【どんぐりの食べ方】クヌギは食べられる?自宅で簡単に出来るレシピもご紹介♪
- 2016/8/17
- フード

秋は落ち葉が舞い散る季節です。
小さい頃、図画工作の授業で使うモミジやイチョウ、まつぼっくりやドングリなどを拾いに行った経験は誰しもあるはず。
普段は食べることのないこれらの木の実ですが、ドングリは大昔に主食として食べていた時代がありました。
今の私たちは米が主食なので、そんな時代があったのかと思うと驚きですよね。
確かに、ドングリは食べれなくはありませんが、アク抜きをしないと食用にはできません。
という事で本記事ではドングリのアク抜きの仕方や簡単なドングリレシピをご紹介していきます。
どんぐりにはどんな種類があるの?食べられるのは?
ドングリはブナ科の木からなるのですが、属によって名前が変わります。
ざっと下記にまとめてみました。
・ブナ属
ブナ、イヌブナ・クリ属
クリ・コナラ属コナラ亜属
コナラ、ミズナラ、アベマキ、クヌギ、カシワ、ナラガシワ、ウバメガシ・コナラ属アカガシ亜属
アカガシ、ツクバネガシ、ウラジロガシ、シラカシ、アラカシ、ハナガガシ、イチイガシ、オキナワウラジロガシ・シイノキ属
スダジイ、ツブラジイ・マテバシイ属
マテバシイ、シリブカガシ
特徴別にもまとめました。
自生地が高いところにある
○ブナ
・高い山に自生
・紀伊半島では標高1000m辺り
・実は三角錐の形で、棘のある殻に包まれている。
○イヌブナ
・ブナに比べて少し標高の低いところで自生
・実はブナより小さくて、殻の葉柄が細くて長い
○ミズナラ
・自生地はブナよりやや低い。
・ブナとの混合林を形成
・実は大きくて、こげ茶色
自生地が限定的
○ハナガガシ
・高知、愛媛の四国南西部と九州中南部に自生
・希少種で絶滅危惧種
○オキナワウラジロガシ
・実は日本最大
・奄美大島以南の島々、沖縄本島に自生
・本島でもなかなか無い
殻が全体を覆っている
○スダジイ
・落下する時期に殻が3つに裂ける
・ツブラジイと一緒に椎の実と呼ばれる
・海岸付近に多い
○ツブラジイ
・実が丸い
・別名がコジイ
・初夏に木全体が黄色
・椎の実は生で食べれる
殻に棘などの特徴がある
○クリ
・自生種のものは実が小さい
・ヤマグリ、シバグリなど呼ばれている
・縄文時代での栽培が確認されている
○アベマキ
・実、殻の形状だけではクヌギとの区別が困難
・樹皮のコルク層が発達している
○クヌギ
・里山の重要な構成樹
・実は大きなダルマ型
・蜜を求めて甲虫類が集まる
○カシワ
・殻には芝生のような棘がある
・沿岸地を好む
・奈良では自生地が知られていない
殻に横縞がある
○アラカシ
・西日本に多い
・12月でも落下している
・葉は濃い緑で厚みがある
・裏返すと葉脈がはっきりしている
○シラカシ
・殻の横縞がはっきりしている
・実が深くかぶさっている
・葉が薄い
○ウラジロガシ
・葉の裏は白く、縁が波打っている
・殻は円錐形で浅い
・紀伊半島では400~700mの標高に自生
殻に横縞 ビードロ状の毛で覆われている
○イチイガシ
・実に縦縞模様
・肩が白い毛で覆われている
・大木の樹皮は鱗片に剥がれる
○アカガシ
・実がシラカシやツクバネガシに似ている
・葉はぎざぎざが無く、緑
・葉柄が長い
・標高が高いところに自生
○ツクバネガシ
・実に縦縞模様
・葉が鋸のような歯がある
・縁が反りかえっている
・春日山に多い
殻がうろこ状
○コナラ
・ポピュラーなドングリ
・殻がうろこ状で浅い
・実がスマート
・里山の代表的な構成樹
・樹皮は縦に亀裂
○ナラガシワ
・実は太鼓型で大きい
・肩は白い毛で覆われている
・葉は波状
・吉野川流域で柏餅の葉として使われる
○ウバメガシ
・実が小さい
・殻からすぐ脱げ落ちる
・葉は反り返り、小さい
・沿岸地に自生し、紀伊半島に多い
・備長炭に使われる
殻がうろこ状 実の表面が白いうろこ状で覆われている
○マテバシイ
・実が砲弾型
・白いうろこ状が全体を覆う
・本来の自生地が九州や沖縄だと考えられている
・全国的にある
○シリブカガシ
・実のへそ部分が少しへこんでいる
・全体を白いうろこ状で覆われている
・奈良市の知恩院辺りで純林している
どんぐりってどんな味?
どんぐりを食べたことのある方はすくないはずです。
なので、どんな味がするのか想像がつきにくいと思います。
先程ご紹介した通り、色んな種類のドングリがあり、味もそれぞれ違って、煎ると香ばしくなるドングリもあれば、クセのある種類のドングリもあります。
例えるならば、落花生やピーナッツが近いかもしれません。
しかし、ドングリの種類の中でもシイ類以外はアクが強いものが多いのです。
タンニンという苦み成分が多く入っているので、それが原因になります。
なので、アクを抜かないといけません。
アク抜きのやり方は、茹でて天日干しにし、そして水につけておくとアクが抜けてきます。
少し苦みが残っていたとしても、それも味なので完全にアクを取らないのも良いです。
どんぐりを使った食品5選
意外とドングリが使われている食品は結構あります。
その中でも、有名なものを紹介します。
どんぐり商品といえば『まちふく』
皆さんご存知でしょうか?
どんぐりを商品化にし、『まちふく』を始めたのが、どんぐり源さんという方。
「どんぐり事業で障がい者を元気に!」というモットーと共に、どんぐりの素晴らしさを広めるために貢献してきた、どんぐり食品化のプロなのです。
色んなどんぐり食品を販売していますので、その一部をご紹介させていただきます。
①どんぐり麺とどんぐり煎餅
障がい者の方々が作る「どんぐり粉」で作った煎餅・中華麺のセットになります。
どんぐり粉の成分の中に抗酸化作用のポリフェノール、デトックス作用のあるアコニック酸、ダイエットに良いオレイン酸などが入っています。
②どんぐり(マテバシイ)茶
ノンカフェインで体にも優しいのです。
自律神経の安定にも期待できるお茶で、バランスよくカルシウムやマグネシウムなども摂ることが出来ます。
抗酸化作用もあり、ビタミンCやポリフェノールが豊富に含まれています。
③どんぐり焼きドーナツ
今までの味の種類はプレーン、ココア、抹茶、紅茶、人参でしたが新しく味が増えました。
追加された味は、いちご、ゆず、ミルクキャラメル、カレーです(季節によって変更がある場合があります)
是非、食べてみて下さい。
また、『まちふく』以外での食品は、どんぐりパンやどんぐりパイなどあります。
④どんぐりパン
天然酵母で作ったパン。
体にも優しいです
⑤どんぐりパイ
どんぐりの実を粉末にして、焼き上げてます。
優しい甘さもありつつ、どんぐりの苦さがほんのり残るパイです。
自宅で簡単に出来るどんぐりレシピのご紹介♪
最後に簡単などんぐりレシピを紹介します。
①どんぐりを煎って食べる方法
中身を出すのか、殻のままで煎るのかどちらでも構いません。
必要なものは
・ペンチ(中身を出すため) ・水(虫食いがないか確かめる時) ・フライパン ・塩 |
では、調理の流れを説明します。
1.水に入れて虫食いしていないか確認
この時、水に沈むドングリは食べれます。
浮いているドングリは中が虫に食べられているので食べれません。
沈んでいるドングリだけ使用してください。
2.アク抜き
ドングリにはアクが強いものと弱いものがあります。
なので、試しにそのままの状態で食べて確認してみましょう。
アクが気にならないのならいいのですが、気になる・アクが強い場合は殻を取って水につけて下さい。
何回か水を交換しつつ、味見して渋みが無かったら大丈夫です。
3.フライパンで煎る
ドングリの中身か殻のままをフライパンで煎ります。
弱火で焦げないように注意しましょう。
火が強いと弾け飛びますので要注意。
4.香ばしい匂いがしたら完成
そのままでも食べれますが、塩をかけた方がより美味しく感じました。
こちらに動画も載せておきます。
3:55辺りから煎りどんぐりを作り始めます。
本当に原始人のように火起こしして付けようとしますが・・・全体的に面白いと思います。
②どんぐり味噌の作り方
名前だけですが『まちふく』のどんぐり源さんも出ます。動画内で作り方を丁寧に教えています。
興味のある方は是非ご覧下さい。
まとめ
以上、どんぐりの種類や食べ方と簡単レシピをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
ドングリには色々な種類がありますが、クリも入ると知った時は驚きました。
知る前は全く別物だと思っていましたので・・・汗汗。
今回紹介したレシピ以外にも、ドングリのコーヒーなどもあります。
味は麦茶を濃くした感じなので、飲めないことはないかもしれません。
興味がある方は、試してみるのも良いですね。