寒暖差アレルギーとは?くしゃみやのどの痛みからの対処法!
- 2014/10/16
- 病気やアレルギー
寒暖差アレルギーという言葉を聞いたことがありますか?
デパートなど空調の効いている場所から出たら
鼻水が垂れてくるなんていう経験をされたことがありませんか?
もしご経験があるのなら、寒暖差アレルギーの可能性があります。
意外と知られていない寒暖差アレルギーについてご紹介します。
寒暖差アレルギーとは?
寒暖差アレルギーとは 温度差が激しい時に
その刺激が鼻の粘膜の血管を広げることによって
起こるアレルギー症状のことをいいます。
医学的には血管運動性鼻炎と呼ばれています。
寒暖差アレルギーの主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり。
つまり、アレルギー性鼻炎と同じ様な症状が表れます。
⇒寒暖差アレルギーは温度にあわせて体を調整している自律神経が、
温度差の激しさによってバランスを保てなくなることにより
引き起こされていると言われています。
寒暖差アレルギーの原因は花粉やハウスダスト等のアレルギー原因物質によるものではないのです。
温度差によって発生するアレルギーなんですね。
温度差によって引き起こされるアレルギー症状なので、
目が充血する等の炎症はありません。
また、周囲の温度に慣れてくると症状が治まることもあります。
なお寒暖差アレルギーは筋肉量が少なく、
温度差にうまく対応できない女性がかかりやすいといわれています。
寒暖差アレルギーと花粉症の違い
寒暖差アレルギーは花粉症と症状が似ている為、
花粉症と勘違いしてしまうことがあります。
アレルギー症状が出た時に花粉症と区別するポイントは2つあります。
ひとつは目が充血する等の炎症を起こしているかどうか。
目が充血していれば花粉症の可能性があり、
充血していなければ寒暖差アレルギーの可能性があります。
ふたつ目は鼻水の色が透明かどうか。
鼻水が黄色であれば花粉症や風邪、
透明であれば寒暖差アレルギーの可能性があります。
寒暖差アレルギーの主な症状
寒暖差アレルギーの主な症状には
・鼻水
・鼻づまり
・くしゃみ
・せき
などのが一般的な症状です。
先程も申し上げましたが花粉症や風邪とさほど変わりありません。
この他にも自律神経の乱れからくる食欲不振、
不眠、イライラする、疲れやすいといったものがあります。
この辺が花粉症や風邪との違いでしょうか。
くしゃみやのどの痛みからの簡単な対処法
寒暖差アレルギーはウイルスやアレルギー物質により引き起こされているわけではありません。
なので特効薬はありません。
寒暖差アレルギーの対策はこのアレルギーの原因である温度差を作らないことです。
寒暖差アレルギーを予防する方法は温度差を最小限にし、
自律神経のバランスを整えるのがポイント!
また、予防法を以下にまとめたので参考にして下さい。
・上着をこまめに脱いだり着たりして体に極端な温度差が起きないようにする。 ・マフラーや手袋、タイツ等を着用して外気に触れる部分を減らす。 ・汗をかいたらすぐに着替えて体温を奪われないようにする。 ・マスクをして鼻の粘膜を潤し、温める。 ・ぬるめのお風呂にゆっくり入り、自律神経を調節する。 ・にんにくやしょうが等血行を良くするような食事を取る |
まとめ
寒暖差アレルギーの症状や花粉症との違いや対処法をまとめました。
これからは寒くなる季節なので、
寒暖差アレルギーをお持ちの方は
温度の変化に気を使って過ごす事をおすすめします。
もちろん風邪などにも気を付けましょうね^^