【旭川冬まつり2017】日程とゲストは?気温とおすすめの服装、駐車場情報まとめ
- 2016/11/30
- お祭り、行事
『旭川市』は、北海道のほぼ中央部に位置し道北地方の経済、産業、文化などの中心であり、鉄道や高速道路の起終点として中核的役割を担っています。
また、『旭川空港』は、国内では東京、中部、関西、大阪など、また国外では台湾(桃園)、中国(上海浦東、北京首都)、韓国(仁川)などとの直行便が就航しており、道北や道東観光の要衝としての機能も果たしています。
因みに、旭川市立の『旭山動物園』は、新しい動物展示方法を開発するなど著名な動物園として知られていますが、その他にも『国際会議観光都市』に認定されており、毎年500万人以上の観光客が訪れています。
旭川は、道央の『上川盆地』に位置する典型的な『内陸性気候』であり、夏と冬との寒暖差が50℃を超えるくらい厳しい自然環境下にあります。
この辺り一帯の厳冬期の気温は-40℃を超えることもあり、1年間の降雪日数が140日以上と全国で最も多いといわれています。
その反面、夏の最高気温が36℃を記録するなど、北海道では余り例がないほど高くなることあります。
そんな旭川市では毎年2月に恒例の冬祭りが実施されます。
北海道だけではなく、本州からも多数の来場者が訪れるイベントなので色々情報を探している方も多いはずです。
そこで本記事では「旭川冬まつり2017」の日程や当日の気温予想、服装などの来場者が気になるであろう情報をまとめてみました。
旭川冬まつりとは?歴史と来場者数
『旭川冬まつり』は、毎年2月に開催される冬の一大イベントで、初回の開催は何と1960年(昭和35年)まで遡ります。
この冬まつりは、1947年(昭和22年)から始まりましたが、その前進は『アイヌの祭礼』の一つである“イオマンテの儀式”だといわれています。
お祭りが始まった当初は、市内の『常磐公園』を会場としていましたが、手狭になってきたことから1986年(昭和61年)に石狩川の河川敷に移され今日に至っています。
会場が広くなったことによって“雪像の巨大化”が可能となり、翌年の1987年(昭和62年)には、メイン雪像の『ガリバー城』が世界一大きい雪像として『ギネスブック』に登録されました。
この大雪像造りの裏には、同時期に開催される『札幌雪まつり』の知名度に対抗し、集客力で負けないような話題作りをしたいとの戦略があるそうです。
大雪像づくりは、市内に駐屯する『陸上自衛隊第2師団』の部隊が中心となって、完成までに約1か月を要する大仕事なのです。
大雪像の周辺には、『氷の滑り台』、『巨大迷路』、『スノースクート(自転車式そり)』、『馬そり試乗』などのアトラクションスクエアーが設営されるほか、市民グループなどの小雪像も設置されます。
なお、お祭りの期間中は、メイン会場のステージにおいて、『舞踊』、『お笑い』、ラジオの『公開録音』など様々なイベントも催されます。
また、1973年(昭和48年)からは、サブ会場の『平和通買物公園』や『七条緑道』で『氷彫刻世界大会』が開催され、市民や観光客の注目を浴びています。
今では、札幌雪まつりの集客数に及ばないものの、延べ100万人にも上る入場者数を誇り、海外からも注目を浴びています。
旭川冬まつり2017の日程とイベント情報!今年のゲストは?
出典:https://pucchi.net/
『旭川冬まつり』の開催期間は、たったの6日間です。
その短い期間中に観客数が100万人にも及ぶ訳ですから、会場付近は大変に混雑します。
今年の第58回『旭川冬まつり2017』は、市営『旭山動物園』の開場50周年に当たることから、そのお祝いも兼ねた内容が計画されているそうでが、開催要領は概ね以下のようなものです。
(1)会場:石狩川旭橋河畔、平和通買物公園(雪像、氷像、花火、各種イベント) (2)日程:2月7日(火)~12日(土) (3)グルメイベント:旭川ラーメン、幌加内そば、ジンギスカン。石窯ピザ、黒ビールなど (4)ステージイベント:計画中(⇒公式サイトはこちら) (5)旭山動物園50周年記念行事:『雪あかりの動物園』、『旭山雪野村』 |
ちなみに旭川冬まつりでは毎年芸能人をゲストとして招いています。
ちなみに昨年(2016年)は「とにかく明るい安村」さんが真冬の中、裸姿でお得意の「安心して下さい!履いてますよ。」のネタを披露していました。
気になる様子は下記動画をご覧になって下さい。
また、残念ながら今年のゲストはまだ発表されていません。
気になる方は公式HPをちょくちょくチェックして下さい。
旭川冬まつりへのアクセス方法と駐車場情報
会場付近には“駐車場はありません”ので、アクセスはJR旭川駅から『シャトルバス』を利用するか又は『徒歩(約20分)』となります。
因みに、冬まつりのメイン会場である『旭橋河畔会場』と『平和通買物公園』巡りは、防寒対策さえしていれば全て“徒歩で回れる範囲”ですので心配はいりません。
車でお出でになる方は、予め市内の有料駐車場に入れてから足を運んで下さい。
2月の予想気温とイベントを楽しむお勧めの防寒対策
『旭川冬まつり』が開催される旭川市の“2月の気象情報”について、『旭川地方気象台』の過去30年の統計を調べてみました。
その結果は、次のようなものでした。
(1)日平均気温:-6.5℃
(2)平均最高気温:-2.1℃
(3)平均最低気温:-12.7℃
(4)最高気温記録:12.2℃
(5)最低気温記録:-38.3℃
詰まり、旭川の2月の気温は日中でも『0℃以下』の世界ですので、しっかりとした防寒対策が不可欠です。
インナーはヒートテック仕様の長そでシャツとタイツ、首にはマフラー、アウターは長めのダウンコート、その上マフラー、帽子、手袋は必携です。
勿論、靴も雪道専用のものを着用し、歩く時には必ずポケットから手を出してください。
もし転ぶと怪我をしますので注意して下さい。
むすび
以上、旭川冬まつり2017の情報をまとめてみました。
旭川からバスで2時間ほどのところに『層雲峡温泉』があります。
この温泉は『石狩川』沿いの切り立った崖(柱状節理)の下に温泉宿が立ち並ぶ、ひなびた温泉郷です。
この温泉郷では、1976年(昭和51年)から始まって既に40年以上も続く、『氷瀑(ひょうばく)まつり』が1月下旬から3月末まで開催されています。
旭川冬まつりの帰りに、是非立ち寄って見てもらいたいイベントです。
夜空にライトアップされた氷の『建造物』や自然をテーマにした『オブジェ』など、幻想的な光景に感動すること間違いなしです。