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魚を冷凍保存する方法! 賞味期限はいつまで?美味しく解凍するコツ
- 2014/11/29
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あなたはお魚は好きですか?
我が家は3日に一回はお魚を食べています。
秋の秋刀魚、冬の寒ブリをはじめとして、
旬の魚はおいしいうえに、お値段も安くて
お財布にもうれしいですね。
おいしいものを安く手に入れるのは理想的です。
ところが、魚はお肉に比べ、鮮度が落ちやすいもの。
買いだめしておくのが難しいイメージがあります。
今回は買いだめのお助けテク、
魚の上手な冷凍保存の仕方をご紹介します。
魚を冷凍するときの3つのポイント
魚を冷凍保存するときに気をつけたいポイントは3つ。
①必ず生魚を冷凍すること
魚を買うときは「生」と表示されているか、
近海ものを選びましょう。
遠い外洋で獲れた魚は一度冷凍され、
解凍されてから店頭に並びます。
それを再冷凍すると、味だけではなく、
栄養分も落ちてしまうのです。
冷凍するなら、活きのよいお魚を!
②急速冷凍すること
急速冷凍することで、解凍時にドリップ
(うま味成分を含む汁)が出にくくなり、
おいしい状態で解凍できます。
冷凍室に急速冷凍機能がついていれば
いいのですが、なくても大丈夫!
下処理した魚をラップでくるみ、
フリーザーパックに入れて密閉し、
アルミトレイに載せて冷凍室に入れます。
熱伝導のよいアルミトレイに
載せることで、かなり冷凍の
スピードがアップしますよ。
③下処理の手を抜かない
うま味を逃がさないコツは、
できるだけ空気に触れさせないこと。
切り身、干物はラップでぴっちり包みます。
切り身にせず一尾を丸ごと保存する時は、
頭と内臓をとり、きれいに水気を
拭き取ってからラップで包んでください。
冷凍保存した魚をおいしく食べられる保存期間は?
魚をおいしい状態で
長期保存できる温度は、-30℃以下です。
家庭用の冷凍室の温度は-「18℃前後」
なので、上手に下処理しても2週間ほどで風味が落ちます。
食感もパサパサして、おいしさが激減してしまいます。
冷凍した魚の保存期間の目安は、2~3週間。
一度の調理で使いきれる量を
小分けにして冷凍し、おいしいうちに食べきりましょう。
冷凍保存した魚を解凍するときの注意点
冷凍した魚を解凍するときは、
冷蔵庫で時間をかけて解凍しましょう!
急激な温度変化はドリップが出やすく、
うま味が逃げてしまいます。
また、電子レンジでの解凍は
極力避けたいところです。
急いで解凍したい時は、フリーザーバッグ
の口を閉じたまま流水を少しずつ当てると、
うま味を逃がさず、時間を短縮できますよ。
まとめ
魚を冷凍保存する方法と
美味しく解凍するコツをまとめました。
年末年始はお魚を食べる機会が多くなる事と思います。
また、新巻鮭などを頂く機会もありますよね?
美味しく冷凍しておけば美味しく食べる事も出来ます。
また、年末はまとめ買いする機会も多いでしょう。
これで、買い込んだ旬の魚を
おいしく冷凍できる準備ができますよね?
あとは上手に解凍して料理しましょう!
ちなみに解凍した魚に合うのは、
甘みのある煮つけ、油を使ったムニエルやフライです。
ご家庭で喜ばれる美味しい料理を作ってくださいね。
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