二本松提灯祭り2016日程や見所は?曳き回しルートと駐車場もチェック
- 2016/7/26
- お祭り、行事
日本三大提灯祭りのひとつと言われている「二本松提灯祭り」の時期が近付いてきましたね。
お祭りの開催期間中、福島県二本松市には約3000個の提灯に火がともされます。
暗い夜の街の中に浮かび上がる提灯の明かりや、荘厳優美の台車の情景は素晴らしいものです。
一度は見てみたいと思っている方も多い事と思います。
そこで本記事では、2016年度の二本松提灯祭りの日程や気になる見所をまとめてみました。
お祭りに興味がある方は是非参考にして下さい。
二本松提灯祭りとは?起源と由来
二本松提灯祭りは、今から約370年前に、丹羽光重(にわみつしげ)公が、二本松城主になった時に二本松神社を祀り、領民が自由に参拝できるようにしたのが始まりと言われています。
ちなみに丹波光重は江戸時代二本松藩を形成した初代藩主です。
そして長い月日が流れ、今では秋田竿燈まつり、尾張津島天王祭と並び、三大提灯祭りの一つと言われるようになりました。
地元の人の祭りに対する想いも熱く、このお祭りがあるから地元を離れないという方も多いそうです。
二本松提灯祭り2016年の日程と無料駐車場をチェック!
気になる2.016年度の二本松提灯祭りの日程は、10月4日(火)、5日(水)、6日(木)の3日間で行われます。4日が宵祭り、5日本祭り、6日後祭りとなります。
10月4日の宵祭りでは御神火祭が夕方から開催されます。
各町内の太鼓台が二本松神社に集結し、太鼓台に飾られた提灯に火が灯されます。
この宵祭りが二本松提灯祭り一番の見どころとも言われています。
次に本祭りの10月5日は七町合同で朝8時に二本松駅を出発し、18時半頃見どころのひとつである神輿渡御(みこしとぎょ)が行われます。
神輿渡御(みこしとぎょ)とは、正式には神幸祭(しんこうさい)といい、神霊の行幸が行われる神社の祭礼。多くの場合、神霊が宿った神体や依り代などを神輿に移し、氏子地域内への行幸、御旅所や元宮への渡御などが行われる。
最終日10月6日は4町と3町の二手に分かれて曳き回しを行います。
ちなみに開催場所は二本松神社周辺で行われます。
二本松提灯祭りは日本でも注目されているお祭りということもあり、二本松市が全面的にお祭りをバックアップしています。
なので、お祭り期間中は二本松神社周辺にいくつか無料駐車場を用意しています。
無料駐車場や交通規制の詳細は公式ページでご確認下さい。
二本松市観光ガイド:http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/site/kankou/455.html
二本松提灯祭りの見所はここ!
見所は、何といっても各町内7基の太鼓台が全て集合する初日10月4日の宵祭りになります。
太鼓台1台に300個の提灯がついています。
それが、7台集まって提灯に火がともされ、お囃子などなっています。
全部の太鼓台が集まるのは、この日しか見られません。
提灯に火が付くのは夕方からです。
幻想的な風景が広がります。
引き回しのルートは、元亀谷ローターリーを出発して、竹内、亀谷坂上、を通り若宮通りから二本松駅に着きます。
5日はこの逆から始まり、6日は二手に分かれて曳き回しを行います。
町内の台車が全部集まるからと言って、喧嘩やぶつかりあいは始まりませんので、安心して楽しめます。
ちなみに喧嘩祭りと言えば、四国3大祭りのひとつである新居浜太鼓祭りが有名です。
お囃子は他の神輿とすれ違うときなどは、中止する習わしになっています。
2015年度の二本松提灯祭りの様子をまとめた動画がありましたのでご紹介致します。
雨天決行?提灯祭りの日は雨が多いって本当?
何故か、この二本松提灯祭りの日は雨が降ることが多いようです。
普通は、小雨決行程度だと思いますよね。
でも、このお祭りは、大雨でも中止はしないようです。
何年か前の映像を見ても、大雨でビニール合羽を着て、台車が濡れないようにカバーをかぶせて引き回しをしていました。
なので、よほどのことがない限り中止にはなりませんので安心して休みの予定を入れてください。
ただ、引き回しのルートの変更や、規模が縮小されることはあるようです。
まとめ
以上、2016年度の二本松提灯祭りの日程や見どころ、駐車場情報などをまとめました。
凄い数の提灯に火がともされる光景は、本当に美しいと思います。
又、小さい子供さんを連れていても安心して観られるのがいいですね。
この地方の礼儀正しさがお祭りにも反映されているのでしょう。
雨天決行なので、雨合羽を用意しておくことをお勧めします。
お祭りをする方も、見るほうも雨だと大変なので、今年は降らないといいですね。