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【夏の大三角形】夏の夜空を楽しもう!星座の見つけ方と楽しみ方
- 2016/6/14
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夏といえば、田舎やキャンプなどで、星空を見る機会がある方も多いのではないかと思います。
特に夏の大三角形は、夏の夜空の象徴でもあり、夏の星座を探す時の起点にもなる星です。
そこで本記事では、夏の大三角を起点にした星座の見つけ方などをご紹介致します。
夜空を眺めながら星座を楽しみたい方は必見ですよ。
夏の大三角って何?大三角形が見られる時期と時間
夏の大三角は、
・こと座のベガ
・わし座のアルタイル
・はくちょう座のデネブ
の3つの星を結んでできる大きな三角形のことを呼びます。
日本では七夕の季節から9月にかけてよく見えることから、夏の大三角と呼ばれているのですね。
大三角形が見られる時間帯は、午後の7時から8時頃にかけてよく見えます。
星座の起源|どうやって考え出されたの?
星座の起源に関しては、諸説があるようです。
5000年前にカルディア人の羊飼いが作ったという説、同じく5000年前にメソポタミア文明で作られたという説、3000年前にギリシャで作られたという説などです。
ただ、現在国際天文学連合で定められているIAU方式と呼ばれる88の星座に関しては、1922年に定められたものなので、公式に記録されている現在の88星座の起源は1922年と言えるかと思います。
いくつ見つけられる?夏の星座の見つけ方
夏の星座に関しては、特に明るい星である夏の大三角を中心に探していくのが一番わかりやすいと思います。
まず南側を見ると、夏の大三角の一番左側に、はくちょう座のデネブが見えます。
右側にはこと座のベガ、デネブとベガの中間から下方にわし座のアルタイルが見えますので、この3つは比較的簡単に探せるかと思います。
さらに、こと座の右側にヘルクレス座があり、その下にへびつかい座、さらに下にさそり座が見えます。わし座の下にはいて座を臨むことができます。
他にも夏の星座はあるのですが、まず見つけやすいのはこの7つの星座かと思いますので、この7つを探すところから始めてみるのがよいかと思います。
具体的に夏の大三角の見つけ方を紹介している動画がありますので、こちらもご参考いただくとよいかと思います。
星座を楽しもう!超簡単♪プラネタリウムの作り方
最後に、都内など、都市部にお住いで、なかなか星空が見られないという方は、簡単に自宅でプラネタリウムを作ることができるので、作り方をご紹介したいと思います。
作り方はとても簡単で、LED電球と、厚紙、厚紙と電球を入れる瓶さえあれば、簡単に作ることができます。
1.厚紙に適当に穴を空ける(星座を写したい場合は星座表を元にして穴を空ける)
2.厚紙を瓶に入れる
3.瓶の中にLED電球を入れる
の3ステップだけです。
これだけで、部屋の天井に綺麗な星空を映すことができます。
夏の星座を写したい方は、まず夏の大三角の穴を空けてみるのもよいかもしれませんね。
まとめ
夏の大三角と星座の起源、自宅で簡単に作れるプラネタリウムの作り方など、夏の星空を気軽に楽しめる情報をお伝えさせていただきました。
夏の星空はとても綺麗です。
ぜひ、いろいろな形で楽しんでいただければと思います。