【衣替え】防虫剤の臭いを取り除く方法と正しい防虫剤の選び方
- 2016/7/15
- 生活
夏服を出した時に、防虫剤のツーンとくる強烈なにおいで頭が痛くなり、着ようと思っていた服が着られなかくなっていたことありませんか?
たまに、衣服から防虫剤の臭いがする人もいますよね。
衣替えの時期になると、「匂いがしない防虫剤があればいいのに・・・」と思っているのは私だけではないと思います。
そこで本記事では、臭いが気にならなくて安全な防虫剤や衣類についた防虫剤の臭いを取り除く方法をご紹介致します。
臭いのきつい防虫剤の成分とは?体に悪影響を与えるの?
臭いがきつい防虫剤と言えば、真っ先に浮かぶのがナフタレンだと思います。
実はこのナフタレンは、かなり毒性が強いのです。
ナフタレンが人体に与える有害性は以下の通りです。
1.手で直接、触れると炎症を起こします 2.臭い(成分が気化したもの)を多量に吸うと、頭痛、吐気、眩暈を起こします 3.誤って食べてしまうと、下痢、嘔吐、腎障害、昏睡、死に至ることもあります。 4.発癌性があります。 |
また、有害性はナフタレンだけではありません。
市販されている化学合成の防虫剤のほとんどに有害な成分が含まれているのです。
有害な成分まとめ
・パラジルクロロベンゼン:目、鼻への刺激性、頭痛、嘔吐、眩暈、発癌性 ・ピレスロイド系:内分泌攪乱物質含有、発癌性 |
また、化学合成の防虫剤はアレルギーを引き起こす原因にもなります。
防虫剤の臭いを早く取り除く方法まとめ
では、衣替え時期の気になる防虫剤の臭いを取り除くにはどうすればいいのでしょう?
まず、時間に余裕があるときに、2.3日風通しの良いところに干せば臭いはとれます。
ただ、2,3日風通しの良い場所におくのでは時間がかかります。
そこで、直ぐに着たいときに、臭いを取る方法をご紹介します。
すぐに臭いを取り除きたい場合は、ドライヤーの冷風を20㎝程度離して当てます。
それでも臭いが気になるときは、スチームアイロンで2.3㎝離して蒸気を当ててください。
蒸気と一緒に臭いも飛びます。
少し、そのあと陰干ししてください。
臭いが気にならない防虫剤の選び方のポイント
市販されている無臭のものがありますが、やはり有害性はあるようです。
お勧めは天然成分の防虫剤です。
ハーブやクスノキ、レッドシダーを使用したものが、ネット通販で売られています。
たまに、ハーブの防虫剤など市販でありますけど、臭いは強烈のようです。
天然成分のものは、臭いもほとんどなく、あっても優しい木の香りです。
アレルギー性もないですし安全です。
クスノキは虫が嫌いで、レッドシダーの成分に防虫効果があるそうです。
手作り防虫剤のすすめ|香りのよいアロマが効く!?
最後に簡単に作れて安心なアロマの防虫剤の作りかたを説明します。
クローゼットやタンスに使うのにお勧めです。
用意する物
重層50g アロマオイル(精油)10〜20滴 だし、お茶パック 布 リボン、紐
作りかた
1.ビニール袋に重層、アロマオイル入れて、よく混ぜます。 2.中身をパックに入れます 3.お好みの布で包んで、紐かリボンで結びます。 4.香りがなくなったら交換します。 |
防虫効果のあるハーブは、ラベンダー、ペパーミント、セラジウム、ユーカリ、ディートリーなどです。
ハーブの気持ちの良い香りが衣類にも付いて、気分よく着ることができます。
まとめ
以上、衣替え時期によくある、服に付いた防虫剤の臭いを取り除く方法と家庭で出来る安全な防虫剤の作り方をご紹介しました。
市販で売られている防虫剤は、意外と怖いのがご理解頂けたでしょうか。
小さいお子さんは、食べてしまう危険があるので特に注意が必要です。
我が家は食いしん坊のワンコ2匹が、何でも食べてしまうので怖いです。
ちなみにハーブは、イヌの健康にいいのを本能で知っているのか、お花や葉っぱも好んで食べてしまいます。(ベランダに植えていたのを食べられてしまいました)
アロマオイルはハーブのお店やネットでも買うことができますよ。
是非参考にして下さい。