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バイトに行きたくない!当日急に休みたい時や、遅刻した場合に使える言い訳♪
- 2016/11/4
- 知っておきたい豆知識
『バイト』は、ドイツ語の『アルバイト(arbeit)』という言葉に由来した和製外来語です。
因みに、アルバイトのことを英語では、『パートタイム・ジョブ(part-time job)』とか『サイド・ジョブ(side job)』といいます。
本来、ドイツ語では“本業(学業)の傍(かたわ)らに、収入を得るために仕事をする”という意味ですが、日本では明治時代の学生達が『隠語(いんご)』として使い始めたものが、一般の社会に“誤った意味として伝わった”といわれています。
日本において『アルバイト』は、国会の労働問題でも話題になっている『非正規雇用』の一種として、“期間を定めた臨時的な雇用形態”を指すもので、略称して『バイト』と呼ばれています。
但し、日本の『労働基準法』では、正規社員と『パート』や『バイト』などの非正規社員との区別はなく、『労働時間』と『契約期間』が異なるだけで“同格の労働者”として扱われています。
詰まり、正規従業員と同様に『年次有給休暇』の取得や『厚生福利』を受ける権利を有している訳です。
当日、急にバイトを休みたい時に使える言い訳3選
勤務日の当日、目が覚めたら“何となく仕事に行きたくない”という日は誰にでもあると思います。
ただ、どういう理由で“休む言い訳をする”のかを考えると、つい邪魔臭くなってすごすごと出勤することが多いものです。
そんな時、“正直に申告する”又は“尤(もっと)もらしい言い訳をする”、貴方は一体どっちを選びますか。
“休みたいという願望が強い”場合は、恐らく後者の方を選ぶと思いますが、どんないい訳なら許可して貰えるか考えてみましょう。
(1)自分の病気や怪我
ごく一般的なのは、“風邪を引いた”、“お腹をこわして下痢をした”、“転んで怪我をした”などですが、これまでの貴方の勤務態度が良好であれば、許可して貰える確率は高いと思われます。
然(しか)も、風邪や下痢の場合は、飲食や接客の仕事ならなおさらその確率は高まります。
ただ、余りにも大げさな言い訳をすると、後で“辻褄(つじつま)が合わず”大ごとになることがありますから、その点は十分に気を付けなければなりません。
(2)身内の病気やトラブル
例えば、“母親が怪我して入院した”とか、“お祖母ちゃんが風邪ひいて高熱をだした”などです。
当然のことですが、実家の所在地が近場でないとこの言い訳は通じません。
東京(職場)から九州(実家)まで身内の風邪や怪我くらいで駆け付けることなどあり得ません。
そんな言い訳が通じるのは、“身内が亡くなった時”くらいなものです。
(3)友人や知人のトラブル
大事な友人が“交通事故に遭った”とか“急病で手術の立ち合い”などが考えられます。
このような場合は、先ずアリバイが必要です。
詰まり、予め身近に大事な友人(知人)がいることを職場で認知して貰っていないと、上司に納得して貰うのは難しいように思います。
必ず、“何でお前が”と聞かれることが必然です。
恐らく、色々と説明しているうちに『ボロ』が出てきそうな気がします。
遅刻した時に使える先輩、上司への言い訳
仕事に遅刻した時の言い訳は、“ずる休みする”より難しい気がします。
詰まり、上司が電話の向こう側にいる訳でなく、“対面で顔色を見ながら”という状況ですから、よほど気の利いたいい訳でないと“恥の上塗り”になりかねません。
どんないい訳なら上司に納得して貰えるでしょうか。
(1)落とし物を探していた (2)忘れ物で引き返した (3)お腹が痛くて途中下車した (4)家族などの急病で病院へ (5)電車が事故で遅れた |
バイトをサボったことがバレた時の言い訳や対処法
大事なことは、“後始末をしっかりする”ことです。
急な休みのための『シフト調整』で上司や仲間に迷惑をかけている筈です。
職場では、必ず“謝罪の言葉”を発しなければなりません。
それができると皆の印象も少し和らぎます。
少なくとも、ずる休み後の出勤日は申し訳なかった旨の気持ちが伝わるように、心掛けることが何より大事です。
そして、暫くは突発的な休みは止めておくことです。
常習的に繰り返すと、“サンデー毎日(失業)”の身分になってしまいます。
言う迄もないことですが、気分よく休暇を取得するためには“事前に許可を受ける”ことが大原則です。
冒頭に触れましたが、働く人は誰でも労基法で“有給休暇の権利“が保証されています。
会社も有給休暇の申し出があれば、『拒否』することが出来ません。
そのため、事前の届け出が大事なルールであることを知っておくことが重要です。
そのことが、職場の風通しを良くし仕事のやり甲斐にも繋がります。
むすび
最近は、『ブラック・バイト』などと揶揄(やゆ)される飲食チェーン店が話題になっています。
『無給残業』や『過剰労働時間』など典型的な『労働基準法違反』を意図的に行っている疑いがあるバイト先のことです。
このような職場ではパートやバイト以外にも、店長などの正規従業員も『被害者』になっているケースがあります。
個人で会社に対抗するのは難しいため、表に現れないケースが甚だ多いのではないかと推定されています。
できることなら、仲間と一緒に近くの『労働基準監督署』に出向き、“困っていることを相談してみる”ことをお勧めします。