溶連菌感染症の子供の症状は?親や大人にも感染するの?
- 2014/10/18
- 病気やアレルギー
子供が溶連菌に感染すると心配な点が多々あると思います。
例えば
「これからどのような症状が出るのか?」
「抗生物質は飲み続けても大丈夫なのか?」
「子供が感染したら親や大人にも移るの?」
「一度治った場合、周りに溶連菌感染者がいたらピンポン感染するの?」
などなど、疑問や不安があると思います。
そこで子供の事を大切に思うあなたのお役に立てるよう
溶連菌感染症に子供がかかった場合の疑問点や不安点を
払拭出来る様色々調べてみました。
溶連菌感染症の子供の症状は?
まず、「溶連菌って何?」
と疑問に思っている方は↓↓↓の記事を参考にして下さい。
溶連菌感染症とは?原因と大人の症状と治療方法!
溶連菌に感染するのが最も多いのは5歳〜15歳の小児です。
初期に子供に現れる症状は咽頭痛及び発熱ですが、
嘔吐、頭痛、腹痛、関節痛が出ることもあります。
またのどの炎症に関連して中耳炎を起こすこともあります。
その後の出方には個人差がありますが、
かゆみをともなう赤い発疹が首、胸、手や足に出始め、
全身に広がることもあるようです。
発症から3〜4日すると、舌がイチゴのようにぶつぶつになる
いちご舌の症状が現れ、同時に口角も荒れてきます。
また、アトピー性皮膚炎の子供が溶連菌感染症を発症すると
重症化することがあります。
なので、医師にその旨を伝え、ご相談した方がいいでしょう。
3才以下の子供が感染した場合は、熱や発疹は出ずに
単なるのど風邪の症状になることもあります。
その場合にはウィルス性の扁桃炎等と間違いやすいのですが、
細菌性の病気はウィルス性の病気と違い自然に治ることはありません。
なので、2日以上のどが腫れて痛んだり、
高熱が続く時には小児科を受診するようにしてください。
なお、学校保険安全法では溶連菌感染症は第三種に位置づけられています。
⇒医師への受診日とその翌日は登校・登園が
出来ないことになっております。
有効な抗生物質を摂取後、
24時間が経過すると感染力はほとんどなくなります。
発疹の状態などをみて学校や幼稚園側と相談しながら
登校・登園日を決めるようにしましょう。
子供が溶連菌に感染した場合、親や大人にも移るの?
溶連菌は咳やくしゃみなどにより飛沫感染します。
大人は抵抗力がある為感染しにくいと言われています。
しかし、抵抗力の下がっている大人や
妊婦にも感染することがあります。
統計では兄弟間で約50%、
親子間では約20%感染するという結果が出ています。
溶連菌はピンポン感染にもご注意!
溶連菌の感染力は発症し始めの急性期に最も強いと言われています。
家族内でピンポン感染してしまう方も少なくなりません。
もし溶連菌感染症にかかってしまった家族がいる場合は
同じ食器を使うことは避けましょう。
また家族のひとりがかかった場合、
特に普段一緒に遊んでいる兄弟は一緒に受診するようにしましょう。
そして場合によっては兄弟も一緒に抗生物質を摂取しましょう。
(医師に判断を仰いでください。)
家族内でピンポン感染してしまうことを避ける為には
誰も溶連菌に感染しないことが一番です。
溶連菌感染症も他の感染症と同じく、
手洗いやうがいをすることで予防できますので、
徹底するようにしましょう。
また、飛沫感染を予防するためにはマスクも有効です。
まとめ
溶連禁感染症にうちの子供がかかったらどうしたらいいの?
と疑問や不安に思うお母さんに向けてこの記事を書きました。
私もあなたと同じように小さい子供がいるので、
子供を思う気持ちが痛いほど分かるんですよねー
少しでもあなたのお役に立つことが出来たなら嬉しいです^^
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