.jp/axset/4903301010968.html
こちらもお馴染みの鎮痛剤ですね。
みんなが知っているということは、それだけ効果があるということでしょう。
バファリンにもいろいろ種類がありますが、歯痛にはこの「バファリンA」が効果的です。
まとめ
以上、歯が痛い時の対処法をご紹介しました。
歯の痛み止めは、歯痛だけではなく、生理痛や頭痛にも効果のあるものがほとんどです。
いざという時のために常備しておくと便利ですよ。
1番いいのは虫歯にならないこと。
毎日の歯磨きや、定期的な検診をすることをおすすめ致します。