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みどりの日とは?意味と由来|4月29日が昭和の日に変更された理由は?
- 2015/2/21
- 知っておきたい豆知識
5月4日は、「みどりの日」。
ゴールデンウィークの真ん中にある、国民の祝日です。
大型連休の中の一日として、
みんながリフレッシュできる日ですね。
ところで、
「みどりの日」が別の日だったころのことを覚えていますか?
⇒5月4日が「みどりの日」となったのは、2006年からです。
それまで「みどりの日」として制定されていたのは、4月29日でした。
現在は、4月29日は「昭和の日」となり、やはり国民の祝日です。
「あっ、そういえばそうだった!」
と思い出した方、きっといますね。
「みどりの日」が変わったことに
最近まで気づかなかったという方も、
いるのではないでしょうか。
今日は、現在の「みどりの日」である5月4日と、
かつて「みどりの日」だった4月29日について調べてみました。
楽しいお休みの日の由来や目的も、
ぜひ知っておいてくださいね。
みどりの日とは?意味と由来
4月29日と5月4日のどちらも、
今は国民の祝日として多くの会社や学校が、お休みになっています。
もともと4月29日は、昭和天皇の誕生日である
「天皇誕生日」であり、昭和の頃も国民の祝日でした。
昭和天皇の薨去と今上天皇の即位により、
平成元年(1989年)に、「天皇誕生日」は12月23日に変わったのです。
ですが、4月29日はゴールデンウィーク中の
一日として国民に親しまれてきた歴史があります。
そこで、この日を平日に戻すことは
国民生活への影響が大きいと判断され、
祝日として残されました。
⇒「みどりの日」という名称は、
植物に造詣が深く、自然を愛された
昭和天皇にちなんで命名されたもの。
そして「みどりの日」を休日とした目的を、
「国民の祝日に関する法律」では
「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」
そう定めています。
4月29日はみどりの日?昭和の日?
現在の「みどりの日」は、5月4日です。
そして4月29日は、「昭和の日」となっています。
4月29日の名称が「昭和の日」に改められたのは、2007年のことです。
「昭和」を風化させないことを目的とした
この変更については、今でも賛否両論のさまざまな意見があります。
「昭和」の響きは、
戦争を経験した人にとっては
激動の時代を思い出させますね。
しかし、あの辛い経験を乗り越えて
復興を果たしたのも、「昭和」のもうひとつの側面です。
過去から現在までの日本の歩みを振り返る日として、
昭和天皇の誕生日だった4月29日が「昭和の日」として制定されました。
「昭和の日」を祝日とした目的は、次のように定められています。
「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」
過去があるから、現在があり、そして未来へと続いていける。
4月29日は、そのことを思い出すための祝日なのです。
まとめ
4月29日の「昭和の日」、
そして、5月4日の「みどりの日」。
二つの祝日の由来や目的をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
毎年、レジャーの計画でいっぱいだった、ゴールデンウィークの予定。
今年は少し趣向を変えて、自然とのふれあいや、
歴史を考える計画を立ててみるのもいいかもしれませんね。
ちなみにゴールデンウィークの予定はお決まりですか?
当サイトではゴールデンウィークの穴場スポットや
おすすめ温泉施設のご紹介もしています。
合わせてご覧になって頂ければ幸いです。