送別会の挨拶文をわかりやすく!送る側、送られる側の例文まとめ
- 2015/1/5
- 送別会
転勤や転職、定年などで職場を離れる同僚を送り出す送別会。
送る側は、主役の労をねぎらい、
新天地での活躍や今後の健康を祈る言葉を贈りたいですね。
そして送られる立場からも、
みんなの心に残る言葉で気持ちに応えたいもの。
しかし、いざ送別会の挨拶をする事が決まった場合、
どのような挨拶が望ましいのか迷ってしまいませんか?
送別会を迎える前にしっかり挨拶文を考えておきましょう!
と言うことで今回は、
送別会の挨拶文についてご紹介します。
送別会の流れ
まず、基本的な送別会の流れをおさらいしておきましょう。
1. 開会宣言(幹事や司会者) 2. 「挨拶」から「乾杯」へ 3. 食事・宴会・歓談 4. 送る側の「送別の言葉」 5. 記念品、花束贈呈など 6. 主役(送られる人)の挨拶 7. 万歳三唱、一本締めなど 8. 閉会宣言 |
以上のような流れで送別会が行われるのがほとんどだと思います。
もしもあなたが送別会の司会や幹事をするのであればご参考にして下さい。
送別会の挨拶|送る側編
次に送別会の挨拶についてご紹介していきます。
まずは、主役(送られる側)へ送る言葉を、
ケースごとにまとめてみました。
定年退職で会社を退職する方へ送る挨拶の場合
定年退職する方の送別会の場合、
挨拶から乾杯の音頭までを受け持つのは、
職場で主役と接する機会が最も多かった人や、
主役の業務を引き継ぐ人などが一般的です。
例文
このたび、●月●日をもって、○○さんが 定年退職されることになりました。 本日は○○さんのこれまでのご功労に敬意を表し、 ○○さん、これまで本当にお世話になりました。 僭越ながら、乾杯の音頭をとらせて頂きます。 皆様、ご唱和をお願いします。 それでは、○○さんの今後のご健勝とご多幸をお祈りいたしまして、乾杯! |
定年を迎えてではなく、転職や結婚、
出産のための退社の場合には、
上の挨拶文にそれぞれ、新しい環境での
活躍を激励する言葉を加えてくださいね。
出向や転勤の場合
同じ社内や関連会社への出向、転勤になり、
今後も関わる可能性のある場合には、
上司か、幹事を勤める同僚や後輩の挨拶から乾杯へ流れるのが自然です。
上司が挨拶する場合
例文
このたび、○○君が○○支社に転勤することになりました。
正直な所、手放したくないという思いが強いのですが、 ○○君のことですので、新天地でも頼られ、 新しい環境に慣れるまで大変だと思いますが、 それでは、今後の○○君のさらなる飛躍を祈念して、乾杯! |
同僚、後輩などが挨拶する場合
例文
○○さん!本当にお世話になりました!
まだまだ○○さんと一緒に仕事をしたかった (赴任先、支社名)に行かれても、 そしてまた、お仕事でご一緒する機会が それでは、○○さんのご健勝とご活躍を |
理由に関わらず、
仲間が職場を離れるときには、
それぞれが思い出に残る言葉を贈ってあげたいですね。
送別会まで時間に余裕があれば、
幹事や有志で動画を編集して上映したり、
主役へプレゼントしたりするのも、素敵なサプライズになりますよ。
送別会 サプライズ ムービー
送別会挨拶|送られる側編
送別会の主役の挨拶の中心には、
送別会を開いてもらったことや、
これまで仕事の上でお世話になったこと
への感謝の言葉を盛り込みましょう。
<例文>
本日は、私の送別会のために、 このように多くの皆様が集ってくださった ことに感激しております。 本当にありがとうございます。 振り返ってみますと、(在職していた会社、部署など)で |
こうした言葉のあとに、今後の自分の生活や
展望について簡単にまとめ、抱負を述べます。
語りたいことはたくさんあるはずですが、
くれぐれも長くなりすぎないように!
そして最後は、もう一度、送別会を開いて
くれたことへの感謝を伝えましょう。
まとめ
送別会の挨拶について送る側、送られる側
の立場に立ってケース別にまとめてみました。
あなたのご参考になったのなら幸いです。
人生に別れはつきものですが、
職場を離れたあとも、人と人とのつながりは続きます。
送別会では気持ちを込めた言葉お互いに
贈り、いつ思い出してもあたたかい気持ち
になれる思い出を作ってくださいね。
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