足の指がよくつるのは何故?病気のサイン?原因と対処法
- 2016/3/7
- 健康
「突然足の指がつって動けなくなった・・・」
という経験はありませんか?
足がつるととても痛いですよね。
しばらくすると治りますが、足がつっている間は身動きがとれなくなります。
「痛かった」で済めばいいのですが、頻繁につるようであれば、もしかしたら何かの病気のサインかもしれません。
本記事では足の指がつる原因と対処法についてまとめました。
頻繁に足がつる方はチェックしてみてください。
足の指がよくつるのは何故?考えられる原因とは?
足の指がつるというのは、自分の意志に関係なく筋肉が以上に縮まり、固まってしまう状態になることです。
足がつる原因は疲れた時につるとか、運動不足の時につるなどとよく聞きますよね。
では、実際にはどんな理由が考えられるのでしょうか。
原因の1つには、筋肉の疲労があります。
体を動かして必要以上に負担がかかると、筋肉に老廃物がたまって筋肉が硬くなってしまいます。
これが筋肉疲労です。
特に激しい運動をした時だけに限らず、立ちっぱなしの仕事をしていたり、急に足を動かしたりした時にも、これが当てはまります。
また、水分や栄養の不足も原因となります。
体に水分が不足すると、血行が悪くなり、筋肉に十分な栄養が届けられなくなります。
特に筋肉の動きを調整するミネラルが不足することで、正常な動きができなくなるのです。
スポーツをした後に足がつりやすいのは、この2つが同時に起こるためです。
筋肉も疲労し、汗をかいて水分やミネラルが不足してしまうというわけですね。
その他にも、体が冷えると水分不足と同じく血行不良となり、足がつりやすくなることもあります。
冷え性の人は、足を温めると予防になりますよ。
足の指がつった時に考えられる病気のサイン
ただの疲れであればいいのですが、場合によっては何かの病気のサインとして足の指がつることもあります。
その場合、他にもいくつかのサインが出ていることが多いものです。
あまり頻繁に足がつり、他の症状もあるという場合は注意が必要です。
どんな症状が見られるのかを知っておきましょう。
片方だけ手足がしびれる・麻痺する、上手くしゃべれない、めまい
これはとても危険なサインです。
脳梗塞や心筋梗塞の疑いがあります。
手足がしびれる、喉が異常に渇く
喉が渇いてお水を飲む量が増えた場合などには、糖尿病を疑いましょう。
自覚症状があまりないまま発病してしまうことも多いようです。
手足が冷える、上手く歩けない
閉塞性動脈硬化症の疑いがあります。
血液の流れが悪くなって、手や足に潰瘍ができたり壊死したりしてしまう病気です。
腰が痛い
腰にも痛みを感じる場合は、椎間板ヘルニアかもしれません。
他に肝臓や腎臓の疾患なども考えられます。
少しでも普段と違う症状があるのなら、迷わず病院に行きましょう。早期発見が重要ですよ。
足の指がつった時の対処法
足の指がつってしまったら、できるだけ早く治したいですよね。
痛みを和らげるために具体的にどうすればいいのかをご紹介致します。
まず、縮んで固まってしまった筋肉を伸ばしてあげましょう。
つってしまったのと反対の方向へ、ゆっくりと伸ばしていきます。
私も足の指がつった時に、反対側に伸ばせばいいと言われてやったことがありますが、いきおいよく伸ばしてしまったために、悪化して更に痛い思いをしたことがあります。
あくまでもゆっくり、慌てずに慎重に伸ばしましょう。
ゆっくりと伸ばして筋肉が軟らかくなれば、痛みはかなり和らぐでしょう。
そうなったら、次はマッサージをします。
つった指を中心に、足全体をゆっくりマッサージしてあげることで血行が良くなり、元の状態に戻すことができます。水分を補給するのも忘れずに。
また、足の指がつるのを予防する体操と言うのも紹介されています。
簡単なので、よくつるという人は試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
以上、足がよくつる原因や対処法をわかりやすくまとめてみました。
あなたのお役に立ったでしょうか?
脚がつらないようにするには、十分な休養が必要です。
また大きな病気にかかった場合、ほとんどの人が初期症状を見逃しています。
「たいしたことではない」
と思わずに、慎重に対応しましょう。