名刺の渡し方手順やマナー|複数いる場合や名刺入れがない場合は?
- 2015/2/6
- ビジネス
社会人にとって、初対面の方との
名刺交換の場面は大事なセレモニーですね。
第一印象が良くないと、
その後の仕事にも支障が出てしまうことも。
「営業職じゃないし、社外の人と会う機会も少ないから」
と油断していませんか?
社会人としてのマナーを身に付けておくことも大事な仕事のひとつです。
と言う事で今回は、
名刺交換の正しいマナー
についてご紹介します。
合わせて名刺を渡す相手方が複数いる場合の渡し方。
「しまった・・・名刺入れを忘れてしまった。」
なんて時の対処法もご紹介致しますので
是非参考にしてみて下さい。
名刺の渡し方の正しい手順(1対1の場合)
名刺を交換するときの基本は、
お互いの立場を認識し合うこと。
自己紹介をする前に、相手の立場、
そして自分の立場をはっきりと把握しておきましょう。
名刺を渡す順番には、暗黙のルールがあります。
まず、忘れてはいけない大前提は、
⇒「目下の立場の者が、先に名刺を差し出す」
ということ。
では、目上、目下という関係は、
どういうふうに判断すればよいのでしょうか?
「会社同士の関係」においては、
相手の年齢や役職に関わらず、立場は次のようになります。
目上:お金を払う(発注する)側 目下:お金をもらう(受注する)側 |
また、
会社同士にまだ取引の関係がない場合は、
以下のことをマナーとしてわきまえておきましょう。
目上:職位の高い方、訪問先 目下:職位の低い方、訪問する側 |
自分がどちらの立場なのかなどを
きちんと把握して、名刺交換に臨みましょう。
交換の際の名刺の持ち方、受け取り方は
以下の動画を参考にしてみてくださいね。
【ビジネスマナー】今さら聞けない「名刺交換」マナー
複数の相手などとの場合の名刺を渡す順番やマナー
名刺交換は、1対1で行うものとは限りませんね。
1対複数、または複数対複数で
名刺交換を行う場合のマナーをまとめました。
会社同士の立場や職位、訪問する側、
される側についての認識は、1対1の場合と同じです。
それらを基本に、以下の流れで名刺を交換しましょう。
[illust_bubble subhead=”正しい名刺交換の仕方” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]1. 上司同士が名刺交換します。2. 上司と相手の部下、または担当者が名刺交換します。
3. 続いて部下が相手の上司と名刺交換します。
4. 部下同士、または担当者同士が名刺交換します。[/illust_bubble]
くれぐれも、上司より先に部下が名刺を差し出すことがないように!
複数との名刺の交換の際に
注意すべきことが、もうひとつあります。
⇒受け取った名刺を1枚ずつ名刺入れに
しまってから、次の相手との交換に移るということ。
相手の名刺を丁寧に扱うということは、
相手に敬意を示すことです。
初対面の場でも慌てずに、
落ち着いた態度で相手の信頼を得ましょう。
名刺入れがない場合や忘れた場合の対処法
「名刺入れを忘れてしまった・・・」
「名刺を切らしてしまった・・・」
と言った場合も慌てなくて大丈夫です。
名刺入れがない場合の対処法をご紹介します。
誰でもミスはしますし、
外出先で名刺を切らしてしまうこともありますね。
「お相手に渡すための名刺がない!」
という事態になっても落ち着きましょう。
ビジネスには、トラブルはつきもの。
トラブルに冷静に対応できる能力があることを、
相手に見てもらうチャンスだと思いましょう。
一番してはいけないのは、
慌てたようすを見せてしまうことです。
まず、
名刺が手許にないことを真摯にお詫びし、
冷静にリカバリーしてくださいね。
営業マナー 名刺を切らしてしまった 名刺を忘れてしまった時の対処法
まとめ
名刺の正しい渡し方やマナーについてまとめました。
これから社会人として第一歩を踏み出すあなたのご参考になれば幸いです。
慣れてくると儀礼的になりがちな名刺交換。
でも、名刺の扱い方であなたの人柄や
自社の社員教育のあり方が評価されています。
身だしなみも大事ですが、
落ち着いた所作もビジネスマンの大事なマナーです。
好印象を相手に与えて、
ビジネスを円滑に進める足掛かりにしてくださいね。
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